エドアール・モリナロ監督、アート・ブレーキー初のシネ・ジャズ作品。
【解説】
恋人が巻き込まれた、人身売買の陰謀に立ち向かう男の活躍を描いたサスペンス。ある女性が誘うパーティに、主人公の恋人が招かれたが、その女の正体はギャングの情婦だった……。
【配役】
ロベール・オッセン、フィリップ・クレイ、マガリ・ノエル、エステラ・ブラン、ジャヌ・マルカン
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

オリジナルサウンドトラック
●殺られる 　ベアトリスのブルースとフィナーレ
1.「殺られる」のテーマ、2. ピエールとベアトリス、3. ナゾール、4. トム、5. 路地の追撃、6. 内緒話はやめろ、7. 車内のマンボ、8. メルラン、9. かれ自身のために、10. ドゥードゥーのブルース、11. マルセルのブルース、12. ヴァヴァのブルース、13. パスキエ、14. クアリオ、15. レオ・ファルの別れ、16. サスペンス、17.「殺られる」のテーマ、18. ピエールとベアトリスのフィナーレ
　 　 　
【演奏】
Lee Morgan（tp）、Benny Golson（ts）、Bobby Timmons（p）、Jymie Merrit（b）、Art Blakey（ds）

録音時間3時間という厳しい時間内での吹き込みをメッセンジャーズの音楽監督ベ ニー・ゴルソンがこなした
有名な『殺られるのテーマ』はゴルソンの既曲「ブルース・オン・マイ・マインド」と異題同 曲、残りの10数曲も既制の曲をアレンジしながら新たに作曲するという職人技に驚かされる。