第134
2月場所の1
写汰関
お題は【寒明け】でございまぁぁぁ〜す!

優勝

優勝:10
得点:23
累積:244
合計:277
5点以上

●長閑:明けたといっても寒くて、そうそう、引き寄せるのも億劫なんです、この時期は。シンプルでユーモアも効いていて、お見事です。
●かぼす:昔の漫画のサザエさんにありそう。炬燵から出たくない気持ちが伝わります。兼題をよく捉えていますね〜。
●三丁目:屑篭が遠いという表現が、なるほどであり、おもしろさがある。
●鷹目:活動的になるにはまだちょっと。でも動きたい気持ち。高まる期待。

●酔象:節気とはいえ、布団、炬燵から動けないのが人の実感。これを屑箱の距離で巧みに言いあらわした。
●日曜生:まだ寒い。春は遠い。炬燵かな。屑篭遠い。上手いですね
●おじや:寒の明けって何のことやら分からなかったんですが、そういう事だったんですねぇ!
●黒子坊:コタツからちり紙を投げている画が思い浮かびました。
●利根ノ雫:こたつから出るにはまだ早そうですね
●黒髪:きっとコタツ、もしかしたらストーブ前の定位置 から、ゴミを投げているのでしょう。日常が垣間見えて微笑ましい。
●阿美土/●幻灯齋/●小酔/●楽が鬼/●豆春


殊勲賞

殊勲賞:5
得点:18
累積:692
合計:715
7点以上

●珍念:うちの会社は喫煙スペースが屋上しかなく、そこから日々スカイツリ―を眺めています。どんどん伸びてますよー!
●土羊:さっぱりとした気分を味わいました。
●写汰:絵的な俳句だと思います。●三丁目:スカイツリーでしょうかね。毎日着実に伸びる景色は、ついつい嬉しくなるものです。
●豆春:Kの音が澄んでいて気持ちよく、寒の明の空気感があると思いました。色もきれい。
●冬樹:青空に向かって「伸びる鉄骨」と言えば、やはりスカイツリーを思い浮かべてしまいますが、私はあの塔、何故かあまり高さを感じないんですよね。それはさておき、この句、カ行音の多用によて、鉄骨が自らの意思で伸びているような力強さを感じます。

●黒髪:住宅着工の現場でしょうか。新しい建物をつくる晴れがましさと景気低迷からの脱却を連想させ、個と公の両輪が窺える。
●天布留:スカイツリーでしょうか?我が背すじも、スクッとのびる思い菓子mさう。さぁ!春だ。
●長閑/●日曜生/●かぼす/●鷹目/●酔象
●夏草


敢闘賞

敢闘賞:3
得点:14
累積:389
合計:406
8点以上

●舟酔:人を元気にさせてくれる句ですね。呑んでる場所が動物園じゃなく故郷の大陸なら申し分なしです
●冬樹:「河馬」と言えば、坪内稔典さんの河馬好きは、つとに有名ですが、以前朝日俳壇に「河馬二トン春水二トン動かせり」という句が載ったのを記憶しています。こちらの河馬は「10リットル」と少々控えめですが、「寒明け」の楽しい気分が伝わってきます。
●鷹目:こんなマッシヴに明ける寒とは!?。見事な飛び道具。やられました。
●夏草:〈河馬〉の一語で他を十分に圧しています。普段はど れくらい飲むのか知りませんが、柔らかく温かくなった日差しの中で水 を気持ちよさそうに飲むカバが目に鮮やかです●日曜生:寒明けはまだ寒い。水もまだ冷たい。人間より河馬は春を迎えるのに意欲的なのか。動物の逞しさが気持ちいい句だと思います。「10リットル」がきいていますね。
●かぼす:「10」が気になりますが、雪どけ水の勢いをイメージさせる中七下五が面白いです。
●おじや:伸び伸びしています。10リットル…一升瓶5本半です。

●写汰/●土羊/●三丁目/●幻灯齋/●小酔
●はじめ


○○○勝ち越し○○○

得点:13
累積:225
合計:238
5点以上

●日曜生:太い幹に季節の限定はなくても、視線を上げることに寒明けの気付きがあるように思います。氷が溶けるような湿度が満ちて、柔らかい光の帯が見える。きれいな寒明けです。
●豆春:堂々としていて美しいです。朝の光と空気を感じます、すばらしいです。
●緑地:太き幹が鮮やかに寒暖、明暗、季節を分けている。骨太な作品だとおもいます。
●阿美土:眩しい春を雄々しく誇り高く描いています。
●土羊:少々綺麗過ぎるくらいの美景ですね。
●小酔:光の春から1ヶ月を過ぎると光の強さが感じられます。その光の強さを太き幹に託した表現が面白い。
●酔象/●夏草

得点:13
累積:59
合計:72
5点以上

●楽が鬼:春曙によろしきことを聞く。それも「ひとづてに」と上五に置いたところが手柄。できれば「聴く」の字をひらがなにしたらより言祝ぎの気分が出たのではと思う
●はじめ:なにかひとつ乗り越えたのですね
●かぼす:「ひとづて」が効いていますね。ほんのり色気があって素敵です。
●黒子坊:良い知らせほど人づてに聞くことが多い気がする。その方が嬉しかったりもする。
●土羊:人情味が感じられる優しい句です。
●三丁目:ひとづてに聴く吉報のワンクッションおいた感じが、なぜかぴったりくる気がします。
●素松:吉報で心が暖まるのは良いことですね。

●舟酔/●黒髪/●天布留

得点:11
累積:110
合計:121
5点以上

●夏草:〈統べる〉の語には天(上)から地(下)への視点が もっぱらなのに対して、森が星雲を統べるという逆転、宮沢賢治的世界 を詠みきって見事。作者は秋田出身でしょうね。ちなみに高円寺の同名 喫茶店には昔、よく行きました。
●幻灯齋:宮沢賢治の世界ですね。七つ森のそれぞれの山から見える星雲が一斉に冬の位置からから春の位置へと移った事をイメージされたのでしょう。大きな、気持のいい句です。●おじや:「統べて」がかっこいい!星雲もかっこいい!七つ森ってなんですか?喫茶店?

●緑地:心の頂は、皆それぞれ。僕は浅間山と読み替えてみました。統べるという言葉にはカタルシスを感じます。
●かぼす/●黒髪

得点:10
累積:127
合計:137
5点以上

●写汰:身近にいる鳥のうごきに感じた季節のことが伝わってきました。
●阿美土:春泥を表すとこうですね。陽気にはしゃぐ様が浮かびます。
●小酔:「鳩の喜々とした顔」がどのようなものかは知りませんが、泥に遊ぶ鳩の動作に寒の明けを感じました。
●楽が鬼:作者が意図しないものを詠む楽しみをくれる句。詠み手は「泥に喜々」「鳩の顔」にある隠喩を感じ、どことなく隠微な世界を詠みとり悦に入っている
●おじや/●三丁目/●酔象/●はじめ

得点:13
累積:315
合計:318
5点以上

●はじめ:そうですね気が付けば緩んできましたね
●黒子坊:肩こりもそうですが、年始、仕事始めの慌ただしさや緊張が一段落した感じが伝わりますね。
●利根ノ雫:この台詞が分かる歳になりました
●幻灯齋:ごく当たり前の日常を気張らず季語を上手く使って表現していると思います。脱力した感じに好感を持てます。
●長閑:冬の間ぎゅっと入っていた体の力が少し抜ける感じ、身体と春が結びついていて実感がよく伝わります。
●緑地/●珍念/●おじや/●舟酔/●冬樹
●楽が鬼/●天布留

得点:8
累積:273
合計:281
5点以上

●酔象:通知の事実をなんの装飾もなく言い切ったことで、寒明けの余韻がじっくりひろがった、心地よい。
●素松:気持ちを明るくさせてくれる良い句でした。
●珍念:自分の合格より、子供の合格のほうが嬉しいような気がするのは、年をとったからか?
●利根ノ雫:学生時代に寒さの柔らぎと気持ちの同調があったのを思い出しました。
●長閑/●冬樹

得点:5
累積:392
合計:397
5点以上

●天布留:寒明けといえど、まだ寒い。そんな中の太鼓に胸が晴れ晴れします
●夏草:春を迎えて喜びに満ちた太鼓の音、若々しい娘たちの汗の飛沫、〈みだれ打ち〉という表現が寒明けの雰囲気をよく表しています。
●豆春:太鼓の音がいいです。いよいよ春というのが「むすめ」で出ていると思いました

●阿美土/●幻灯齋

● ●●横綱負け越し●●●

得点:3
降格:10+7累積:712
合計:695
10点以上

●素松:痛み知ると寒明ける。色々考えてしまい一番気になりました。
●豆春

● ●●大関負け越し●●●

得点:2
降格:8+6
累積:633
合計:619
8点以上

●鷹目:寒さから逃れ合うような出会いだったのでしょうか。傍で息づく生命を感じます。
●利根ノ雫/●写汰/●黒子坊/●日曜生/●珍念/●かぼす
●素松/


● ●●関脇負け越し●●●

● ●●小結負け越し●●●

得点:5
降格:6+1
累積:642
合計:635
6点以上

●黒髪:温かくなると正月に次いで第二の始動。あこがれ の地に出向きたくなる気持ちは、春を待つ心そのものですね。
●長閑:季節の変わりそめらしい感慨。気候がよくなって緑あふれる熊野古道に憧れる気持ち、わかります。

●利根ノ雫/●土羊/●はじめ

得点:4
降格:6+2
累積:560
合計:552
6点以上

●小酔:「暖々」「まんまろ」の「音」が、寒さ明けのぬくぬくした感じが出ていて面白い。「寒のあけ」のひらがなも良い感じです。
●阿美土:なんとも温かなぬくもりがいっぱいです。待ちに待った喜びが弾けています。

●黒子坊/●素松

得点:2
降格:6+4
累積:476
合計:466
6点以上

●酔象:この痛み、疾患ではなく恋、寒明けてますます増すばかりであろう。やりすごしという嘘に愛嬌がある。
●緑地:じっと我慢しながら己の心の雪融けを待っている。大人の矜恃を感じます。
●鷹目

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:4
降格:5+1
累積:695
合計:689
5点以上

●写汰:小学校の水道を思い出しますね。
●冬樹:この「水」、私は水道の蛇口から出ている水だと読みましたが、如何でしょう。「水温む」という季語があるように、この時期水道の水も以前よりは冷たさを感じなくなってきますよね。ただ、節水もお忘れなく。
●緑地/●阿美土/●舟酔/●小酔/●鷹目
●夏草

得点:3
降格:5+2
累積:866
合計:859
5点以上

●舟酔:そっけないドイツ菓子と寒明けの季語が妙です
●楽が鬼/●写汰/●珍念/●おじや/●冬樹
●豆春

得点:.4
降格:2+1
累積:208
合計:205
5点以上

●楽が鬼:モバイル持たぬ小生ながら、手許にあるものを消し去る作業の未練はよ〜〜く解ります。とくに春への展開の年の初めのことではね
●幻灯齋:好きだった人とのメールのやりとりや受発信履歴がたくさん残っていたんですね。寒明けとともに新たな一歩を踏み出した事が分かり、その覚悟も伝わってきます。
●珍念:わかるなぁ。この気持ち。

●黒子坊/●日曜生/●土羊/●三丁目/●素松
●黒髪/●天布留

得点:1
降格:1
累積:41
合計:40
4点以上

●舟酔:希望とか祈りとかが、日曜生さんのようにリフレインとなって、私も思わずそう思うと呟いていました
●長閑

得点:0
降格:2+5
累積:523
合計:516
5点以上

●緑地

得点:3
累積:187
合計:190
5点以上

●天布留:ランナーならずとも朝の庭掃除のさいにも気温の変化を感じますねぇ
●はじめ:そういうところに変化は出るのですね
●利根ノ雫

得点:0
降格:2+5
累積:104
合計:97
5点以上

得点:0
降格:4
累積:40
合計:36
4点以上

得点:0
降格:4
累積:41
合計:37
4点以上

得点:0
降格:3
累積:19
合計:16
4点以上

得点:0
降格:-3
累積:-10
合計:-13
3点以上

得点:0
降格:5
累積:26
合計:21
5点以上

★事務局:言語道断季語3つ、見ようによっては熟語はすべて季語で4つ・・・しょっきり相撲の確信犯、自戒を求める


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