脱出 To Have And Have Not?
 映 画
邦 題

脱出

原題

To Have And Have Not?

ジャンル

戦争ロマンス

監督

ハワード・ホークス

脚本

ウィリアム・フォークナー

撮影

ジュールズ・ファースマン/シド・ヒコックス

国・年度

1944-1947 b&w 100

AV

VHS/LD/DVD

    H・ホークス 

【逸話】
この作品でデビューしたL・バコールは、雑誌のカバーガールからスカウトされ、ボギーと初めて共演、翌年の45年には結婚にまで進展した記念すべき作品である。それと、バコールの名台詞“私に逢いたくなったら口笛を吹いて”は、後世まで伝えられる名セリフ

アーネスト・ヘミングウェイ原作のベストセラー小説「持つものと持たざること」の映画化。脚本にノーベル賞作家のウィリアム・フォークナーが担当しているが、原作とはかなり遠いものになっている。
【解説】ナチスの支配下になった仏領マルチニック諸島。大型モーターボートを持ち、釣り船屋を営むハリー・モーガンは、ホテルのオーナーをしているジェラール(マルセル・ダリオ)から、レジスタンスの脱出の協力依頼を受ける。断り続けるリアリストのハリーも、ついに立ち上がりレジスタンス側に手を貸すが・・・。
【配役】ハンフリー・ボガード(ハリー・モーガン)、スローレン・バコール(リム)、ウォルター・ブレナン(エディ)、ホーギー・カーマイケル(クリケット)、ジェラールマルセル・ダリオ(V)
       

                            

音 楽
音楽監督

レオ・F・フォーブスタイン

主題邦題

主題原題

To Have and Have Not

ジャンル

Jazz

作詞

ダグラス・ファーバー、キャロリン・リー他

作曲

ホーギー・カーマイケルフィリップ・グレアム

ソース

【挿入曲】
ホーギー・カーマイケル作曲「香港・ブルース Hong KOng Blues」、「Lime House Blues」ダグラス・ファーバー作詞、フィリップ・グレアム作曲、「Am I Blues」グラント・クラーク作詞、ハリー・アクスト作曲、「How Little We Know」キャロリン・リー作詞、フィリップ・スプリンガー作曲
【逸話】
名スタンダード曲「スター・ダスト」の作曲家ホーギー・カーマイケルが、酒場のピアニスト・クリケット役で映画初出演して自作の「香港・ブルースHong KOng Blues」や「Lime House Blues」「Am I Blues」「How Little We Know」などを弾き語りしているのにも注目。バコールも劇中、ホーギー・カーマイケルのピアノをバックに「アム・アイ・ブルース」「ハウ・リトル・ウィ・ノウ」を歌うのだが、バコールの歌の吹き替えがなんと、あのアンディ・ウィリアムスとは驚きだ。
【演奏】ホーギー・カーマイケル(p・voc)、ローレン・バコール(vocアンディ・ウィリアムス)ets' 

小説
邦 題

持つものと持たざること

原題

To Have and Have Not ('37)

ジャンル

戦争ロマンス

作者

アーネスト・ヘミングウェイ

訳者

中田耕治

出版年度

1929年-1954 年

出版社

荒地出版社

        A・ヘミングウェイ 
                  
W・フォークナー


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