女が階段を上る時
 映 画
邦 題

女が階段を上る時

原題

ジャンル

ドラマ

監督

成瀬巳喜男

脚本

菊島隆三

撮影

玉井正夫

国・年度

日本 東宝 1960/01/15 111分

ソース

DVD

【解説】
0路を迎えた圭子(高峰秀子)は、高級バーの雇われマダムである。最近店を出て独立したユリ(淡路恵子)の店の繁盛に押されて売り上げは急降下。それでもなんとか圭子を慕うマネージャーの小松(仲代達矢)と乗り切ろうとするが、身持ちの固い圭子は体を使って客を奪っていくユリには敵わない。やがて、圭子と小松が店を移って、しばらくしてユリが自殺する。実はユリは借金まみれでもう首が回らない状態だった・・・夜の世界の空しさを骨身に染みて感じた圭子だったが
【配役】
高峰秀子(矢代圭子)、森雅之(銀行支店長・藤崎)、団令子(純子)、仲代達矢(マネージャー・小松)、加東大介(関根)、中村鴈治郎(郷田)、淡路恵子(ユリ)、山茶花究(バーの持ち主)、多々良純究(闇屋・金貝)、藤木悠究(みゆきの夫・松井)、織田政雄究(圭子の兄・好造)、細川ちか子究(女将・まつ子)、沢村貞子究(ユリの母・とし子)、北川町子究(女給・清美)、中北千枝子究(女給・友子)、横山道代究(女給・みゆき)、野口ふみえ究(女給・夏子)、賀原夏子究(圭子の母・ふじ枝)、東郷晴子究(藤崎の妻・志津子)、本間文子究(関根の妻・みね子)、千石規子究(女占い師)、菅井きん究(下着屋の勝子)
                  

音 楽
音楽監督

黛敏郎

主題邦題

主題原題

ジャンル

jazz

作詞

作曲

黛敏郎

ソース

オリジナルサウンドトラック
●なし
ヴィブラフォンが印象的な黛敏郎のクールなジャズは、昭和50年代の銀座の夜に働く高峰秀子のキリッとした日本女性の着物姿とネオンまたたく華やかな店看板に囲まれた路地の擦れた階段などの景色に重なりながら魅力的に流れて流れる
2008.06.20. MoMAでジャズ音楽がサウンドトラックに使われた映画を特集した上映会とコンサートなどのイベント「シネジャズ「Jジャズスコア」展が開催された。会場のロビーには、映画の一場面の写真、サントラのLPジャケットの展示や、映画のハイライトシーンを編集したビデオを再生する大型モニターなどが設置され、雰囲気を盛り上げた。世界中から選択されたシネジャズのなかで日本からはこの作品と、中平康「狂った果実」の二本が上映された。


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