狙撃者 Get Carter
 映 画
邦 題

狙撃者

原題

Get Carter

ジャンル

バイオレンスアクション

監督

マイク・ホッジス

脚本

マイク・ホッジス

撮影

ウォルフガング・サシツキー

国・年度

英 MGM 1971-1972/02 112分

ソース

主人公カーターの復讐鬼ぶり、クールなアンチヒーローぶりは、リチャード・スタークのピカレスク小説『悪党パーカー』シリーズと双璧。原作に忠実に映画に活かされているのがよろしい。
【解説】
 ロンドン地下組織の一人、カーターは故郷のニューキャッスルにいる 兄が自動車事故により死亡したという知らせを聞き、その葬儀のために 舞い戻る。しかしその事故に疑問を抱き調査を進めるカーターは、それ が地元組織により仕組まれた物だと知る。M・ホッジスのタイトな演出が光るアクション・バイオレンス。
【配役】
マイケル・ケイン(ジャック・カーター)、イアン・ヘンドリー(エリック・ペイス)、ジョン・オズボーン(シリル・キニアー)、ブリット・エクランド(アンナ・フレッチャー)、ジェラルディン・モファット(グレンダ)、ドロシー・ホワイト(マーガレット)、ペトラ・マーカム(ドーリン)、アラン・アームストロング(キース)
  

音 楽
音楽監督

ロイ・バッド

主題邦題

狙撃者

主題原題

Get Carter

ジャンル

作曲

ロイ・バッド

サントラ


「Get Carter」Roy Budd
EMI ODEON /OP 80424
日本のみの発売


1971 UK
PYE/7N.45051
45回転シングルカット盤

ジャズと70年代初期のポップス感をミックスさせた軽妙なサウンドが広がったラウンジ・アルバム
オリジナルサウンドトラック
●Get Carter  
狙撃者
          

ジャズピアニスト、ロイ・バッドは当時24歳だったが既に数本の映画音楽を手がけていたが、すべてオーケストラレーション・スコアで、本作ではじめて少数編成でレコーディングをおこなった。ホッジス監督はこう語っている「ロイは映画のオープニングに、最高にシンプルで美しいハープシコードのタイトル音楽を作ってくれた。彼自身は気づかなくとも、それこそ私の求めていた音だった。だから映画の重要なシーンには、必ずその旋律を入れたんだ」と。

小説
邦 題

ゲット・カーター

原題

Get Carter

ジャンル

バイオレンスアクション

作者

テッド・ルイス

訳者

土屋 晃

出版年度

新訳復刊

出版社

扶桑社文庫

元々、小説は『Jack's Return Home』というタイトルだっ たが、映画のヒットにあやかって小説も『Get Carter』と改題。 日本ではその昔『殺しのフーガ』という邦題で書籍化されていたこともある。長らく絶版状態が続いていた。
テッド・ルイスの原作小説について。帯には「ブリティッシュ・ノワール史上最高の作品」とヨイショ。

                    


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