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	第143 7月場所の1 お題は【当季雑詠】でございまぁぁぁ～す！
優勝船酔関

優勝

優勝：10
得点：26
累積：596
合計：632
8点以上

●三丁目：梅雨明けの晴れ晴れとした開放感を巧みに切り取っている。
●かぼす：少女とか少年て言葉を使うのは、もうそれで世界が出来上がってしまうのでどうも抵抗あるのですが、アキレス腱の健康的なイメージとよく合っていると思います。が、「梅雨明ける」でいいのか、むしろ「雲の峰」なんかのほうが合うような、ちょっと消化不良を覚えます。
●幻灯齋：梅雨も開け、いよいよスポーツも本番となります。健康的な少女のアキレス腱にフォーカスし、季節をうまく詠みとった佳句だと思います。
●豆春：「よ」で上手く切れてるところが新鮮でした。少女たちにはシューベルトの鱒を歌って欲しい。
●めだか：すがすがしい感じがしました。
●素松:凄く爽快感がある句でした。
●酔象：乳房ではなくアキレス腱か、いいじゃないか健康美。梅雨明けといい対比。
●草千里：アキレス腱！これまた溌剌としてますなぁ。まぶしすぎて直視できません。
●緑地：梅雨明けのカラッとした青空を感じます。あゝ青春。
●酔魚：一読、三鬼の"おそるべき君等の乳房夏来る"を想起しましたが、小生はアキレス腱よりはやっぱりパイオツです。
●鷹目：夏を爽やかに錯覚する一瞬ですね。
●阿美土/●はじめ/●めだか/●写汰

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：18
累積：926
合計：949
5点以上

●酔魚：これはいい。釣堀の拙句　“梅雨晴間釣堀一日五百円"　よりいい。
●小酔：「小さな雲」が素敵です。獲物なし、堀に映っていた「小さな雲」が今日の唯一のお土産。いい映像ですね。
●珍念：傍で見てると暑そうな風情の釣りですが、実際はなんとなく爽やかな気分なんですよね、水辺って。
●土羊：釣り堀に映る夏空。発想が見事。
●かぼす：前回の「あの空とラベンダー畑鉢植えに」と共通した詩心を感じます。同じ人じゃないといいな。
●月心：雲を持ち帰るという表現に夏を感じます。
●日曜生;「釣堀の」ではどうですか？釣堀の小さな雲を想像して、持ち帰ったお家に何がおこるか楽しみです。
●草千里/●幻灯齋/●阿美土/●酔象/●天布留
●豆春/●おじや/●長閑

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：15
累積：268
合計：286
6点以上

●楽が鬼：シュールだ。実体験なのだろう。にしてもよくもまぁこうした視点で句を詠めるものだとひたすら感心してしているうちに、我が身に黴の熱帯夜。
●おじや：絶句。でもこういう優しさが、看病する方を勇気づける。
●豆春：黴、いい季語ですね。人のくれたる、の捨て鉢な感じが好きです。
●素松：句の気持ちも景色も想像できる句でした。
●長閑：女の子はつらくても大体甘味は別腹ですが、男の人ってこうよねー。と思ってしまう一句。白玉の妹と対と読んでみると面白かったです。
●舟酔：そうか、黴が生えるほどの長患いなのか、深く同情します。
●阿美土：日々の遅い移ろい、カビだけが現実を物語っています。
●珍念/●幻灯齋/●天布留/●緑地

○○○勝ち越し○○○

得点：14
累積：132
合計：146
5点以上

●はじめ：レトロさのただよう作品でした。
●緑地：いつもあの規則正しい動きに目を奪われる。正に神がかりの創造。こうして見ると気持ち悪さも無くなりますね。
●利根ノ雫：何回か読んでいるとユーモラスな感じが伝わってきました。
●写汰：自分が虫になったような気がして面白く読みました。
●舟酔：２５ムカデは気色悪いし刺されれば痛いし、でも這っている姿はなぜか人を惹き付けますよね。
●小酔：百足と畳の目の組み合わせを読み込んだことに敬意を表します。
●かぼす

得点：14
累積：493
合計：507
6点以上

●天布留：素敵な表現に感心しました。目立たず築かれにくい雪の下が喜んでいそうです。
●舟酔：ひんやりとしたメルヘンなのかな。涼しげが天に！
●黒髪：夕暮れ時の涼しさを的確に表現していて、ゆきのしたを見てみたくなります。
●三丁目：メルヘンチックな見立てが効いています。
●日曜生;ゆきのしたは少し不気味で不思議です。舞踏会に見立てて、童話のような雰囲気作りが成功していると思います。
●幻灯齋：山の湿った暗いところに行くと見られるようですが、その事をうまく詠み上げていると思います。実際にご覧になった事があるのではないでしょうか？雰囲気があります。●楽が鬼：「薄暗がり」が、すこし付いているがこの花特有の小花がたくさん踊っている気配が出ていて、リズムも佳くとても好感が持てる句です
●小酔/●阿美土/●鷹目

得点：12
累積：177
合計：189
6点以上

●長閑：悲しみと甘味は別腹なのです。呆れつつも白玉をおごってやる兄の甘さかな。
●天布留：泣きたいし、好きなものは食べたいし。かわいらしい情景ですね。
●小酔：白玉を泣きながら食べる様子が面白い。夏のお汁粉が懐かしい。
●おじや：転んで大泣きしても、掴んだソフトクリームは決して落とさない弟を思い出しました！
●写汰：愛おしい眼差しを感じます。
●三丁目：泣顔から笑顔へ。ほのぼのとした雰囲気が白玉とよく似合っています。
●珍念/●利根ノ雫/●草千里/●酔象/●酔魚
●黒髪/

得点：9
累積：39
合計：48
5点以上

●黒髪：なにごとかで泣きながら帰宅する道すがら、街灯かヘッドライトの光を蛍に見立てたところが詩的です。
●酔象：このぽたぽたはとても蛍にマッチしていると思う。いいじゃないか泣いたって。
●阿美土：泣く気持ちに寄り添うようで、蛍が愛しいな。
●かぼす：「ほたる」「ぽたぽた」がつながってきれい。子供のころの思い出でしょうか。
●土羊/●日曜生

得点：9
累積：673
合計：682
5点以上

●日曜生;「ずしりと重き」が上手いと思います。鬱々とした不安感を愛猫で落ちをつけて、梅雨寒のなかに余裕やユーモアを詠みこまれたと思います。
●はじめ：飼い主とのいい関係がうかがえます。
●利根ノ雫：歳をとった猫は心地よい所を見つけるのが得意ですよね。
●天布留：きっと、猫は眠ってしまったのでしょうねぇ。余計に重たいが、やさいしい主は動かない。その図が見えるようです。
●舟酔/●かぼす/●鷹目/●三丁目/●楽が鬼

得点：5
累積：225
合計：230
5点以上

●土羊：暑さへの恨み辛みのぶちまけ方が面白い。
●酔魚：このいささか下品な切迫感がなかなかの迫力。
●おじや：かっこいいけど暑苦しい！暑苦しいがカッコイイ！ハードボイルド俳句！彼奴を捕まえたら、打ち上げですき焼きすれば完全に夏。
●緑地/●豆春

● ●●横綱負け越し●●●

得点：1
降格：10+9累積：705
合計：686
10点以上

●酔象：白百合って、暗い花な気がしてたんだ。
●月心/●土羊/●楽が鬼

● ●●大関負け越し●●●

得点：7
降格：8+1
累積：828
合計：819　8点以上

●阿美土：平易な表現、ことばがほっとしていい。少年野球時代のさわやかさがよみがえりました。
●めだか：夕暮れ時の景色が目に浮かびます。
●豆春：なんてことない風景ですけど、その一瞬を切り取れているのがいいなと思いました。
●黒髪：野球部の女子マネのヘルメットは赤。てんと虫と呼ばれて、シートノックを手伝う姿はキビキビと健気でした。
●酔象/●緑地/●写汰/●楽が鬼

得点：5
降格：8+3
累積：496
合計：485
8点以上

●月心：放射能被害を犬と牛の黙ると言い切ったところがいい。
●長閑：先日見た福島の写真はニュースと違って緑滴る風景で、とても美しかったのですが、一方で牛も犬も鳴かない、それも真実であるわけです。いつもと変わらないようでいて何かが既に失われてしまった風景を「風死せる」と読んで、そこに悲しみと美しさが両方入っている句のような気がしました。
●楽が鬼：もの皆遠い目をして押し黙っている。暗澹たる景色を幾度も幾度も見せられてしまった、この国民もそうなのだろう。もっと明かりを・・・。
●珍念/●幻灯齋/●めだか/●素松

● ●●関脇負け越し●●●

● ●●小結負け越し●●●