第193回
7月場所の2

優勝

該当者無し

お題は【空蝉】でございまぁぁぁ〜す!

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:17
累積:712
合計:734
8点以上

●おじや:少年の驚きと冷や汗をダイレクトに感じました。周りでは蝉の声までしているよう。
●楽が鬼:夏休みの田舎でのこと。初めて蝉の抜け殻を掌にのせられ、かちんこちんに固まっていたあの頃・・・今でもあの感触が浮きあがってくる少年少女冒険記。

●酔象:その子は、その時、何を思ったのだろう。静止したその一瞬の中に、永い時間があるかのような句でありました。
●緑地:こわいでも面白い。見たい見たくない。大事にしたいでも壊したい。子供の逡巡がありありと伝わります。
●月心:空蝉を初めて手にした自分の驚きと感動が蘇りました。

●豆春:空蝉は今にも動き出すような形が魅力? はじめて触る小さい子には、怖いでしょうね。あるいは潰すのが怖い?どちらにして も蝉の殻と小さい手を想像すると微笑んでしまいます。
●舟酔/●土羊/●鷹目/●三丁目/●長閑

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:15
累積:123
合計:141
5点以上

●三丁目:凛とした佇まいが清々しい。
●豆春:空蝉を見ていると不思議な力が現実の欲を捨てさせますね。諦めるというか、受け入れるというか。それが仏の教えなのか禅なのか わかりませんが、そんな気分を詠んだ句だと読みました。蝉ってすごいですね。
●邪愚樂:蝉の飛ぶ映像が思い浮かびます。
●津和乃:「空の旅」ではない事をじっくり考えていました。納得の1句です。
●小酔:「一処無住」なる仏教用語如き単語。確かに空蝉を捨てて行った住人のその後の生活を言いえて妙ですね。
●幻灯齋:禅と蝉。字が似ている事に気がつきました。 深そうで実はそうでもいないザックリ感がいいですね。
●利根ノ雫

○○○勝ち越し○○○

得点:12
累積:250
合計:262
5点以上

●幻灯齋:たかが蝉の抜け殻を見て何を?と思われるかもしれませんが、たまには感傷的になるのも悪い事ではないと思います。共感出来ます。
●舟酔:イメージが広がると止まらなくなり頭の中が凍りつきました。
●阿美土:呆けた脳!脱け殻、ことばの象徴が空想する涙になる。知の深さを駆使した優れた俳句、詩人である。
●天布留:加齢によって涙腺はゆるくなるとか? それだけでなく、ちょっとした感動しやすくなるようですねぇ。
●小酔:空っぽ同士が共鳴したのでしょう。ボケて怒るより泣く方いい。鳴く方もいい。そして無く方へ。
●楽が鬼/●三丁目

得点:12
累積:699
合計:711
7点以上

●珍念:一週間の晴れ舞台ですね。
●長閑:ドラマチック!背中の割れから、ひと夏の恋と命が出てきたと。
●おじや:切実なのに何か明るい!空へ飛び発つオープニングでした。
●津和乃:小さい頃の記憶がそのまま蘇りました。
●黒子坊/●阿美土
●月心:うーん全く恋と命の短い夏です。うまい。
●緑地:力尽きた蝉を見ても無惨な気がしないのは、生を全うしたからなのだろう。
●酔象

得点:11
累積:1059合計:1070 6点以上

●天布留:蝉の短命を哀しみ、痒さをこらえるご神木。童話ができそうです。
●はじめ:大木にとっては食い込む爪もむず痒い程度なんですね。
●楽が鬼:面白い着想と発見、これぞ諧謔愉快なり。それにしても中七の説明がもったいない気がするが、リズムが取れて、これでいいのだ。
●日曜生:そういわれると払い落としてあげたくなります。可笑しさがいいですね。堂々とした御神木と濃い緑の背景が浮かびます。

●月心:御神木に空蝉の爪の硬さを詠んだ秀句です。
●珍念:修行だと思って動かず耐えるのみでしょうか?
●津和乃/●阿美土/●緑地

得点:10
累積:218
合計:228
5点以上

●日曜生:蝉の抜け殻の完璧な形に、背中の裂け目の歪みだけが、痛々しい程の生まれる力の跡を感じさせます。降り込む雨の静けさや、視線の優しさがいいと思いました。天地のからくりの縮小を見るようです。
●鷹目:雨が来て、空気の匂いが変るのを感じます。
●緑地:一見無惨だがしばらくすると自然や生への肯定感を感じました。
●はじめ:それでもまだしがみついているんですね。
●酔象:抜け殻と水の描写はすばらしいから、雨を、例えば雨水としたら、すばらしい句になったように思える句でありました。
●楽が鬼/●津和乃/●阿美土/●幻灯齋

得点:9
累積:682
合計:691
5点以上

●小酔:「空蝉」以外「かたかな」。その「かたかな」の音と軽さが、まさに「空蝉」。上手い。
●邪愚樂:いい響きですね。
●土羊:軽さの表現への丁寧さを強く感じました。
●長閑:「かせかせ」の音が独特。
●日曜生:空蝉、拾い上げればまずその軽さに驚きます。「かせかせ」が上手いと思いました。
●舟酔:集めても空しいだけなのになぜか集めてしまう幼き頃。
●津和乃/●酔象/●はじめ/●おじや

得点:7
累積:260
合計:267
6点以上

●長閑:零戦記のかなしさと、抜け殻がうまく合っている気がします。
●幻灯齋:ひとつではなく二つ乗せるのは何故?深読み出来る余白がいいですね。

●おじや:この俳句がものすごく気になる。

●天布留:零戦記だから句になるのかなあ、と思いました。私ならどんな本に置こうか、う〜ん・・・。
●黒子坊/●珍念/●小酔/●酔象/●日曜生
●利根ノ雫

得点:7
累積:94
合計:101
3点以上

●はじめ:ピンバッチや缶バッチより立体的でかっこいいもんね。
●利根ノ雫:子供の頃よく胸につけて遊んだなー
●楽が鬼:作者の少年時代の実写ですね。

●三丁目:親爺の胸だったら、と思いつつ戴きました。
●日曜生/●天布留

得点:5
累積:248
合計:253
5点以上

●黒子坊:短くも太い生き様だと思います。
●津和乃:雨にも負けず、風にも負けず、本当は負けたいのかもしれない空蝉のはかなさを感じました。
●舟酔/●珍念/●邪愚樂/●長閑

得点:5
累積:18
合計:23
3点以上

●利根ノ雫:空蝉のはかなき人生だが、耳に残るんですね
●酔象:震災や戦争、鎮魂を深く感じる句でありました。

●月心

得点:5
累積:54
合計:59
4点以上

●黒子坊:サムライと言いますか、日本的な姿ですね。
●珍念:空蝉をじっと見ていると、何か仏像のような……。
●邪愚樂/●月心/●豆春/●日曜生/●天布留
●おじや

● ●●大関負け越し●●●
● ●●関脇負け越し●●●
● ●●小結負け越し●●●

得点:3
降格:6+3
累積:115
合計:107
6点以上

●土羊:大人の執着、子供の無慈悲の対照が面白いです。
●阿美土:子供の成長は多くの命の代替えとも思う。命を奪い命を繋ぐ生き物連鎖を象徴する力のある句。
●緑地/●豆春/●天布留/●はじめ

得点:4
降格:6+2
累積:482
合計:474
6点以上

●土羊:田山花袋の「布団」を思い起こしました。男の執着心ですか。
●黒子坊:未練とはやっぱり男の言葉ですよね。
地獄 三丁目:190場所における幻灯斎関の想いが反映されていないため。

得点:2
降格:6+4
累積:1379合計:1369 6点以上

●鷹目:じっと見ていると虫の精巧さは自然物ではないような気がします。
●舟酔/●小酔/●緑地/●幻灯齋/●はじめ

得点:2
降格:6+4
累積:258
合計:248
6点以上

●三丁目:素直な願望に共感いたします。
●黒子坊/●邪愚樂/●長閑

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:3
降格:2+2
累積:695
合計:691
5点以上

●豆春:本格的な虫、クワガタとか、が採れない小さな子どもを想像しました。仕方がないので蝉の殻を拾って虫籠に入れたかわいそうなチビ。もっ と別な話なのかな? でも空蝉と寂しいが呼応してますね。
●邪愚樂:捕らわれてしまったのですね。
●楽が鬼/●月心/●利根ノ雫

得点:3
降格:1+2
累積:53
合計:50
5点以上

●阿美土:空しさに思わず笑顔も深い一生の認知だろう。さらりと流れる穏やかな句である。
●利根ノ雫:憂き世は短し、笑顔で逝けたらなー
●土羊/●鷹目●幻灯齋
地獄 三丁目:190場所における幻灯斎関の想いが反映されていないため。

得点:2
降格:1+3
累積:204
合計:199
5点以上

●舟酔:その通りですよね。不思議をそのまま句にして成功。
●土羊/●珍念/●鷹目/●おじや

得点:1
降格:2+3
累積:101
合計:96
5点以上

●鷹目:あるいは酒毒におかされたボディを脱ぎ捨てるのでしょうか。
●小酔/●三丁目

得点:0
降格:1+5
累積:49
合計:43
5点以上

●豆春

無断休場
降格:10

累積:86
合計:76
5点以上

無断休場
降格:10
累積:61
合計:51
4点以上


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