クリント・イーストウッド監督デビュー作。舞台はジャズフェスティバルで有名なカーメル。後に市長を勤めることになる。いかにもジャッズ大好きなイーストウッドらしい
【解説】カリフォルニア、モントレーの地方局でディスク・ジョッキーとして、モントレイ半島では最高に人気のあるデイブ・ガーランドはKRMLラジオスターで、トビーという恋人がいたが、ある日、突然、デイブの前から姿を消した。その後デイブの放送が始まると、決まった時間に若い女の声で判で押したようにミスティをリクエストしてきた。ある夜、デイブが事務所がわりに使っていバーでイブリン・ドレイバーという娘と知り合い関係を持った。ところが毎晩ミスティをリクエストするのは彼女であることを知る。その晩以来、イブリンは勝手に彼の部屋に押しかけるようになった・・・以来、女の態度が常軌を逸してくる。一度は彼女を振り払ったものの、恋人のルームメイトとして再び姿を現す中盤から、サスペンスのテンションは上がり、恐怖映画さながらのクライマックスまで一気に見せる。
【配役】
クリント・イーストウッド （デイブ）、ジェシカ・ウォルター（ イブリン）、ドナ・ミルズ（トビー）、 ジョン・ラーチ （マッカラム警部）、ドン・シーゲル、ジャック・ギン、アイリーン・ハーヴェイ、ジェームズ・マクイーチン、クラリス・テイラー
酒場のバーテンとして出演しているのは彼の師にあたるドン・シーゲル
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海外版ポスター

音　楽
音楽監督	ディー・バートン
主題邦題	ミスティ
主題原題	Misty
ジャンル	Jazz
作曲	ロール・ガーナー 1954年に

デイブとトビーが関係を深めていく場面で使われるのは、ロバータ・フ ラックの「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw YourFace)」で、この曲は公開翌年に全米ナンバー１になっている。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作： ジョー・ヘイムズ