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第146回
8月場所の1

お題は【サングラス】でございまぁぁぁ～す！

優勝
豆春関
優勝とは！すごく光栄です。
夏休みだからと言って、楽しい気分だけじゃないけど、折角の休みだから楽しまないと損だから、っていう気分を詠みました。
試行錯誤はあったのですが出来てみれば、自分には昭和の歌謡曲が染み付いてることを再確認。
とにかく優勝は思いがけないことで大変嬉しいです。
票がいっぱい入ると、評もいっぱいもらえて楽しいですね。
皆様どうもありがとうございました。

優勝

優勝：10
得点：24
累積：207
合計：241
6点以上

●鷹目：サングラスをかけ、背筋を伸ばし、ちいさく咳払いをして息を整え・・・いとおしいほど可憐なやせ我慢です。
●草千里：なみだとか、の『とか』がいいなぁ。
●阿美土：かなしみやさみしさ、知られずに内省するいじらさが、サングラスに象徴されています。
●黒子坊：サングラスのもう１つの機能にすがりたくなるような詠み手の思いが伝わってきます。
●長閑：なみだとかないことにして、のひら仮名の響きが湿っぽくなくていいなあと思いました。「ないことにする」技、大人ほど持ってるものです。
●黒髪：若い感性がかわいい。「ないことにして」は、この句のような使い方だと好感度アップです。
●三丁目：前向きな明るさが健気で切なくていいですね。
●日曜生：「なみだとか」ね、「ないことにして」ね。いかにもサングラスが似あわなそうな、言葉のぐだぐだ感が面白いです。ぐだぐだと気丈なこと言っているアンバランスも面白いです。
●月心：悲しい別れにはサングラスです。
●かぼす/●幻灯齋/●酔象

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：20
累積：45
合計：70
4点以上

●月心：サングラスの似合う女性は魅惑的です。
●めだか：決まっていますね！
●阿美土：クールながら叙情の風情があります。
●鷹目：視線の向こうにはマルチェロ・マストロヤンニのごとき男前がいるのだろうなあ。
●素松：こういう色気は好きです。
●利根ノ雫：一晩でいいから一緒に遊びたいと思わせますね。
●はじめ：青い空白い雲に赤い爪が映えます
●天布留：サングラスの黒、指の白、赤い爪、シャープさを感じ、きっと美女だろうと思いました。
●酔魚：色っぽいね。
●小酔：昔の洋画のワンシーンを思い出します。サングラスの魅力をうまく５７５にまとめていると思います。
●黒髪/●豆春

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：13
累積：270
合計：286
5点以上

●日曜生：サングラスを必需品として使いこなすには、それなりのハードな生活や人生があってこそではないかと。卒寿の旅なら最高です。
●酔魚：卒寿が良い。グラサンかけて冥土へのビータなんて悪くないネ。
●黒子坊：卒寿とあるので違いますが、原田芳雄さんとか、ジョー山中さんとかのことを思い浮かべました。
●草千里：モボ、粋、ダンディ。なお姿が浮かびました。道中お気をつけて。
●土羊：じっくり味わっていたら何だか不思議な面白さに嵌りました。
●かぼす：お年寄りのサングラスってカッコいい！「かけて」を省略したらもっといいのになと思いました。
●幻灯齋/●楽が鬼/●めだか/三丁目/●豆春
●阿美土

○○○勝ち越し○○○

得点：13
累積：464
合計：477
6点以上

●おじや：これは・・・！やはりこれはとらねば！
●土羊：モノクロームな場面がすぐに浮かびました。
●三丁目：サングラスの怪しさ、妖しさ、そんな雰囲気をうまく引き出していると思います。
●酔象：シャイでシニカルな笑みが見え、路地裏にて姿が浮かんできますね、寺山さん。
●長閑：面影ってこういうことを言うのかな。路地裏にサングラスも微笑みも、気配をつくるものですね。
●黒子坊/●利根ノ雫/●写汰/●酔魚/●天布留

得点：11
累積：589
合計：600
6点以上

●幻灯齋：すぐにあちらの世界の方を想像しましたが、実は違うんですね、きっと。グラデーションのかかっている大きめのサングラスをしている綺麗な老女が現れました。句にもう一歩入り込ませる面白い句だと思いました。
●豆春：冠婚葬祭につきものの、なんとも言えない可笑しみが、上手く詠まれていて好きでした。
●小酔：さすがに結婚式でのサングラスは少ないと思いますが、通夜にはありそうですね。サングラスの効果がしっかり出ていて面白い。推理ドラマの始まり、始まり。
●日曜生：サングラスといえば、虚勢か照れか似合うか似合わないか。この発想から脱出した物語仕立が上手いと思いました。
●長閑：通夜の客にはいわくは皆あるのでしょうが、あえてサングラス、のいわくが気になります。
●写汰：ちょっと恐い。映画の場面を想像します。
●月心/●かぼす/●めだか/●おじや

得点：9
累積：29
合計：38
4点以上

●楽が鬼：羞恥とか礼節とかが希薄になっている昨今聴かなくなった言葉「日陰くらし」とサングラスが利いていて、かつての時代を彷彿とさせる。
●酔魚：鬱屈、屈折の主人公はいつもサングラスかけてたのは、一昔前の日活ニューアクション。
●おじや：またまたご謙遜
●幻灯齋：何か事情があり、その事を包み込む優しさみたいなものをサングラスに見つけたのでしょうか。よりどころとまで言うのですからかなり助かっているのでしょうね。
●黒髪/三丁目

得点：8
累積：162
合計：170
5点以上

●天布留：中七に寺山修司の短歌を思いおこし、いただきました。
●小酔：寺山修司が実際どの程度サングラスを掛けていたかは知らないが、あの照れくさそうな微笑を隠すサングラスは日本人らしい使用法と思います。「マッチするつかのま海に」を連想しますが「慟哭」と断ち切った語感が素敵です。
●はじめ：上五のサングラスを下五にもってきた方がマッチすると思います
●三丁目/●酔魚/●酔象//●豆春/●楽が鬼

得点：7
累積：957
合計：964
6点以上

●舟酔：残念ながら実はこういう優男に一番、サングラスが似合うのではないと思います。ユーモラスでもあります。
●写汰：格好つける感じがユーモラスです。
●天布留：サングラスをかけることにより、別人格になったつもりの少年を思いました。
●楽が鬼：スターに憧れそんな素振りで街を闊歩し、ショーウィンドウに写る姿に、うっとり？そんな時代がありました。
●日曜生/●利根ノ雫/●素松/●はじめ

得点：7
累積：493
合計：500
5点以上

●舟酔：今はもう無いエレガンス、胸がキュンとします。
●黒髪：この仕草はオードリー･ヘップバーンですね。
●黒子坊：何か標語のようなエレガンスではない感じが却って気になりました。
●土羊：キザな表現の徹底に脱帽です。
●おじや：サングラスはエレガンスに扱わなくては

得点：6
累積：-11
合計：-5
3点以上

●写汰：退屈な夏の雰囲気が伝わります。
●月心：待ちぼうけを食らったような感じが出ています。
●幻灯齋：説明的ではありますが、暇をもてあますという表現はなかなかのもんですね。
●小酔/●おじや/●長閑

得点：3
累積：-2
合計：1
3点以上

●酔象：サングラス外して、フタ開けてみたい。気取りのココロがカワイイぞ箱入りむすめ！
●幻灯齋/●鷹目

● ●●横綱負け越し●●●

得点：8
降格：10+2累積：681
合計：679
10点以上

●かぼす：暗い所でもいつでもサングラスという人に、はずしたらきっと運も開けるだろうにという気持ちを詠んだのか、あるいは「君」は自分自身のことで、何かけじめをつけたのか？未来は明るい。
●黒髪：誰かの門出を静かに祝福する感じがします。そのとき、16の句みたいになっていたら、四コマ漫画みたいです。
●豆春：今日は新しい人生の始まり？若いっていいなあ、と思いました。
●舟酔：作者の君に寄せるおおらかで暖かい視線が生きています。
●酔象：外しても、外されても、サングラスかけてみた君は、キュート（死語？）である。
●土羊/●月心/●阿美土/●利根ノ雫/●長閑

● ●●大関負け越し●●●

得点：3
降格：8+5
累積：874
合計：861
8点以上

●阿美土：かっこつけたがりのシャイなやつ、浅き青春のわたしかも。
●鷹目：夏にしまい込んでいたグラサン。再びかけた時予期せぬ潮の匂い。一種の記憶装置なんですね。
●三丁目：このサングラス、幾度海を見たのでしょうか。是非秋の海へ連れて行ってください。

得点：4
降格：8+4
累積：668
合計：656
8点以上

●はじめ：レーバンにコーンパイプのマッカーサーですか
●かぼす：「太陽の国」がいいです。その国はブラジルかギリシャか西海岸？気分は飛行機から降り立つスタイルのいい欧米人ってかんじ。
●鷹目/●黒髪

得点：5
降格：8+3
累積：504
合計：491
8点以上

●楽が鬼：上八字余りの切れから中六の下五の字足らずと酷いものだが「まま、まま」と切ったこで別れのニュアンスが出ているのが面白く、いただいてしまった。
●豆春：破調はあんまり好きではないのですが、これは破調でグッバイ感が増してる気がしました。「まま」の繰り返しでさらにグッバイ感なのか、それとも…など色々考えて楽しかったです。
●素松：きめきめな感じが逆にカッコイイと思いました。
●かぼす/●日曜生/●小酔