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                        | 映画 |  
                        | 邦 題 | 夜行列車 |  
                        | 原題 | Pociag
                            Night
                           Train |  
                        | ジャンル | ドラマ |  
                        | 監督 | イェジー・カヴァレロヴィチ |  
                        | 脚本 | イエジー・ルトフスキー、イェジー・カヴァレロヴィチ |  
                        | 撮影 | ヤン・ラスコウスキー |  
                        | 国・年度 | ポーランド 新外映 1959〜196.3 |  
                        | AV | DVD |    | ポーランドの鬼才、イエジー・カヴァレロヴィッチ監督による群像劇。スターリン死後の“雪解け”によって、改革成ったポーランドの映画構造は6つの創作集団別のユニット制となった。その代表格がカワレロウィッチ率いる“カードル”で、アンジェイ・ワイダもそこに属した。この作品はそうしたポーランド映画の充実期に作られた、みずみずしさと力強さを合わせ持つ秀作である。
 【解説】
 年下の男との恋を逃れた主人公マルタは旅に出、ワルシャワからバルチック沿岸に向かう夏の週末の夜行列車に乗り込む。乗客には牧師、弁護士、医師、新婚カップル、不眠症に悩む男などいろいろ。彼女を追う恋人もその中にいた。そして、一人の殺人犯ががいることが分かり、波紋が広がり、それぞれの人生を鋭くあぶりだす。ラスト、終着駅の列車の窓に拡がる北国の夏の海辺の光景が寂寥として美しい。
 【配役】ルチーナ・ヴィンニツカ、
                  レオン・ニエンチク、
                  ズビグニエフ・チブルスキー
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