| 
            
               | 映 画 |  
               | 邦 題 | アダムのブルース/天才トランペッターの愛と挫折 |  
               | 原題 | A Man Called
                  Adam   |  
               | ジャンル | ジャズ映画 |  
               | 監督 | レオ・ペン |  
               | 脚本 |  |  
               | 撮影 |  |  
               | 国・年度 | 米 1966 劇場未公開・ビデオ発売 107分 |  
               | ソース | DVD |        | 破滅的なジャズ・トランペッターをサミー(吹替えはナット・アダレイ)を演じ、豪華出演もいいが、
          メル・トーメが “オール・ザット・ジャズ”を唄うシーンが
         もうけもの【解説】
 主人公アダムは才能も人気もあるジャズ・トランペッターだったが、10年前に自分の不注意で起こした事故で妻子を亡くし、バンドのピアノ奏者レスを失明させてしまった。それを悔いながら酒に溺れつつ音楽生活を続けていたが、敵を作るばかりで次第に演奏の場を失っていた。その晩も客の反応に怒って公演先から酔ってNYへトンボ返り。ツアー中部屋を貸す話をすっかり忘れ、自室にいた老人をどやしつける。彼こそ尊敬するコルネット奏者“スウィート・ダディ”だった。オマケにその孫娘クローディアを強引に口説こうとする醜態を演じ、恥じ入った彼は翌朝、いつまでも滞在してくれと彼らに詫びるのだった。やがて、アダムは市民権運動家であるクローディアを真剣に愛し、変わり始めるが、暗い過去を払拭できずたびたび荒れた。相手はレスだったり、仕事を回してくれるプロモーター、マーニーだったり。その怒りには狂的なものがあった。が、クローディアや彼がペットを教える白人青年ヴィンスの援助で、遂に宿怨の出生地、南部ツアーを成功に納めることができた。しかし、ヴィンスに襲いかかる差別主義者の暴徒を前に為す術もなく立ち尽くし、クローディアにも見捨てられる。雲隠れのアダムは労務者までするが、仲間の演奏に招かれ、そこで一世一代のプレイをし、舞台の上で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
 【配役】
 サミー・デイヴィス・Jr(アダム・ジョンソン)、オシー・デイヴィス(友人ネルソン)、シシリー・タイソン(スウィート・ダディの孫娘)、ルイ・アームストロング(スウィート・ダディ)、フランク・シナトラ・Jr(白人青年ヴィンス)、ピーター・ローフォード()ロモーター、マーニー)、メル・トーメ、ジェラルド・オローリン
 【逸話】相手役のシシリー・タイソンはこの後に本当に天才ジャズマンのマイルス・デイビスと結婚する
 | 
   
      | 
            ジャズ・トランペッターを熱演する
         デイヴィス・Jのトランペットは
               | 音 楽 |  
               | 音楽監督 | ベニー・カター |  
               | 主題邦題 | アダムのブルース/天才トランペッターの愛と挫折 |  
               | 主題原題 | A Man Called
                  Adam |  
               | ジャンル | Jazz |  
               | 作曲 | ベニー・カター |  
               | サントラ | LP
                   RIPRIESER-6180 (lp/us) |  
               | ソース | ジャズスコアを確立したベニー・カターの代表作 |  ナット・アダレイの吹替
 | オリジナルサウンドトラック●A Man Called Adam アダムのブルース
 1. Main Title: All That Jazz、2. Want to Be Wanted ( Sammy
         Davis Jr.)、3. Go
         Now、4. Someday
         Sweetheart(Louis Armstrong)、5. Ain't I、6. Soft Touch、7.
         Claudia、8. All That Jazz - Mel Torme、9. Back Of Town
         Blues( Louis Armstrong)、10. Night Walk、11. Whisper To
         One( Sammy Davis Jr.)、12. Claudia 、13. Crack Up (Playboy
         Theme)、14. All That Jazz( Mel
         Tormeがこの曲を歌う場面がいいのだ)
 
 
  【演奏】ルイ・アームストロング(tp,vo)、サミー・デイヴィスjr(vo)、メル・トーメ(vo)
 |