上流社会  High Society
 映 画
邦 題

上流社会

原題

High Society

ジャンル

ミュー ジカル ロマンチック・コメディ

監督

チャールズ・ウォルターズ

脚本

ジョン・パトリック 原作 フィリップ・バリー

撮影

ポール・C・ヴォーゲル

国・年度

米  MGM 1956-

ソース

LD / DVD

  

これが最後の映画出演となったグレース・ケリーやビング・クロスビーとフランク・シナトラの二大人気歌手が 歌う「フィラデルフィア物語」の大ヒット・ミュージカル版。映画音楽は8年ぶりとなるコール・ポーターが名曲をふんだんに提供して、 映画もその年のヒットした映画となり、「トゥルー・ラブ」はシングルとアルバム共に100万枚以上売り上げて、ポーターの曲の中では最大のヒット曲となる。
【解説】社交界の華トレイシー・ロードはわがままぶりが災いして、幼馴染で人気ジャズ・ミュージシャンのC・K・デクスター・ヘブンと 離婚。トレイシーは堅物のジョージとの再婚を間近に控えていたが、彼 女の事を忘れることが出来ないデクスターはゴシップ誌『スパイ』の記 者マイクとリズと連れてきて、彼女の再婚を妨害しようとする。しか し、マイクもトレイシーに恋してしまい、一人の女性と、三人の男性の複雑な恋愛ゲームの幕が開ける。
【配役】ビング・クロスビー、グレイス・ケリー、フランク・シナトラ、セレステ・ホルム、ジョン・ランド、ルイス・カルハーン、シドニー・ブラックマー、リチャード・ガリック
 

        
 
 

音 楽
音楽監督

ジョニー・グリーン

主題邦題

上流社会

主題原題

High Society

ジャンル

Jazz

作詞作曲

コール・ポーター/ソール・チャップリン/チャールズ・ウォルターズ

主題歌

「トゥルー・ラブ」 オスカー受賞

ソース

LP CAPITOL SW 750 (us) / CD

ビ ング&サッチモの軽妙さと,ロマンチックなビング&グレースのデュエットの2曲素晴らしいの一言だ。

ポーターは「これが ジャズだ」、「トゥルー・ラブ」など 9曲を提供。
High Society 東芝音工 CP-827  LP
1. ハイ・ソサエティ序曲、2. ハイ・ソサエティ・カリプソ(ルイ・アームストロング &ヒズ・バンド)、3. リトル・ワン(ビング・クロスビー)、4. 百万長者になるよりは(フランク・シナトラ~セレス テ・ホルム)、5. トゥルー・ラヴ(ビング・クロスビーとグレイス・ケリー)、6. ユア・センセーショナル(フランク・シナトラ)、7. いとしのサマンサ(ビング・クロスビー)、8. これがジャズです(ビング・クロスビーとルイ・アームストロング)、9. ほんとうですか?(ビング・クロスビーとフランク・シナトラ)、10. 君を愛してもよいかしら?(フランク・シナトラ)
      

【逸話】クロスビーが回想場面で歌う「トゥルー・ラブ」では、ケリーはクロスビーの歌にあわせてハミングすることになっていたが、歌手としての経験がないケリーの歌声に疑問を持った音楽担当のジョニー・グリーンは彼女が歌うことに反対する。グリーンはケリーのパートは吹き替えにするつもりでいたが、これを聞いたケリーは自分の歌を使うよう強く主張してスタジオを説得。何ヶ月も歌のレッスンを受 けてクロスビーとの素晴らしいデュエットを披露する。


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