【解説】
説明の必要なし、映画ファンならビデオが出ているので是非とも見るべし！　絵画の3/2はゲーム・シーンでともかく理屈抜きに格好良い映画だった。石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」の中でドラマーの裕次郎が、敵対する奴らに、よってたかって煉瓦で手を砕かれる場面があったが、どうもこの映画のパクリじゃないかと疑っている。こんなやくざな映画二度と見れないだろうな。若いうちにこれを観て人生かえられてしまった奴らが相当いるような気がする時代の映画だった。
その後1986年ミネノタ・ファッツとの死闘から既に２５年、足を洗ったエディも、今はタダのセールスマンそんな彼が再びハスラーとして復帰した。そんな設定でマーチ・スコセッシが監督、ポール・ニューマン、トム・クルーズとの共演で「ハスラー2」の映画化が実現し大ヒットした。おりしも日本は一大ビリヤードブーム、この阿佐谷でさえナインボール、スヌーカー迄置いたプール・バーが出現し、ミニスカートをはいた女の子達も、なんとも凄い格好で遊ぶようになっていった。しかし、アッという間、潮が引くようにどこもかしこも営業換えをしていった。四つ玉世代の我々の行く店は、今は無き中杉通りの老舗「新光」だけになり、この店もついにはポケットだけの店になってしまい代替わりしてしまった。ちなみに、阿佐谷には「サンキュー」というもう一軒の老舗の玉突き屋があり（新鈍我楽の前にあった）俺なども漫画家の永島慎二先生などとよく掛け玉をしていたが、幸いにも、このブームが来る前に止めてしまったので、一過性のブームの悲哀を感じずにすんだ。
【受賞】アカデミー賞撮影賞ジーン・シェフトン、美術監督賞受賞
【配役】ポール・ニューマン/ジャッキー・グリーソン/パイパー・ローリー/ジョージ・C・スコット

音　楽
音楽監督	ケニヨン・ホプキンス/ダン・テリー
主題曲・邦題	ハスラー
主題曲・原題	The Hustler
ジャンル	JAZZ
作詞、作曲
サントラ

オリジナルサウンドトラック
●The Hustler　ハスラー 　
1. You Think I'm Your Good Thing 2. Busy Bee 3. Be Proud To Be A Black Man 4. Hustler, The 5. Break Away 6. Things Gonna Get Better7. Never 8. Lovesick Man 9. Freddy's Bag 10. Any Time 11. Woke Up This Morning - (featuring Big Mama Thornton) 12. When I Go Out13. Any Time 14. Lovesick Man 15. Charlie's Bag 16. Things Gonna Get Better 17. Don't Take Your Love From Me18. Blues For Rupez (D Flat Blues)19. Do It Easy　
【演奏】
ラズウェル・ラッド／フィル・ウッズ／ジミー・クリーブランド/ケニータバーンが劇中で演奏
ラズウェル・ラッド／フィル・ウッズ／ケニータバーン/ジミー・クリーブランドは録音にも参加。　

小　説
邦　題	ハスラー
原題	The Hustler
ジャンル	ギャンブル小説
作者	ウォルター・テビス　Walter Devis
訳者	真崎義博
出版年度
出版社

ウォルターテビスの作品（原題）
The Color of Money /The Hustler/The Man Who Fell to Earth /Queen's Gambit/The Queen's Gambit　Hardcover/Far from Home/Mockingbird The Queen's Gambit/The Steps of the Sun/Steps of the Sun/The Steps of the Sun