第118回  6月場所の1
お題は 
滝 でございまぁぁぁ〜す!

締めきり:6月30日
優勝
小酔関
サッカー日本代表のW杯マサカの活躍で飲み過ぎ応援ボケの頭に、マサカの「優勝」のご連絡。
選句して頂いた皆様始め俳句チームメイトの皆様、誠にありがとうございました。
これで南アフリカから日本の現実に戻れます。
この句は多分20年以上前、多分青山の裏通りを歩いたときの実景句です。
そのときの元句は−−お後は掲示板で

優勝

優勝:10
得点:25
累積:341
合計:376
5点以上

●素松:綺麗な言葉を使いうまく表現出来ていると思いました。
●黒髪:風情ある生活感を連想させる「朽ちゆく」が効果的です。
●佳:これこそ、絵を見るような句です。昼顔の淡さがきれいです。
●緑地:黄昏た景色には原色はにあいませんよね。
●珍念:ボロボロの壁と昼顔の花の鮮やかな対比が胸に残りました。
●天布留:朽ちた板塀に薄いピンク昼顔。こんな景色には足を止めたくなりますね

●楽が鬼:いい塩梅の取り合わせを見つけた手柄でしょうね
●草千里:塀もさぞ嬉しいでしょうね。
●日曜生:俳句らしい、整った句だと思います。「朽ちゆく塀」が錆びた鉄製だったらかっこいいな。

殊勲賞

殊殊勲賞:5得点:19
累積:533
合計:557
6点以上

●三丁目:昼顔の捉えどこのなさと母の嘘が、絶妙に響き合っています。ほどよい親子関係が微笑ましい。
●酔魚:句自体もおほらかで小気味良い。
●黒子坊:「おおらかな」嘘、という表現に魅力を感じました。
●小酔:小さな頃、大人の多くの「嘘」になぜだろうと思った。おほらかな嘘はいいもんです。「昼顔」との付かず離れずが良い具合と思いました。
●舟酔:嘘はこうありたい。作者の目も暖かです
●かぼす:昼顔と母の組み合わせがぴったり。ちょっと色っぽい句ですね。
●土羊:雑草の中でつい目を引く昼顔の花。上手い句ですね。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:15
累積:210
合計:238
5点以上

●鷹目:背広をかかえ、シャツの胸を開き、くわえ煙草。足で稼ぐ刑事(デカ)。汗だくで。
●日曜生:刑事と昼顔のとりあわせが面白くて繰り返し詠むうちに、刑事といえども何かユニークなドラマ性や、乾いた暑さを感じました。想像が広がって楽しかったです。
●幻灯齋:昼顔の咲いている所で刑事は何を見つけたのか?何故、半目を隠したのか?証拠は何だ?犯人は?2時間ドラマのサスペンス劇場。乞う、ご期待!!

●写汰:面白味のある句だったので。
●草千里:なぜ刑事?でも昼顔とのコントラストがおもしろい。
●阿美土:張り込みのシリアスさが一瞬絵になってます。
●舟酔:ちょいとマヌケな刑事さんと昼顔がマッチしていい味です
●楽が鬼:コミカルでユーモラス。実はシリアスなのかも

○○○勝ち越し○○○

得点:12
累積:613
合計:625
6点以上

●冬樹:この「昼顔」は、もちろん植物としてのそれでしょうが、深層意識の中に源氏名としての「昼顔」を喚起させる力があり、重層的な構造となって・・いやいや、そんな小難しい解釈をしなくとも、充分叙情溢れる名句に仕上がっていると思いますよ。
●酔象:昼顔の咲くこの時間、ここ(郭跡)に人の気配はない。それらのことをもっとも感じる句であった。
●幻灯齋:昔から同じ所に同じように咲いている昼顔なんでしょうね。何かせつないイメージのある花と廓の取り合わせがいいですね。
●小酔:清く小さく頑固な「昼顔」なら昔の廓も知っているはず。確かに昼顔の雰囲気は、廓の夏の風情に通じるかも。廓知らない世代ですけど。
●佳:昼顔の幸薄い印象ですね。
●珍念:昼顔は何にも知らないけれど、何でも知っているようで……。
●はじめ:世の中の移り変わりにとらわれない自然の力強さを感じました

得点:11
累積:327
合計:338
5点以上

●酔象:傘差しかける老婆の姿をそのまま浮かべてみる、すごい絵姿。たとえばゴッホもどきの筆遣いを想像する、キョーレツ。この老婆は何者だ?、おそろしい、いや、とてつもない歴史を背負っているのだろうか。
●かぼす:ボケちゃってもそんな優しいお婆さんになりたいです。こうもり傘をさしかけて、日陰をつくってあげている背中の曲がった姿が浮かびました

●素松:おばあさんが昼顔と小休止している姿が思い浮かびます。
●緑地:モノクロ映画のワンシーンのようです。
●天布留:「あつかろう」と日傘をさした老人の様子が、ほほえましく思いました。

得点:11
累積:38
合計:49
5点以上

●豆春:この世界とても好きです。かな表記も素敵。地味すぎて源氏の君の目には止まらなかったのでしょう。昼顔に認めし紅の淋しさよ・たかし、を思い出しました。
●三丁目:昼顔からのインスピレーションを、ここまで昇華した技にただただ感心いたします。
●夏草:浅学にて「源氏物語」が下敷きらしいこと朧げに。(原文の)ひらがなではなく漢字を用いたほうが下々には解り易かったのでは。
●黒子坊:全く思い浮かばなかった類の句でした。色々な含蓄があり面白いです。
●天布留:全字ひらがなが目を引きました。諸行無常、盛者必衰ですね。

得点:10
累積:106
合計:116
5点以上

●夏草:〈昼顔〉と〈基地〉、二物をつなぐ柔らかにして鮮明な影、〈やすやす〉という擬態語も効果絶大にして文句無しの天です。
●土羊:繊細さとは対極にある昼顔の影。基地に入れるセンスは秀逸。

●楽が鬼:時が時なら逮捕されそうな句ですね
●三丁目:あきらめ、むなしさ、したたかさ…青空の下の複雑な思いが感じられます。
●幻灯齋:昔、立川基地の中に米軍将校と同行した事があります。昼顔とか将校と一緒でないとやすやすは入れませんね。明快な視点の分かりやすい句です。

得点:8
累積:580
合計:588
5点以上

●かぼす:「顔もつ花」だけに擬人的な中七がうまく活きて、優しいまなざしの句になっていると思います。シンプルかつ昼顔のイメージを自分のものにしているところが気に入りました。
●舟酔:これrもおほらか、マイペースで咲きました
●酔象:昼顔を擬人化した句は多い、ひとり遅れてもまたそうかもしれないが、これは昼顔そのもののを感覚的にうまく捉えた句だと思った。
●黒髪:遅れて咲いた午後のひととき、平和な時間が流れています。
●黒子坊:会社に遅刻をしてしまったときの気分にも通じる句ですね(笑)

得点:10
累積:64
合計:74
5点以上

●写汰:退屈な夏の日がよく表現されていると思います。
●酔魚:長い午後、ずっと見ていたのは、虫なのか花なのか?
●冬樹:「昼顔」の咲く頃、つまり今の季節って本当に午後の時間が長く感じますね。この句、単に「昼顔」に「虫」が這っていた、という報告句のようにも見えますが、下五の主観の叙述によって、作者の現在の意識がふっと表出されたようにも感じました。
●はじめ:午後のけだるをよくあらわしてます

●鷹目:小学校の頃、夏の午後は永遠に続くような気がしました。

得点:8
累積:54
合計:64
5点以上

●はじめ:暑いのに元気を感じました
●黒髪:のどかで微笑ましい風景が目に浮かびました。
●佳:昼顔の庶民的な感じが世間話とあっていますね。

●夏草:世間話も昼顔も確かに〈辻〉に咲くような気がしてきます。 
土羊:暑苦しさの例え上手。体温が上がりそうな句です。

得点:5
累積:218
合計:223
5点以上

●めだか:路傍の花っていう感じですね
●利根ノ雫:昼顔の逞しい姿を見習うべきですね。

●酔魚:昼顔に女の性を重ねるのは、ドヌープの映画なんで しょうか?

● ●●大関負け越し●●●

得点:7
降格:6+1
累積:581
合計:574
8点以上

●阿美土:悲しみの深さがありながら、希望を感じさせます。感情の淵を美しくなぞるようです。
●鷹目:夏の強い日光で、色が飛んだ感じでしょうか。どうにでもしてくれと呟きたくなります。

●緑地:こんな風に詠むとひるがおにシンパシーを感じます。
●利根ノ雫:褪せし紅で薄幸の印象を巧く表現されている


得点:4
降格:3+2
累積:329
合計:324
6点以上

●豆春:暑い日の労働にぴったりの花とわかりました。石ヲ積む、がいいですね。昼顔しか知らない私の苦労、ああ暑い…というような感じでしょうか。
●冬樹:浅学にして、こういう昔話あるいは物語があるのかどうか詳らかにしませんが、非常に気になる句ですね。「昼顔や」と切れば、二句一章(度々ですいません)となり、理解はできるのですが・・。又、「ヲ」を何故片仮名にしたのか・・も気になります。(人賞に選んだのだから、決してけなしているのではありません。)
●めだか:上五下五の入れ替えも可では?昼顔や〜にして、どうですか? 

● ●●小結負け越し●●●

得点:0
降格:5+7
累積:562
合計:551
7点以上

得点:2
降格:2+4
累積:265
合計:259
5点以上

●写汰:ひとつの風景がわかりやすく伝わる句だと思います。
●日曜生:ふと撮った写真のようですね。視点が面白いです。でも、「楚々として」と感じられるので言わないでもいいかと思います。
●かぼす:これはちょっとスル―できませんでした。「ひこばえ」は春の季語。狂い咲きの昼顔がからみついている様子は楚々とはならないですね、残念です。こんな言葉が季語?ということもよくあることなので、季寄せはいつも開いてチェックしたいと思います

得点:0
降格:3+6

累積:439
合計:430
6点以上

●素松:真っ当に歩くと昼顔はマッチしますね
●小酔:「真っ当に歩いた」という貴方の大らかな嘘は、清楚な雑草「昼顔」にぴったりです。

得点:4
降格:3+2
累積:814
合計:809
6点以上

●めだか:うっすらとピンクを「薄化粧」と見立てましたね
●豆春: 濡れてすこし色が濃く見えたのでしょうか。でもすぐ乾いてもとの花に戻るのですよね。花の存在感のなさがよく表れていると思いました。

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:4
降格:2+1
累積:391
合計:384
5点以上

●珍念:昼間の間は口開けっ放し。どこかのおばちゃんのよう?
●阿美土:なんとかわいらしい風情でしょう。風通り、が爽やかさを誘います。

得点:3
降格:-2
累積:35
合計:33
5点以上

●利根ノ雫:昭和の雰囲気が漂う感じです。

得点:3
降格:2+2
累積:185
合計:181
5点以上

●草千里:気持ち良さそうだなぁ、浜辺で昼顔に囲まれて、、、贅沢だ。

得点:0
降格:2+7
累積:536
合計:529
5点以上

得点:0
降格:1+5
累積:14
合計:8
5点以上

得点:0
降格:1+5
累積:76
合計:70
5点以上

得点:0
降格:3
累積:-27
合計:-30
3点以上


無断休場
降格:10
累積:76
合計:66
5点以上

無断休場
降格:10
累積:350
合計:340
5点以上

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