【解説】
白昼のマンハッタン信託銀行。４人組の強盗による信託銀行での篭城事件が発生する中、汚職疑惑の汚名を払拭すべく意気揚々と現場に急行したＮＹ市警の捜査官フレイジャーだったが、彼を待ち受けていたのは、逃走用のジャンボ機一台を要求する犯人との交渉に無益な時間稼ぎを余儀なくされるものだった。やがて、銀行創設者ケイスの依頼を受けた辣腕弁護士ホワイトと犯人の間での不可解な交渉も行われる中、いたずらのようにも思える膠着状態に違和感を抱いたフレイジャーは、ジャンボ機一台と云う法外な要求にも応じると云う「ウソ」をエサに犯人と接触、その腹の内を探り出すべく直接交渉に乗り出すのだが
【配役】
デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォー

「マルコムＸ」以降、スパイク・リー作品のほぼすべての音楽を手がけるテレンス・ブランチャード作曲
ブランチャードがオーケストレーションを手掛けるテーマ挿入曲"Chaiyya Chaiyya"は、インドの作曲家Ａ．Ｒ．ラーマンのナンバー
オリジナルサウンドトラック
●Inside Man 　インサイド・マン
サウンドトラック
1.Ten Thirty (1:58)、2.Thrown a Bone (2:36)、3. Steve Switcharoo (1:35)、4. Dalton's World (0:45)、5. 357 (0:58)、6. 392 (1:39)、7. 2nd Floor Window (0:47)、8. Defend Brooklyn (1:18)、9. Food Chain (1:12)、10. Above Your Pay Grade (1:28)、11. Everything Hunky Dory (1:30)、12. Frazier's Tour (4:53)、13. Press Here to Play (1:41)、14. Nothing Yet (2:06)、15. Demands In Place (1:00)、16. Here Lies Peter Hammond (2:34)、17. Nazis Pay Too Well (3:55)、18. Nice Talking to You (1:19)、19. They Bugged Us (1:45)、20. Hostage Takedown (2:49)、21. Dr. Phil (1:13)、22. Photo Ops (2:01)、23. ESU Search (1:26)、24. Dalton's Cell (1:12)、25. Follow the Ring (4:18)、26. Good and Ready (2:21)、27. Sapna Awasthi & Sukwinder Singh、Chaiyya Chaiyya Bollywood Joint (featuring Panjabi MC) (6:11 )全27曲56分収録

●テレンス・ブランチャード　1962年ニューオリンズ生まれ。米ジャズ・トランペッター。
ジャズの大御所アート・ブレイキーのジャズメッセンジャーズに参加。これまで11枚のアルバムを発表。96年に発表された「ハート・スピークス〜プレイズ・イヴァン・リンス」ではグラミー賞候補にもなった。またスパイク・リー映画には欠かせない作曲家として知られ、「２５時」（02）の音楽ではゴールデン・グローブ賞のオリジナル音楽賞候補となる。
他にも『ジャングル・フィーバー』（91）、『マルコムX』(92)、『クルックリン』(94)、『クロッカーズ』(95)、『ゲット・オン・ザ・バス』(96)、『サマー・オブ・サム』(99)などリー監督作に参加。その他代表作に『ポワゾン』(01)、『ニューヨーク最後の日々』(02)など。