第151回
10月場所の2

お題は【秋思】でございまぁぁぁ〜す!
殊勲賞 黒髪
わぁ、うれしい! 殊勲賞のお知らせをいただき、思わず満面の笑みが 浮かびました。
選句してくださった皆様そして参加力士の皆様、本当にありがとうございます。低迷期が長かったので、粘り強く続けることの大切さを改めて思います。
「地球まで8分」というのは皆様のコメントにあるように太陽の光のことです。
貴重な太陽光線を浴びて温かな冬を過ごしたいですね。
うれしいコトは思いがけずやってくる。希望を忘れず、これからも頑張ります。 黒髪
   

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:19
累積:17
合計:41
3点以上

●酔象:秋の日射しを太陽の光の旅と読むなんて、なんてカッコイイのだろう。
●写汰:寂しくなりがちな季語なのに、壮大な感じがよかったです。
●黒子坊:ちょっとロマンチックな秋思いと言いますか、こういった表現がすっと出てくるのは素晴らしいですね。

●長閑:宇宙にあっても地球にあっても、人間って秋を思うものなのかなあ。秋空のような視界の広い句で、気持ちいいなと思いました。
●楽が鬼:太陽からの光速を、秋思に重ね合わせるとは・・・ロマンティックでありながらどえりゃぁ〜大きな句でありますよ、光速の旅人。
●三丁目:秋空の澄み切った世界の中での秋思。明るい感性が快い句です。

●鷹目:秋のやわらかい陽光にその届く距離を思う。8分の積み重なりが一生なんですね。
●日曜生/●土羊/●舟酔/●幻灯齋/●めだか

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:17-3 累積:688
合計:705
5点以上

●おじや:落とし主は誰か分からないけど、がっかりしてる様子が不思議とチャーミング。
●めだか:なんだか分からないけどかっこいい!?
●月心:愁傷は弁証法と相容れません。
●三丁目:辛い思いを振り切るような、下五のとぼけ具合が、なんともおかしくもありもの悲しくもあります。
●阿美土:弁証法も色褪せ、世界が迷宮を漂う様。落ちているがいい。何とも非弁証法の形而上的である。
●酔象:自戒の日を過ごしたのだろうか、己とはそれそのものが常に矛盾を孕んでいる存在なのですね。
●幻灯齋:弁証法が落ちている、この表現思いつきません。羨ましくもあり具体が欲しくもあり、人。
●日曜生/●かぼす/●楽が鬼

○○○勝ち越し○○○

得点:14
累積:20
合計:34
4点以上

●かぼす: ベタ過ぎるかなーとは思いましたが。クワって何で秋がつくんでしょうね。秋の日を洗い流しているような面白さがあります。
●豆春:人の営みの美しい部分ですね。憧れます、うらやましいです。
●天布留:畑仕事を終え腰をのばした両親の姿を思い出させてくれた句でした。

●はじめ:日も短くなりましたがよく働いた御褒美ですね

●楽が鬼:おぉ〜この句会初めての牧歌調農民俳句。労働の後の秋が素直に表現されていて心地がいいですね。
●めだか:農耕の一日の終わりの感じがでていますね。
●月心/●阿美土/●長閑/●酔象

得点:12
累積:41
合計:53
4点以上

●日曜生:椅子2つのさらりとした感じがいいです。秋思の軽さ加減がいいです。
●舟酔:ほっといて欲しい、でも皆の中で飲みたい。
●緑地:人恋しいのだが話しをするのはめんどくさい。わかるなぁ。

●小酔:一人で呑みたいときがあり、一人が沁みる秋の夜。「席二つ空け」が上手い。
●楽が鬼:酒場は人生の習い所寺子屋であり道場でありますよ
●長閑:しょってるー、と思いつつ、自分もやっていないとはいえない。「席二つ空け」がリアルです。秋の思いにふけっているような、そんな自分を冷静に見ているような。
●月心/●写汰/●幻灯齋/●利根ノ雫/●鷹目
●酔魚

得点:9-3
累積:980
合計:986
5点以上

●緑地:僕の憂いなぞたいしたことないぞと軽くいなされて、かえって気が楽になりましたよ。
●土羊:アノ音には心をくすぐる何かがあります。

●月心:ZIPPOの音が秋の思いとマッチしています。
●阿美土/●黒子坊/●天布留/●はじめ/●豆春
●楽が鬼

得点:8
累積:245
合計:253
5点以上

●黒髪:一瞬の切り取り方が絶妙。静と動のコントラストからドラマが始まる予感をさせます。
●おじや:よくわかります!秋思も楽じゃなし。呼び鈴はいつもそんなタイミング。
●豆春:呼び鈴・秋思・現、単語がきれいに響きあっていると思いました。
●写汰:呼び鈴で我にかえる。その瞬間の詠み手の舌うちが聞こえそうです。
●月心:現の厳しさをパシッと歌ったのがいいです。
●長閑/●小酔/●かぼす

得点:7-3
累積:461
合計:465
7点以上

●舟酔:ずっと見つめていると酔いそうですね。果実の中に種ではない何か入っています。
●鷹目:歌が伝えたかの時代は遠く、一瞬のうちに世界中の「果実」をネットが配信えます。
●三丁目:ビリー・ホリディの歌から引いたのでしょうが、解がよくわからないまま奇妙さに惹かれいただきました。
●おじや:ザクロかな?もうひと揺れで落ちそうな。
●小酔●土羊/●珍念

得点:6
累積:302
合計:308
6点以上

●土羊:特に玉ねぎ炒めの香りに愁思しそうです。
●長閑:秋冬の晩ご飯のにおいって何であんなおいしそうなんでしょうねー。ひとのうちの軒先からならなおさらしみじみしちゃいます。
●天布留:日が短く、すでに灯の入った家から、その暖かさと夕餉の匂い、心あたたまります。
●おじや

得点:5
累積:570
合計:575
5点以上

●鷹目:息を呑むような年上のひとは、その艶やかさのまま。気がつけば自分が年上に。
●はじめ:太地喜和子でいただきました。

●日曜生/●黒子坊/●舟酔/●珍念/●おじや

● ●●横綱負け越し●●●

得得点:8
降格:10+2+3累積:619
合計:604
10点以上

●黒髪:新しい杖という道具の使い方が効いています。
●幻灯齋:秋思と新しい杖の取り合わせに実感がうかがえます。三句切れになっていなければ天。

●天布留:ふと、感傷的になる情景と思いました。
●小酔:「遺されし新しき杖」で「秋思」にぴったりのドラマが思い描けます。まあずるいといえば、ずるいけど。
●酔象:新しい杖というのはとても意味深いと思うのですが、秋思と続く語音が強い、下七は口語体がよかったような。

●月心/●黒子坊/●写汰/●めだか/●豆春
●緑地

● ●●大関負け越し●●●

得点:7
降格:8+1+3累積:663
合計:657
8点以上

●小酔:「美容院」には入ったことがない。「ロドリーゴ」も知らない。けど、ひらがなで「ろどりーご」という美容院があって、客も少ない夕暮れを思うと何となく「秋思」ですね。まあ「て名の」はいただけませんが。
●酔魚:当世風じゃない地味な美容室でしょう、女主人の面影が何となく浮んできます。
●かぼす: 看板もきっと色褪せて、お客もいないだろうパーマ屋には、ぴったりの名前だと思います。
●はじめ/●楽が鬼

得点:0
降格:8+8
累積:883
合計:875
8点以上

●三丁目


● ●●関脇負け越し●●●

得点:6
降格:7+1+3累積:278
合計:267
7点以上

●酔魚:俳句らしい格調。下五「思ふと」とあえ字余りにした意味を考えましたが判りません。私は「思ふ」でよかったんじゃないかという気がします。
●めだか:斑鳩は法隆寺の柿ばかりではないですね。
●阿美土:法隆寺の参道かや、古から人々が参詣する時代の流れがいい。

得点:4
降格:7+3+3累積:522
合計:509
7点以上

●利根ノ雫:季節の変わり目をしみじみと感じ取っている感じがよいです。
●日曜生:都会の悲しい風景はこういうところ。説明的にならず中七まで収めたところが上手いと思います。
●はじめ/●写汰/●三丁目/●緑地

得点:2
降格:7+5+3累積:160
合計:145
7点以上

●黒髪:食の大切さを思います。
●酔魚:実感です。三陸のわかめがやっと手に入りました。本来の秋思の意味とはちょっとはずれるような気もしますが。

●天布留/●幻灯齋/●めだか/●酔象


● ●●小結負け越し●●●
●●●前頭以下負け越し●●●

得点:2
降格:2+3
累積:250
合計:245
5点以上

●豆春:詠み手と子どもらの対比が、秋思の中身を想像 させられました。心地よい句でした。
●写汰:どんな時代でも子供たちの笑い声が響いてほしいものです。そんな思いが伝わりました。
●天布留

得点:4
降格:1+1
累積:61
合計:59
5点以上

●珍念:夏にクラゲに刺されたあとは、まだ消えませんが……。
●緑地:しつこくかきむしってきた瘡蓋。これも、わかるなぁ。
●舟酔:作者の夏はどんなでしたと聞きたくなる句です。

●小酔/●利根ノ雫/●かぼす/●酔魚

得点:3
降格:2+2+3累積:199
合計:192
5点以上

●阿美土:微かな温もりが欲しい秋、カサカサと枯れ葉のささやきの音も、小さな愛しさを感じます。美しい句です。

得点:3
降格:2+2+3累積:89
合計:82
5点以上

●黒子坊:少し湿っぽくなりがちなところが、爽やかに切れよく表現されていているところが上手だと思います。
●かぼす: あの雲のように恋も流れていくのだわね…という気分が出ていると思いました。
●鷹目/●黒髪

得点:2
降格:2+3
累積:81
合計:76
5点以上

●珍念:季節感がなんか最近変で、今年は特にそんな気がします。
●利根ノ雫:哀れなり、恋の終わり。
●黒髪

得点:0
降格:2+5
累積:186
合計:179
5点以上

●土羊/●黒髪/●緑地

得点:0
降格:2+5+3累積:85
合計:75
5点以上


以下の4名はお題を間違へ投句のため、各人各得点数より10点の罰点
また以下の句に選句した選者は3点の罰点するが地位には反映はしない

得点:14
降格:10
累積:518
合計:523
6点以上

●利根ノ雫:狛犬の表情を秋思に掛けているのが面白い。
●珍念:雨が降っている神社にひとりで行って、狛犬を見ている時点で、もう愁思でいっぱいですね。
●幻灯齋:「秋思をまとう」は「秋思かな」で十分ではないでしょうか?季語には触れず句をあずけた方がいいと思います。とは言うものの静かな境内にそぼ降る雨、雰囲気のある景に惹かれて、天。
●はじめ:とてもいいです。

●土羊:狛犬が首を傾げていたら・・面白いです。
●長閑/●小酔/●酔象/●豆春/●三丁目
●おじや/●酔魚

得点:1
降格:10+5+3累積:274
合計:256
6点以上

●黒子坊:ボンヤリとという表現がとてもマッチしていて、全体をひきたたせている句だと思います。
●利根ノ雫/●鷹目

得点:1
降格:10+3累積:1
合計:-11
3点以上

●日曜生:野球ファンではない私から見ると、こういう深刻さが実におもしろいものなのです。
●珍念

得点:0
降格:10+5累積:20
合計:5
5点以上

●舟酔


無断休場
降格:10
累積:112
合計:102
4点以上


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