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第186回
4月場所の1

優勝

　日曜生関　

お題は【蛙の目借時】でございまぁぁぁ～す！

優勝

優勝：10
得点：21
累積：715
合計：746
8点以上

●はじめ：決算期も近いですね
●舟酔：貸借対照表が妙にリアルで、眠気を誘います。
●楽が鬼：机に突っ伏しそうに成りながらもダりの数字と必死ににらめっこしている様が見えてくる。生活労働俳句技巧派！。
●三丁目：思案に暮れてついうとうと。滑稽味が際立っています。
●長閑：季節と賃借対照表、ダブルで眠くなりますね。春先の古文といい勝負かも。
●豆春：賃借対照表が俳句になるとは、すばらしいです。バランスシートもこの時期しか見ない人も多いと思うので（私も）目借時にはぴったり。
●幻灯齋：「貸借対照表」の発見。よく「貸借対照表」を見つけたものだと思います。俳句に使われたのは俳句史始まって以来では？！
●月心：確かに春に複式簿記が重なると睡魔登場とならざるを得ません。
●小酔：午後２時ころに金銭貸借表を読むには確かに蛙の目を借りる必要があります。面白い。
●利根ノ雫：ユーモラスな状況が浮かびます。
●鷹目：ビジュアルが鮮やかすぎます。
●邪愚樂/●天布留/●土羊/●酔象

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：17
累積：1352合計：1374　7点以上

●土羊：場面作りが巧妙。眠気が良く伝わります。
●日曜生：会話がだるーくなっていく感じ。実は口を開くのもおっくうなくらい眠たい。ありますね。
●月心：こんな風に詠まれると反応がないのもほのぼのとします。
●酔象：双方共にということか。相槌と例えたところにユーモアがある。いいね。
●舟酔：それほど眠い、もう夢の中ですね。
●邪愚樂：聞いてるのか寝てるのかそこが問題ですか。
●幻灯齋：この句も「貸借対照表」の句と同様、よく目借り時の眠たくなる様子を「相槌」にフォーカスしたものだと思います。
●津和乃：眠すぎて、せめて聞いている振りだけでも・・・。響かぬ自己満足。わかります。
●楽が鬼/●天布留/●阿美土/●鷹目/●小酔
●豆春

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：14
累積：679
合計：696
6点以上

●阿美土：世を穿つ心を反映し、長い季語をリズミカルに組み立てています。
●酔象：蛙をきちんと声に出して読み、語感が心地好い。みんなどこかで拗ね者だし。
●黒子坊：鬼の眼にも涙。尋ね者の身にも蛙の目借時。マル対確保ご苦労様です。
●鷹目：輾転反側の果ての安らぎ。身に沁みます。
●天布留：人間だもの、ね。
●はじめ：誰でも眠いんですよね
●邪愚樂/●三丁目/●小酔

○○○勝ち越し○○○

得点：10
累積：1043合計：1053　7点以上

●天布留：どの教科も一緒かと思うものの、やはり古文が一番の子守唄かしら。
●小酔：掲載句の中で一番よく眠れる情景が思い出されましたので。午後の古文、漢文の授業は昼寝の時間。
●利根ノ雫：学生時代を思い出したが、確かに寝ていた。
●楽が鬼：限りなき典型の類想で過去いかほどの句が詠まれただろうか？本来なら真っ先に落とすであろう。しかし今回、他の句に季語を丁寧に詠んだモノが見られないという状況では、秀句ゆえ抜かざるを得ない。
●三丁目：ちょいと直球過ぎの感ありでしたが、懐かしき記憶が蘇りいただきました。
●黒子坊/●津和乃/●鷹目/●舟酔/●日曜生
●豆春

得点：9
累積：20
合計：29
5点以上

●三丁目：簡潔このうえない道具立てで、味わい深い情景がたっぷりと描かれています。
●利根ノ雫：畳の部屋でゴロンと気持ち良さそう。
●阿美土：湯飲み茶碗の中は酒でしょう。畳の目をじっと見ながら更に酔う。寂しさもあり、でものんびりやろう、てな気持ちがあります。
●楽が鬼：山崎放代の短歌「こんなにも湯呑茶碗はあたたかくしどろもどろに吾はおるなり」と重なり合うような句です。●酔象：畳にこぼした茶が染みてゆくのが見えたのは、わが春のまぼろしか。
●日曜生/●長閑