第139
4月場所の2

お題は【当季雑詠】でございまぁぁぁ〜す!
優勝
珍念関 
二場所連続優勝で、自分は少しは成長しているのかと、過去の作品を見返してみました。
駄作といえるものが多いことはわかりますが、成長しているかは自分では全然わかりません。
少しは勉強して、せめて意識的に俳句を作るように、努力してみようと思います。

優勝

優勝:10
得点:26
累積:63
合計:99
5点以上

●阿美土:確かに口尖らしている、跳ぶ瞬間は。跳ぶ喜びがあり、誇りさえ感じているよう。
●舟酔:観る前に飛べ。だって飛ぶために生まれてきたんだもん!
●楽が鬼:軽快に一句一章一に仕立て、飛び出す絵本のようなおもしろさに仕上げたことでカエルの跳躍感がでましたね。続きを想像して子供に聞かせたくなる。気分のいい句
●天布留:跳躍する蛙が見え「春がきた」と歌っている気がします。
●黒子坊:軽快な表現が春らしい、爽快さを演出している句だと思います。
●はじめ:一茶の蛙より軽快です
●緑地:かえるをからかっているその、ユーモラスでゆったりとしたひと時が今はとても大切です。
●かぼす:そんな風に身も心も軽やかにいきたいものだなぁという気持ち。同感です。
●写汰:人も蛙も軽やかになる春。その喜びがユーモラスに詠まれていました。
●おじや:蛙苦手だけど、キレが良くて清々しくてとっちゃった
●日曜生:蛙は口笛を吹かない。なのでとても楽しい句です。口笛の音を想像しました。
●素松:シンプルに分かり易く、でも色々想像出来る句でした。
●利根ノ雫/●めだか/●三丁目/●草千里

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:17
累積:101
合計:123
5点以上

●黒髪:さわやか。初々しい。前髪を何センチ切るか真剣に考える少女を思い浮かべました。
●おじや:決めたんだね。スッパリいけそうです。

●三丁目:気持ちの良い句です。ふと、サントリー天然水のCMを思い出しました。
●楽が鬼:上に麦青むと終止形の季語を置き、中七からの流れできっぱりと口語体の下五で切ったことで二物衝撃しあい、清涼感を持たせたことがお手柄
●舟酔:前髪だけという少女の小さな決断が青い麦と重なり初々しくあります
●長閑:少女のような、そうでないような。初夏の予感がさわやかながら、なんだか訣別の匂いもするような一句です。
●鷹目:自分の春が世界の全てをまわす年頃ですね。

○○○勝ち越し○○○

得点:11
累積:706
合計:717
10点以上

●酔魚:たんぽぽとジャンケンとパーの組み合わせが上手い。稚気愛すべき句。
●おじや:ワタポコがとんだあとにはグウで待つ
●三丁目:子供たちの声、綿帽子の飛んでいく様などが感じられ楽しい。力の抜け具合が好きです。
●豆春:かなが美しくて好きです。半濁音が春ですね。
●幻灯齋:明るい句で好きです。相手はちょきを出せないでしょう。あの黄色の明るさでパーを出されたら思わずグーを出してしまいそうです。
●黒子坊:子供っぽい表現が春らしい句だと思います。
●草千里

得点:10
累積:324
合計:234
5点以上

●日曜生:素直な言葉でさらっと詠まれたさりげない句ですが、繰り返し読むと、爽やかな情景がひろがって清々しい気持ちになりました。一人旅ならではの、じっと耳をすますひと時が豊かに感じられます。「音」に形容をしない潔さ、季語の用い方も素敵です。
●珍念:なんか、木枯らし紋次郎を思い出しました。木枯らしは冬なのに、初夏を感じるこの不思議。
●黒子坊:一人旅だからこそ感じ取れる変化がよく伝わってくる句です。

●はじめ:しゃべる相手がいないと観察できますね
●かぼす:「夏近し」を上に持ってきて切れば、バラバラ感がなくなるし、季語が立っていいと思うのですが。でも爽やかさでいただきました。

●天布留/●阿美土/●利根ノ雫/●酔魚
●鷹目/●めだか//●緑地/●三丁目

得点:10
累積:471
合計:481
8点以上

●草千里:さつきちゃんの大きな口が目に浮かび、なんとも言えないフレーバーまで漂います。
●幻灯齋:長寿のサツキが死んでしまいました。季語の春惜しむと上手く響き合っています。死を悼んでいながらそれを感じさせない明るさが素敵です。

●土羊:世俗とは無関係の春がいいですね。

●舟酔:動物句に弱い私につけこんでもう。選んじゃったじゃないですか、もう。
●おじや/●かぼす/●めだか/●写汰/●黒子坊
●緑地/●三丁目

8

得点:9
累積:411
合計:420
5点以上

●素松:カッコ良くて句のリズムも好きでした。
●黒髪:「一瞬」が効いています。初夏に近い春の風景は心がう きうきします。

●阿美土:爽やかなスピードがいい。佐々木小次郎の燕返しの切れ味があるなあ。
●写汰:言葉のひとつひとつに強さがあり、情景がくっきりと浮かび上がってくる句です。
●緑地:鮮やかな一瞬の風景がとても気持ちイイです。
●珍念:この間、朝帰りした時に阿佐ヶ谷で燕を見ました。多分燕だったと思う。
●酔魚/●豆春

得点:8
累積:217
合計:225
5点以上

●小酔:句の心、句の重さを感じました。荷風また読みたいと思います。
●珍念:なんというか、永井荷風の最晩年はこんな感じだったのではないかという気がします。
●利根ノ雫:自分の進む道を見つけられたのか気概が感じられます
●阿美土/●幻灯齋/●酔魚/●酔象

得点:8
累積:118
合計:126
5点以上

●めだか:わからないのですが、良さそうで…、無知ですみません。
●土羊:今年の日本の惜春の気持ちが伝わります。

●天布留:悲しいことなのですが、きれいな表現がいいと思いました。被災地にむけて合掌
●はじめ/●鷹目

得点:6
累積:-12
合計:-6
3点以上

●素松:ゆるりとした感じが好きでした。
●小酔:きらきらという擬音語の春らしさが水ぬるむという下五に響き、洗濯をする人の穏やかな感情が読み手に伝わります。

●豆春:洗濯機が外にある家に住んでいるので実感がありました。家事に楽しみを見つけているところが好きです。
●草千里:洗濯槽の水ってとこが面白い。でも、素直な句ですね。

●天布留/●長閑/●かぼす/●写汰/

得点:7
累積:535
合計:542
5点以上

●豆春:好きです、いいです。何度か引退したソニー爺、山笑うがぴったりです。
●酔象:大家とはそういうもの何度でも撤回です。山笑うと堂々と受け止めた、この句の豪気さが気持ち良い。様々な引 退された方も堂々の引退撤回してほしいものです。

●めだか:ソニー・ロリンズ、結構好きだったので許します。

●土羊/●幻灯齋/●小酔

得点:7
累積:246
合計:253
6点以上

●緑地:若芽と老母。対象的ではあるけれどその、愛おしさは同じです。
●日曜生:風格のある気持ちのいい句だと思いました。生の喜びを感じます。

●楽が鬼:ひこばえと老婆という絵に描いたような老幼の対比のど真ん中に切り株という生死の象徴的な事物を置くという、計らいが面白い
●酔魚:蘖と切り株と老いた母取り合わせがとてもいいと思いました。
●月心

得点:5
累積:25
合計:30
4点以上

●利根ノ雫:待ち人が春雨で会えるとは奇麗な句です
●阿美土:みんなの期待感が投影されている。何話そ。

●おじや/●日曜生/●黒髪

得点:5
累積:179
合計:184
5点以上

●はじめ:燕の飛ぶ姿は何か話しかけてくる気がします
●酔象:「また来る」のひと言が明るくて、とてもい い。来る、する、入る、の語音も楽しい。軽やかな巧みの洗練された句と思う。
●天布留/●阿美土/●利根ノ雫/●鷹目/●かぼす
●豆春

得点:4
累積:15
合計:19
4点以上

●かぼす:あの有名な万葉集の歌を思い出しました。はためくのはタオル、平成の万葉歌ですね。
●はじめ/●珍念/●土羊/●長閑/●黒髪

得点:3
累積:11
合計:14
3点以上

●鷹目:よく整ったつつじの暴力的な感じがよく出ていて微笑ましいです。
●土羊:色々な場面での勝ち負け。人間としての春の句ですね。
●天布留:花は、あるがままで飾っていません。素顔がいいのかもしれませんね
●はじめ/●長閑/●月心

● ●●横綱負け越し●●●
● ●●大関負け越し●●●

得点:7
降格:10+1累積:625
合計:614
8点以上

●写汰:じっと身をひそめて、またやって来る“はず”の次の春を心待ちにしている気持ちが伝わりました。こんな春の句もあるんですね。
●酔魚:病持て見送る春や・・・ときて下五に何が来るか?深海魚の暗いイメージはややつきすぎと思いました。ここ予想を裏切る展開があれば,小生文句なしの天でした。

●長閑:じっとしていてもそうでなくても、春は去っていくものです。病持て見送る春の目線の静かさ。
●三丁目:深海魚のたとえが、逆に暗さを払拭させていて自虐的な面白さを感じました。

●幻灯齋/●日曜生


● ●●関脇負け越し●●●

得点:4
降格:7+3
累積:789
合計:779
7点以上

●草千里:大きなチューリップでしょうね。相撲好きでも無いけども、テレビの中の日常の景色が無いのは寂しい。
●酔象:地方巡業の一こまなのでしょうか、剛気な力士とチューリップとの対比が極端でとても面白いし、目に浮かべて楽しいし。

●黒子坊


● ●●小結負け越し●●●

得点:3
降格:6+3
累積:271
合計:262
6点以上

●めだか:空泣きに春風のお仕置きかな?
●はじめ/●珍念/●土羊/●日曜生/●素松
●豆春

得点:2
降格:6+4
累積:511
合計:501
6点以上

●月心:海草を捨てよ声するのは今このときの心境でしょうか。
●酔象

得点:0
降格:6+6
累積:183
合計:171
6点以上

●はじめ/●写汰/●緑地

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:4
降格:2+1
累積:907
合計:904
5点以上

●長閑:スケールの大きさが、黙祷の深さをうまく表しているようで印象的。「海眠る」に祈りの万感がこもっているようで。
●黒髪:震災の厳しさを鎮魂する心が伝わりました。
●珍念/●小酔/●月心

得点:4
降格:1+1
累積:271
合計:269
5点以上

●月心:今は祈るしかありません。
●利根ノ雫:大地の怒りがこれで収まるなら私も願いたい
●素松

得点:3
降格:-1
累積:31
合計:30
4点以上

●鷹目:未だ深海は安らいでいないのでしょうか。目に見えぬ景色の哀しさが伝わります。
●小酔/●素松

得点:3
降格:2+2
累積:667
合計:637
5点以上

●幻灯齋:時期的に季語としては過ぎた感のある余寒ですが、実感として納得出来ます。セルフィッシュな大馬鹿者のせいで生まれ育った土地に放射能をまき散らされ、牛、馬など家畜を安楽死させて故郷を離れなければならない人達の思いはいかばかりでしょうか。淡々とした句の佇まいが一層怒りを強くさせます。
●小酔:今回の震災、人災。余寒という言葉の重さを感じます。
●黒髪

得点:2
降格:2+3
累積:83
合計:78
5点以上

●月心:被災地にかかる歌と思われます
●珍念:この間、朝帰りした時に阿佐ヶ谷で燕を見ました。多分燕だったと思う。

●おじや

得点:0
降格:1+5
累積:42
合計:38
5点以上

●酔象/●草千里


無断休場
降格:21
合計:11
4点以上


home  top