ウィリアム・P・マッギヴァーンの「明日に賭ける」をロバート・ワイズが映画化したミステリー。
【解説】
復員軍人の前科者、黒人賭博師でナイト・クラブの歌手、元警官の３人が銀行を襲う、白人と黒人の対立をはらんだサスペンスあふれる犯罪映画
【解説】
デイヴ・バーク（エド・ベグリー）は法廷侮辱罪で1年間を服役した、古参の元警官だった。ニューヨークのブロンクス地区の古アパートに住む彼は、生活費欲しさに銀行ギャングを計画した。
【配役】
ロバート・ライアン（復員軍人の前科者）、ハリー・ベラフォンテ（黒人賭博師でナイト・クラブの歌手）エド・ベグリー（、元警官）、シェリー・ウィンタース、グロリア・グレアム、メイ・バーン(vo)
　　　　　　　　　　　　

オリジナルサウンドトラック
●Odds Against Tomorrow　U.A UAL 4061 / UAS 5061 1959.7.16/1959.7.17/1959.7.20 　LP　

ＭＪＱオリジナルメンバーとピアノのビル・エバンス、ギターのジム・ホールなどが参加した、べつテイクで22人編成のブラス・オーケストラによる19トラック。
ジョン・ルイス指揮　MJQ盤
●Odds Against Tomorrow　　　Hollywood　2010.1.4　　MP3
　
1.Prelude To Odds Against Tomorrow、2.A Cold Wind Is Blowing、3.Five Figure People Crossing Paths、4.How To Frame Pigeons 、5.Mornin' Trip To Melton、6.Looking At Caper、7.Johnny Ingram's Possessions、8.The Caroussel Incident、9.Skatin' In Central Park、10.No Happiness For Slater、11.Main Theme : Odds Against Tomorrow、12.Games、13.Social Call、14.Advance On Melton、15.The Impractical Man、16.Waiting Around the River、17.istractions、18.The Caper Failure、19.Postlude
Melvyn Broiles (tp)、Bernie Glow (tp)、John Ware (tp)、Joe Wilder (tp)、John Clarke (tb)、Tom McIntosh (tb)、Ray Alonge (frh)、Paul Ingram (frh)、Al Richman (frh)、Gunther Schuller (frh)、Harvey Philips (tu)、Robert Di Domenica (fl)、Harvey Shapiro (cello)、Joe Tekula (cello)、Ruth Berman (harp)、Milt Jackson (vib,arr,cond)、Bill Evans (p)、Jim Hall (g)、Percy Heath (b)、Connie Kay (ds)、Walther Rosenberg (per)、Richard Horowitz (per) 　
●Odds Against Tomorrow　 US 　Blue Note 　1990.1.5

【演奏】
Ｊohn Ｌewis（p）、Ｍilt Ｊackson（vib）、Ｐercy Ｈeath（b）、Ｃonnie Ｋay（de）
映画「拳銃の報酬」のためにジョン・ルイスが書き下ろしたスコアをＭＪＱが演奏。
酒場のシーンで歌う黒人歌手はメイ・バーンズ。ＭＪＱ/ジム・ホール(g)参加オーケストラ
ビル・エヴァンス指揮
カバーバージョン　　

悪徳警官ハードボイルドが得意の作者

失業中のスレイターに、ある日仕事の口がかかった。暗黒街に名の売れた職業的プランメーカーのノヴァクから、銀行強盗の片棒をかつがないか、と誘われたのだ。一方黒人の賭博師イングラムも、たちの悪い借金の代りに銀行強盗の一味に引きずりこまれた。
冬近い霧の立ちこめる朝、四人の男たちがペンシルバニアの小さな田舎町に侵入した。完璧な計画─少なくとも20万ドルが易々と手に入るはずだった……
一人の慧眼な保安官さえいなかったら。田舎町の銀行襲撃を背景に、白人と黒人の憎悪と愛情、人間性の悲劇を描く感動作！