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第155回
12月場所の2

お題は【煤払い】でございまぁぁぁ～す！

優勝
舟酔関
ありがとうございます。こいつは春からなんて浮かれず、進みます。
今年はどんな年になるんでしょう？皆様の御健康を思います。

優勝

優勝：10
得点：23
累積：699
合計：732
8点以上

●鷹目：遺影がちょっと笑ったように見えます。
●緑地：日常と、非日常のあわいをかんじるなぁ。普段手に取らない遺影を改めて大事に扱ういい機会になりますね。
●三丁目：微妙なズレへの視点にやさしい心遣いが感じられます。
●楽が鬼：丁寧に丁寧に一年の煤を払いをし手を合わせ扉を閉めようと遺影を見たら・・・ありゃりゃすんませんてな景色かな。巧い切り取り方ですなぁ！
●小酔：「ちょっとずれたる」に煤払いの情景が凝縮されていいですね。
●おじや：うちの実家のもずれてました。
●珍念：こんなときじゃないと、仏壇なんか掃除しませんからね。
●写汰：ずれた遺影から「こら、直せ」という声が聞こえてきそうです。詠み手と故人の関係性を想像して面白く読みました。
●酔魚：5 と似ていますが、ちょっとずれた遺影を飾り直したのか、遺影そのものがずれて写っているのか？理解に迷いました。
●豆春：年末だけ掃除っていうのも悪いけどまあ勘弁してね、っていう感じに読みました。
●土羊：優しさ溢れる句ですね。
●阿美土：忘れていたのではないが、寂しいか。居酒屋幽霊かもな。
●素松:ちょっとがとても可愛らしく好きでした。
●めだか/●利根ノ雫/●草千里/●はじめ
●黒子坊

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：15
累積：195
合計：215
6点以上

●豆春：いつまでも仮住まいの都会の人の、ちょっと寂しい感じがうまく出ていると思いました。
●素松:気楽さがとても好きでした。
●小酔：その年最後の大掃除、終わった後の心の表現が面白い。掃除した人も最後にはこの世から掃き出される運命ゆえに。
●舟酔：人生の終わりを軽くいなして素敵です。
●日曜生：仮住まいを清めつつ、一生を俯瞰で見る。年末らしい感慨です。
●天布留：借り住居ではなくても人生は仮住居とも言えるのではないかしら。
●土羊/●鷹目/●三丁目/●緑地

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：14
累積：25
合計：42
4点以上

●珍念：きれいにしてもらってうれしいなー！　なんて思ってると、泥棒に盗まれたりしますからね。世知辛い。
●天布留：清々しい気分になりました。このときのみならず普段から、きれいにしていたいものですね。
●はじめ：すましけりが気持ちよさそう
●写汰：煤払いをされている間じっと鎮座している神様。ユーモアの中に新しい年がよい年であるようにと祈る作者の願いが感じられました。
●豆春：体をくすぐられてもすましていますよね。滑稽で好きです。
●利根ノ雫：新年を前にきどってるのかな。
●小酔：大勢の人が忙しそうに動く寺や神社の煤払い、その動きとは対照的な仏像や神様。上手いですね。
●幻灯齋/●めだか/

○○○勝ち越し○○○

得点：12
累積：81
合計：93
5点以上

●阿美土：何度読んでも面白い。かえって好いちょる情がいいなあ。
●黒子坊：関西弁がなんともコミカルで可笑しい。奥さんのヨコで所在無く小さくなっている亭主の図が浮かんできます。
●鷹目：タバコと新聞を持って家中を追い立てられる。あるいは腐れ縁を断ち切る女の決意でしょうか？
●黒髪：なんとも微笑ましい。おしどり夫婦を想像しましたが、仲良しの児童生徒の間にも、こんな風景ありそう。
●舟酔：関西弁が効いてます。
●楽が鬼：なんだなんだこの575。口語体だしポエムにゃ向かない関西弁。だけど何故か気になる木になる気・・・えぇ～い新春だぁ～チャレンジだぁ～！
●写汰/●幻灯齋/●日曜生/●緑地

得点：12
累積：1011合計：1023　7点以上

●月心：「青空仕舞ひ」というのがさわやかさがあっていい。
●草千里：壮大で爽快な大掃除ですね。
●黒髪：大掃除は晴れの日に。夕暮れの表現方法「青空仕舞ひけり」に大掃除の神様の差配を思います。
●舟酔：青空って仕舞えるんですね。明日のために。
●珍念/●土羊/●豆春/●日曜生/●楽が鬼

得点：9
累積：33
合計：42
4点以上

●はじめ：普段忘れていてもしみじみ見てしまいます
●酔魚：５と11は同じような着想ですが、単純な素直な表現が好ましく思えました。
●天布留：手が止まり、しばしば思い出にふけってしまいがちです。
●めだか：結婚写真かな？
●豆春/●三丁目/●素松

得点：9
累積：584
合計：593
6点以上

●おじや：歴史なり。一年の締めくくりにずっしりきた。窓からでで行く埃が、みんなこうつぶやいているようでにっこり。
●利根ノ雫：ごもっとも。
●草千里：年末の掃除だからこそ見える景色ですね。
●珍念/●写汰/●酔魚/●素松/●はじめ

得点：9
累積：31
合計：40
4点以上

●土羊：鏡、新聞と現世にチクリとくる巧みさが素晴らしい。
●幻灯齋：昔から伝わるばあちゃんの知恵でしょうか？鏡以外の掃除もきっとその家に伝わる昔ながらの方法でやっているんでしょうね。
●珍念：新聞紙のインクがつや出しになるんですよね。わたしも昔よくやりました。
●酔魚/●舟酔/●酔象/●素松/●おじや/●楽が鬼

得点：5
累積：6
合計：11
3点以上

●はじめ：払えればいいのですが程々に
●三丁目：「澱」じゃなく「檻」には参りました。たまには檻から出してあげたほうが良いのでは。
●黒髪：「澱」を「檻」と表記したところに、とらわれの心が透けて見えます。はしご酒のおおらかさを今年は導入したいものです。
●幻灯齋：酒で心の煤払い。それもありでしょう。一軒ではなかなか煤も落ちないようですね。
●舟酔/●めだか/●利根ノ雫/●鷹目/●天布留
●月心

● ●●横綱負け越し●●●

得点：10
累積：639
合計：649
10点以上

●酔象：締めくくりの思いを込めた人の姿が浮かび上がった
●月心：日の短い夕方には終わったというところが、「鎮ま」るという一種、厳粛さがあって暮れの大掃除にふさわしい表現です。
●幻灯齋：時間をかけて家中をすっきり綺麗にし、掃除のあとの静寂が訪れた静かな黄昏時の様子が伝わってきます。
●めだか：朝イチやっても半日後、って物理的真実の発見ですよね。
●阿美土：緩かな移ろいがある。ふるさとの母かなあ。
●黒髪