唇(くち)によだれ  L'eau a La Bouche
 映 画
邦 題

唇(くち)によだれ

原題

L'eau a La Bouche

ジャンル

エロティック ドラマ

監督

ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ

脚本

ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ/ジャン・リシェ

撮影

ロジェ・フェルー

国・年度

仏 映配 1959-1960/06  87分

ソース

DVD

ヌーヴェル・ヴァーグを支えた『カイエ・デュ・シネマ』の編集者ジャック・ドニオル=ヴァルクローズの初監督作品。その後、監督は1970年「La Maison des bories(風の季節)」Marie Dubois(マリー・デュボワ)主演一本で終わっている。シネ・フィルらしい細部の知的な仕掛けや、スクリーンを彩るレコード・プレイヤーやファッションなどのエッセンスが、当時のパリのモードを感じさせる。メイド役のベルナデット・ラフォンはトリュフォーの『あこがれ』でデビューし、シャブロルの作品などで知られる、フランスの人気コメディエンヌ。
【解説】
祖母の遺産相続のため、ミレナは子供時代以来会っていない従兄妹のジャン=ポールとセラフィーヌを呼び寄せる。そこにジャン=ポールの到着が遅れることを告げるためセラフィーヌの恋人ロベールがやって来るが、とっさに自分がジャン=ポールだと言ってしまう。公証人ミゲルも加わり、ミレナとロベール、セラフィーヌとミゲルの2組は急速に接近。そこに若いお手伝いと召使も加わり、6人の恋愛ゲームが展開される…。

【配役】
ベルナデット・ラフォン、ポール・ゲール、フランソワーズ・ブリオン、アレクサンドラ・スチュワルト

           

音 楽
音楽監督

セルジュ・ゲンズブール

主題邦題

主題原題

L'eau a La Bouche

ジャンル

Jazz

作曲

アラン・ゴラゲール

作詞

セルジュ・ゲンズブール  L'eau a la bouche

ソース

EP()

音楽指揮アラン・ゴラゲールは1959年のJ'Irai Cracher Sur Vos Tom(墓にツバをかけろ)のテーマ曲"Blues de Memphis(褐色のブルース )"で有名。そしてセルジュ・ゲンズブールが初めて映画音楽を担当というコンビの作品。ゆったりしたラテン調の主題歌は、けだるい雰囲気の本作に非常にマッチしている。
【音楽】
オリジナルサウンドトラック
L'eau a La Bouche   PHILIPS 45pm mono FL-1002  EP
セルジュ・ゲンズブールはラテン・パーカッションをフランスで最初に取り入れたミュージシャンだそうだ。 モノラル盤  ステレオ盤   
アラン・ゴラゲールによるシネジャズ。セルジュ・ゲンズブールがチャチャチャのリズムで恋の鞘当てゲームを唄う。 女夏の日の中女たちがベランダで日光浴をしながらポータブルプレイヤーでJAZZを満喫しているしーんがいかしている


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