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	第138 4月場所の1 お題は【当季雑詠】でございまぁぁぁ～す！
優勝　珍念関　珍念でございます。自分のパソコンが手元にないので、携帯電話から送らせていただきます。この度は、なんと優勝の栄誉にあずかり、ありがとうございます。投票していただいた方も、そうでない方も、また低迷しっばなしの私の成績に、引退勧告もせず見守っていただいた事務局にも、感謝、感謝でございます。ガッツだけでは、どうにもならない俳句の世界。豊かな精神世界の構築を目指して、引き続きがんばります。しかし、あまりにも近年成績が振るわず、いやんなっちゃった時もありましたが、やめなくてよかった。珍念(^O^)

優勝

優勝：10
得点：21
累積：32
合計：63
4点以上

●かぼす：春の日の長閑さが伝わってきます。ちょっとユーモアもあって好きです。
●楽が鬼：良き日柄歩き疲れてたどり着いた里山の入り口に歩を止め眺むれば。日に暖められた野仏もさぞや眠たかろう。ほのぼのと気持ちよい句、一茶の世界ですね。
●土羊：悟りと眠りは近い存在かも。面白い句ですね。
●草千里：こっちが見てない隙にあくびもしてそうですね。
●天布留：日だまりのの仏の顔を思い浮かべ、ほんわかとした気分になりました。
●緑地：こんな長閑な風景や日常が来ることを祈りつつ。
●長閑：半眼を春の眠気と見たところがユーモア。春らしい暖かい目線の一句だと思いました。
●酔象：うる星やつらの錯乱坊のまぶたを思い浮かべてしまいましたが、この春ののどかさがとても貴重と思います。
●利根ノ雫：野仏の目をつぶっているのを巧くとらえていますね。
●小酔：野仏はいつも瞼は閉じていると思うけど、春の午後の陽気に免じてオマケ。
●はじめ/●おじや/●豆春/●酔魚/●日曜生
●舟酔

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：20
累積：764
合計：789
7点以上

●草千里：花筏、実際見ると植物の不思議に驚きます。それと一寸法師の組み合わせが面白い。
●珍念：メルヘンですなぁ。水の流れと桜の花びらは実にしっくり合いますね
●はじめ：派の中央に咲く小さな花も一寸法師には大きくのびる勢いがいいですね
●素松：ファンタジーな世界なのに俳句としてもとても良かったです。
●日曜生：雅な絵巻物をみるような、明るい気持ちになりました。一寸法師、昔話。効果的ですね。川の音まで想像できるほど景色が完成していると思いました。
●おじや：おやゆび姫の句でしょうか。花筏って、すごくすてき。
●阿美土：花筏に全部一寸法師がいるようで、愛らしい想像ができます。
●めだか：ファンタジックな楽しい想像ですね。
●緑地：花弁の最期の旅のかわいい登場人物。想像力はココロを癒します。
●天布留/●三丁目/●黒髪/●長閑

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：19
累積：609
合計：625
8点以上

●酔象：亡き人への断ち切れぬ激しく強い思いが見て取れるのだが、殺してみるかの「みるか」としたところが、激情におぼれるのではなく、自身を少しクールにみている。そんな頃合いがいいし、桜花なのだと思わせる。
●緑地：一目びっくりしますが、恋しさつのる哀切を感じます。
●小酔：花の中、濃い香りに導かれ湧き起こる妄想。殺す、それも亡き人を殺すというエネルギーは花の中でしか生まれない。
●酔魚：花の下にてわれ死なん、と詠ったのは西行、桜の木の下には屍骸があると言ったのは安吾だったか？古来桜と死はイメージが繋がるようです。亡き人をまた殺すというのは桜故の狂気，黒い笑いなのでしょう。面白くて凄みがある。
●三丁目：亡き人への強い思いがひしひしと感じられます。
●月心：選評　花の中は亡き人も殺したくなるほど狂おしい。
●楽が鬼：う～～ん意味深長な句でありますよ。紅蓮の炎の中でもだえる艶歌ですね
●土羊/●鷹目

○○○勝ち越し○○○

得点：15
累積：892
合計：907
5点以上

●写汰：そんなCMがありましたね。コミカルさと愛情にあふれるまなざしが伝わります。
●土羊：杞憂を願う愁いと春の気温を感じます。
●おじや：春は捕まえておけない。
●豆春：愁いは笑いでしか解決できない？助長する妻、かなりの春愁。
●日曜生：「春愁」でここまで笑える句はないかもしれません。溜め息はひそやかにどうぞ。
●天布留：夫には憂いて、ドライな女房殿がスキップ。ありそうですね。
●長閑：妻のスキップを見ているんだけれども「春愁」と。長いご夫婦なんでしょうか。重ねて来た年月を伺わせる一句。
●素松/●酔象/●かぼす/●舟酔

得点：13
累積：498
合計：511
6点以上

●黒髪：散ってしまった花に対する描写に優しさがあります。
●天布留：花の散る様子を中七の表現にしたのが素敵ですね。
●阿美土：命の尊ささえ感じます。はかなくも美しく、自然を歌います。
●利根ノ雫：遊びを終えてが巧く表現してますね
●珍念：地面に落ちるまでの短い自由時間。桜の花の切なさですね。
●舟酔：4見せ場の二度ある桜、美し過ぎます。
●草千里/●写汰

得点：8
累積：463
合計：471
8点以上

●楽が鬼：画面に配置した道具立ての良さに感心しきりです。胸苦しくなるような匂い立つ春の終わりのただ中フラメンコギター　俺オレー！
●写汰：掻き鳴らすという表現がよいですね。力強いエネルギーを感じました。
●鷹目：春のもつなんとも不安で不穏な感じはフラメンコギターです。
●素松：これから来る新しい季節を待っている明るさが好きでした。
●はじめ/●豆春/●幻灯齋/●緑地/●かぼす

得点：13
累積：693
合計：706
10点以上

●三丁目：作者の観察眼とセンスに感服いたします。
●豆春：2年目は野生という内容はもちろん、やせいすがしきしくらめん、読んで美しいです。
●舟酔：２２ほっとけば、花も野生に戻るんだと知りました。
●幻灯齋：初めの年は鉢植え、２年目は庭へでも植え替えたのでしょう？窮屈と思える鉢植えから大地へ戻り、元来備わっているシクラメンの爽やかさを取り戻したように映ったのでしょう。気持のいい句です。
●素松：気持ちがすっきりとできる句でした。
●鷹目：ろくに植物を知らない人間なので、まるで未知の植物のような新鮮さと驚異を感じました。

得点：6
累積：112
合計：118
5点以上

●黒髪：桜に視線が集中している一方で、雨の恵みに人々の成長を重ねた視点が新鮮です。
●はじめ：日毎に伸びる勢いがいいです
●幻灯齋：季語の説明に陥っていますが、のびのび感が気持ち良く、人。
●かぼす：「穀雨」の意味が素直に伝わり、瑞々しさを感じます。
●めだか/●素松/●酔魚

得点：5
累積：535
合計：540
5点以上

●長閑：桜って見ていると自分と桜だけになる感じがしますね。来し方行く末すべての生死を飲み込んで散る感じを、憂うでもなく寿ぐでもなく「ただ見ている」。その視点が独特でした。
●阿美土：散る美学が圧倒的に迫ります。分量がいい。
●小酔/●酔象

得点：6
累積：265
合計：271
6点以上

●幻灯齋：新聞をちぎるのは何故なんだろう？啄木の望郷の念と考え合わせれば小包の故郷の新聞は読まずにはいられないのではないだろうか？今ひとつ腑に落ちないものの忌日を詠み上げた心意気に天です！
●豆春：啄木忌が今は特にぐっときます。ぴったりの小道具。
●珍念：よくわかりませんが、なんとなく心に残りました。
●月心/●おじや/●酔象/●酔魚/●三丁目
●長閑/●舟酔

得点：6
累積：177
合計：183
5点以上

●かぼす：「千年」という言葉がイメージを結ぶのか、古典的な印象を受けました。
●酔魚：素直ないい句だなぁと思いました。
●黒髪：月日の流れは偉大。ただそこにある桜にも、それぞれ歴史があると思い出させてくれます。
●草千里：千年後の桜はどうなっているでしょう。未来を思う。
●おじや/●三丁目/●日曜生