レニー・ブルース  Leany
 映 画
邦 題

レニー・ブルース

原題

Lenny

ジャンル

芸人伝記

監督

ボブ・フォッシー

脚本

ジュリアン・バリー

撮影

ブルース・サーティーズ

公開年度

1974-1975 b&w 112

ソース

VHS/DVD

【解説】
離婚、麻薬、肺結核と私生活では恵まれず、政治や社会の痛烈な風刺芸で偽善的な権力に抵抗し、喝采を浴びたボードビリアン、レニー・ブルース。ついには大衆からも見放され、風呂場で裸で死んでいったレニーの生涯を、ボブ・フォッシーが演出した狂気の伝記映画で、後の作品「オール・ザット・ジャズ」へと流れてゆくボブ・フォッシーの最高傑作映画だ。時代背景が50年代というだけ在って、レニーが活躍した時代に熱烈な支持を得てきたジャズが、タイトルロールのマイルに始まる背景に、また劇中においてもモダン派のジャズメンが演奏するなど、ジャズファン、コレクターズ・アイテムといった必見異色伝記映画だとおもう。
【受賞】
カンヌ映画祭女優演技賞:バレリー・ペリン
【配役】
ダスティ・ホフマン(ボードビリアンのレニー・ブルース)、バレリー・ペリン、ジャン・マイナー
 
   

 音 楽
音楽監督

ラルフ・バーンズ

主題曲・邦題

レニーのテーマ

主題曲・原題

Thema From <Lenny>

ジャンル

Jazz

作詞

作曲

ラルフ・バーンズ

ソース

LP/CD

【音楽】
劇中歌はラルフバーンズのオリジナルで、ジャッキー・パリスは、L・ハンプトン楽団で歌手として活躍。52年にはC・ミンガスとも競演、53年には新人歌手の首位にも選ばれている「ジャッキー・パリス・ソングス」(Atlantic)
 劇中、ステージで<Aurenthology>を歌っているジャズ歌手は、レニー・ブルースと共に全米楽旅をしたジャッキー・パリスの元夫人で、カナダ出身ののアン・マリー・モス。
また、レニーが手にとって掛けるレコードの曲は、マイルス・デイビス・カルテットのブルーノート盤「MAILES DAVIS VOL.2 (BLUE NOTE 54.3.6 rec)」 に納められている<「心の中に」It Never Entered My Mind>である。<Tempus Fugit>/<Well You Needn't>

【サントラ】
Lenny  MGM  LP
Lenny       CD
1. Opening - Dustin Hoffman /2. Lament - Valerie Perrine /3. We're All The Same Schmucks, Part I - Dustin Hoffman /4. Nan's Dream /5. Intro - Dustin Hoffman/Valerie Perrine/6. Dikes - Dustin Hoffman /7. Honeycomb /8. To Come - Dustin Hoffman/ 9. Time Does It Again/10. Niggers - Dustin Hoffman/11. Aurenthology - Anne Marie Moss12. Dirty - Dustin Hoffman13. It Never Entered My Mind - Miles Davis /14. We're All The Same Schmucks, Part II - DustinHoffman/15. Myrtle's Tune /16. Blah Blah - Dustin Hoffman /17. Flic-Flac/18. Theme From Lenny
【演奏】
マイルス・デイビス(tp)/ホレス・シルバー(p )/パーシー・ヒース(b)/アート・ブレイキー(ds)

 小説
邦 題

レニー・ブルース毒舌のマシンガン

原題

Lenny Blues

ジャンル

芸人伝記 (ボードビリアンの伝記)

作者

ウィリアム・カール・トーマス

訳者

大島豊

出版年度

出版社

ディーエイチシー


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