|  小説家を見つけたら Finding
         Forrester
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      |  | 【解説】人は決してひとりでは生きていけない。かけがいのない誰かとの出会いを通して人は本当の自分を発見するもの……。『小説家を見つけたら』は、そんなテーマを文学というモチーフを通して穏やかに語りかけてくる美しい涙と感動の物語。『グッド・ウィル・ハンティング旅立ち』のガス・ヴァン・サント監督、『ザ・エージェント』『恋愛小説家』のプロデューサー、ローレンス・マーク、そして3人のオスカースタッフ・キャストが総力を結集して贈る、生の希望あふれるニューヨーク感動ストーリー。主人公はニューヨークで暮らす16歳の少年ジャマール・ウォレス。偶然か運命の導きか、彼が見つけたのは40年前、ピューリッツアー賞に輝いた処女作一冊だけを残して文壇から消えた幻の大作家ウィリアム・フォレスター。少年に文学の才能を見出した大作家は彼の導き手になると同時に、自らも心閉ざしてきた人生にピリオドを打ち、忘れかけていた夢を実現すべくもう一度外の世界へ踏み出して行く。
         社会に背を向けたまま人生の黄昏を迎えようとしている偏屈な老作家と、人生の出発点で試練を経験する作家志望の少年とのユニークな出会い、そしてやがて師弟の関係を超えた友情で結ばれたふたりが互いに相手から教わりながら成長していく姿──少年は作家から文学と人生を学び、老人は彼によってにもう一度ペンを取り、世界と向き合う力を与えられる──を、晩春から初夏のニューヨークを舞台に、アメリカ現代文学とマイルス・ディビス満載のジャズへのオマージュを散りばめながら描いた上質の作品である。
 【配役】
 ウィリアム・フォレスター・・・ショーン・コネリー/ジャマール・ウォレス・・・ロブ・ブラウン/クレア・スペンス・・・アナ・パキン/クローフォード教授・・・F・マーリー・エイブラハム/テレル・・・バスタ・ライムス
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               | 音 楽 |  
               | 音楽監督 | 「ハル・ウィルナー」 |  
               | 主題曲・邦題 |  |  
               | 主題曲・原題 |  |  
               | ジャンル | jazz |  
               | 作詞、作曲 |  |  
               | サントラ | 「Finding
                  Forrester」 |  
               | ソース | CD ソニージャズ:SRCS-2437
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               |  |  |  | 【解説】マイルス・デイビス〜オーネット・コールマン〜ビル・フリゼールといったジャズの巨人達の名曲をふんだんに使った
         ハル・ウィルナー・プロデュースによる最高のサウンド・トラック・アルバムに仕上がっている。また、8曲目の「虹の彼方に〜この素晴らしき世界」を演奏している、ちょっと変わった名前の演奏家イズレエル・カマカヴィヴォオレはうハワイ出身アーティスト・・・この演奏がまた出色、本当に素晴らしい。
 【サントラ】
 1:リコレクションズRecollection-マイルス・デイビス
 2: リトル・チャーチLittle Church-マイルス・デイビス
 3:ブラック・サテン Black Satin-マイルス・デイビス
 4:アンダー・ア・ゴールデン・スカイUnder A Golden
         Sky-ビル・フリゼール
 5:ハッピー・ハウスHappy House-オーネット・コールマン
 6:虹の彼方にOver The Rainbow-ビル・フリゼール
 7:ロンリー・ファイア Lonely Fir-マイルス・デイビス
 8:d虹の彼方に〜この素晴らしき世界Over The Rainbow / What A
         Wonderful Worl-イズレエ ル・カマカヴィヴォオレ
 9:ヴォネッタVonetta-マイルス・デイビス
 10:コッファローのテーマCoffaro's Theme-ビル・フリゼール
 11:フォリナー・イン・ア・フリー・ランド Foreigner In A Free
         Land-オーネット・コールマン
 12:ビューティフルE.Beautiful E-ビル・フリゼール
 13:イン・ア・サイレント・ウェイIn A Silent Way
         -マイルス・デイビス(Bill Laswell remix)
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      |  | (「BOOK」データより)
 NYの下町ブロンクスに生まれ育った16歳の高校生、ジャマール・ウォレスには誰にも言えない内緒の愉しみがあった。それは文章を書くこと。学校では文学少年である一面はまったく見せない彼だったが、読書から得た知識の豊富さと書くことへの熱意は誰にも負けないものがあった。そんな彼がある日偶然にも出会ったのは、処女作でピューリッツアー賞を受賞し、その後、姿を消した大作家ウィリアム・フォレスターだった。フォレスターは自分のことを絶対に口外しないことを条件に、ジャマールへの指導を引き受けることになるが…。
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