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第105回　11月場所の2
お題は【凩/小春】でございまぁぁぁ～す！
締めきり：12月15日
優勝
該当者無し

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：17
累積：285
合計：307
5点以上

●舟酔：この季節の露天商、すごく寒いですよね。身重でやった思い出があります
●冬樹：アメ横あたりでの嘱目でしようか。歳末になると売り子のみなさんは、木枯にも負けず精一杯の声を張り上げていますね。夕方になると益々エスカレートしていって・・。「高止まり」という表現に、しっかりとした観察眼（耳？）を感じます。
●土羊：「高止まり」がいいですね、季節感もピッタリ。
●幻灯齋：季語の木枯らしが閑散とした露店の風景を上手くつくりだしています。寒々とした風景の中、背中を丸め通りすぎる通行人に向かって甲高い声が聞こえてきそうです。
●素松：確かに元気も止まってしまいますね。
●三丁目：木枯らしに負けじと声を張り上げても、人はまばら。そんな寂しげな雰囲気がよくでています。
●楽が鬼：毎週第三土曜日、阿佐ヶ谷神明宮の露天商たちは、その元気さえ失いがちなまばらな客にうんざり気味な蚤の市でしたよ
●豆春：露店と木枯らし合ってますね。雰囲気がいいなと思いました。ただ私には高止まりの解釈が難しかったです。
●夏草：この季節、もはやこれ以上はないと思わせるのはやはり木枯らしをおいて他に無いでしょうね。

敢闘賞　

敢闘賞：3
得点：16
累積：483
合計：502
6点以上

●豆春：待合室が教会のように感じられます。虚しいが明るい、対比が好きです。
●かぼす：外の日だまりが暖かいので待合室を皆出ている――そんな風景が浮かびます。
●小酔：小春日の待合室。田舎の駅の待合室は、空っぽが何故か似合いますね。
●舟酔：駅から病院か、のどかさがとても感じられました
●三丁目：無人駅の改札口から広がる空が見え、まさに小春。
●冬樹：最近、中央線阿佐ヶ谷駅にも待合室ができましたね。成る程あそこからだと「小春空」も見通せますね。でもやはり田舎の駅舎の方がお似合いかもしれません。いずれにせよ雰囲気はよく解ります。
●素松：からっぽがのんびりした雰囲気とマッチしていました。
●めだか：同じような経験があります。その医院は閉院してしまいましたが

○○○勝ち越し○○○

得点：15
累積：365
合計：380
7点以上

●楽が鬼：おもしれ～～カラカラに乾いた空気のなかカラカラに乾いたばばぁ総出でなにをしようというのだろう・・・想像力がたくましくなる
●素松：うちの田舎も婆さんが沢山外にいたんですが、何していたんだろう。
●写汰：ちょっと笑って、それからちょっと切なくなりました。
●珍念：そういえば、年寄りって、天気が良くなるとワラワラと出てきますね。亀みたいだ。
●日曜生：婆たちの笑顔と逞しさが感じられます。中七の物々しさが面白い。
●かぼす：「過疎の村」は敢えて言わなくてもいいかなと思いますが、小春日と婆の対比が面白いです。
♪はじめ：婆でなく老婆にして欲しかったです

得点：13
累積：402
合計：415
5点以上

●めだか：木馬の客を風との見立て、いいですね
●天布留：寒々しさを感じさせる句ですね。木馬のまわりで落ち葉がカラコロと音を立てていそうです
●鷹目：かつて木馬に乗り微笑んでいたひと。いっそこのまま凍てついてしまいたい。
●珍念：子供も風邪引くだのなんだの言われて、なかなか外で遊ばなくなりましたね。
●かぼす：木馬は回転木馬とちゃんと言ったほうがいいし、凩に風ときて、中七下五は説明的ですが、凩とメリーゴーラウンドの取り合わせはGood!
●幻灯齋：風でなく何か他の具体があればと思いました。惜しい。木馬の客が風というのに衒いを感じます。また凩と風はやはりつき過ぎかと。
●舟酔：凩と風が気になりますが、可愛らしさが、いいです。
♪楽が鬼：木馬に乗る客と風の接点取り合わせが腑に落ちず妙であろうかとおもわれる、すなわち無理筋。「凩、風」はいわずもがなですね

得点：10
累積：535
合計：545
5点以上

●鷹目：この季節は鯰鍋も格別。徒歩ではつい気忙しいかな？いっそ猪牙舟でも仕立ててと妄想が止まりません。
●三丁目：なんとも、まぁ。小春日に泥鰌とはこれまた粋ですね。
●豆春：橋を渡るとき晴れているのは気持ちがいいですね。泥鰌屋も楽しいし楽しき冬の一日がみえるのがいいです。
●楽が鬼：お江戸風物夏の熱さ我慢の泥鰌鍋・・・季語を重ねてまで無粋じゃ～ござんせんか。でもねリズムが粋な江戸俳句大好き、へってやんで～地にいれちまえ

得点：10
累積：112
合計：122
5点以上

●日曜生：一読したら単純すぎるかと思いましたが、読み返していたらこの句が一番楽しくなりました。足取りの軽さが伝わってくるようです。
●写汰：暖かな冬の日にどこまでも歩いてしまう・・・その気持ちよさが表れています。
●雷雀：小春日のありがたさを感じました。
●はじめ：買うで終わった方が良いと思いました
●天布留：気持ちがよく分かります。幸せなひとときですねぇ

得点：8
累積：30
合計：38
5点以上

●はじめ：厳しさの中にもゆとりを感じました
●利根ノ雫：雰囲気が漂ってきています。
●珍念：そんなに寒いか！！　最近、ダウンだのヒートテックだの、寒がりすぎだと思います。なんつて！？
●土羊：寒さに文句の一つも言いたい気分が伝わります。

得点：6
累積：42
合計：48
5点以上

●夏草：汗ばんだからか、別れるからか、何か見つけたからか、ドラマが小春という季節や空気の微妙さと重なって味わいが豊かです。
●小酔：離した手は再び繋がったか否か。刹那という言葉がドラマ仕立てにしており面白い。
●鷹目：冬の微かな暖かさは、油断させてつながりを断つ。ときに命。
●黒子坊：若い恋人か、はたまた熟年不倫カップルか・・・穏やかな陽気の中の一瞬の恥じらいが何とも。

得点：6
累積：187
合計：193
5点以上

●土羊：糾えるが如しの人生。精神的な寒暖が絶妙。
●写汰：きれいにまとまらな感じが、かえって気になりました。
●阿美土：いやあ、どきっとします。寂しさも漂います。
●黒髪：小春日とうすわらいの組み合わせは、似つかわしくないと思うのですが、興味深い句です。女性が「女」を捨てると、笑顔もうすわらいになってしまうのでしょうか。
●冬樹：恐いですねぇ。女性は物ではないんだから、あまり「捨て」ないほうがいいと思いますが・・、でもこの女の人を拾う気にもなりませんね。失礼。