第200回
11月場所の1

幻灯斎関
第200回のキリのいい回に賞をいただく事が出来ました。
ありがとうございました。
前回は短信の場をお借りし、句会の提案をさせていただいたところ
お忙しい中、出席・欠席のご連絡やご提案を含め、
何名かの句友から回答がありました。
結果としてはもう少し暖かくなってから考えよう!
という事に落ち着きそうです。
皆様、ご協力ありがとうございました。
来春の桜の頃にやれればいいなと思っています。
また、懲りずにご案内させていただければと思いますのでその節は、
よろしくお願いいたします。

 

優勝

優勝:10
得点:28
累積:1104 合計:1142 6点以上

●利根ノ雫:美味しい沢庵が出来そうです
●三丁目:奥行きと時間の経過を感じさせる影の使い方が巧み。秋晴れの穏やかな一日の情景がくっきりと浮かびました。
●酔象:連なる影からついつい視線を移して見てしまう。そして、軒先の縁側で、冬の始まりの時を感じた。
●天布留:シャープな干し大根の影を詠むことで、天気のいいこともわかりますとてもいい絵が見えてきます。
●日曜生:日本家屋の佇まい、廊下、障子、畳の直線の構図に干し大根の影、ユーモラスで美しい景色を思い浮かべました。日差しが低いのでしょう。穏やかな冬の夕暮れかな。

●阿美土:影を並べてがいい。のどかなふるさとの空気感、絵もきれいだなあ。
●小酔:日差しが低くなり座敷の奥まで入る様子と、干し大根の様子がいい感じ。
●土羊:整い過ぎるくらいの原風景が現れます。
●おじや:縁側の風景。冬の句は、意外と縁側により添っているものなのですね。
●楽が鬼:干大根と連なる影・・・数多の句があるが上五「座敷へと」で時・空間を一気に伝えてくるのが素晴らしい。が巧すぎて歯がゆいので人。
●舟酔:今も日本の風景でしょうか。
●鷹目:冷たさと、風の乾ききった手触りを感じます。

●緑地/●草千里/●豆春/●豪力/●はじめ

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:21
累積:750
合計:776
8点以上

●はじめ:薔薇と装備が重なりました。
●津和乃:記念すべき第200回の1句としてピタリですね!
●幻灯齋:言葉の選び方が秀逸。何年も前に作った捨て句の中に冬薔薇のようにぽつりぽつりと佳句が見え隠れする。ん〜、ただもんじゃない!
●楽が鬼:中七「捨て句束ねて」下五「冬薔薇」が、上五「若き日の」の詠嘆に陥りもせずめっちゃ恰好く気持ちいい。「ワカキヒノ ステクタバネテ フユソウビ」朗唱するとリズム良くストンと胃の府に落ち、句を記憶した。素晴らしい。
●鷹目:年の瀬に心中も整理するのでしょうか。
●天布留:中七がいいです。冬菊では駄目ですねぇ、バラがいいでうよね。
●三丁目:うまいですねぇ!季語が効いています。ただ、惜しくも「地」。「捨て句」だけではなく「若き日の句すべて」が対象だったらが潔いと思いますが、いかがでしょう。
●豆春:初冬に咲くバラは小さいですけど、色が濃くきれいです。捨て句と組み合わせたところが大人な感じで好きでした
●草千里/●土羊/●阿美土/●酔象

○○○勝ち越し○○○

得点:11
累積:754
合計:765
6点以上

●草千里:笑顔と日向で暖かさ倍増ですね。
●おじや:実家の近所の、三ババと呼ばれるお婆ちゃんたちを思い出しました。優しい気持ちになりました
●阿美土:ばあたちの笑顔が弾け微笑ましい
●緑地:気持ちのいい笑い声が聞こえてきます。暖かい。

●はじめ:年寄りばかりが元気ですね。
●日曜生:めでたく愛らしく平和で頼もしい。婆と日向ぼこは見慣れていますが、姦しいほど笑う婆は最高です。
●小酔/●豆春/●天布留

得点:10
累積:19
合計:29
3点以上

●鷹目:O・ヘンリーのような冬が思い浮かびます。
●豆春:なんでもない瞬間だけど、冬と銀が効いていていいです。懐かしいような、でも場所も選ばす、普遍的な素敵な詩だと思います。

●楽が鬼:きっと握りしめていいるのだろう、なけなしの銀貨。下五に「冬の街」と置いたことで、時代は戦後「肉体の門」冬編を勝手に想像して楽しんでます。

●日曜生:ポケット(ですよね?)に数枚の銀貨、これは冬ですね。歩くと鳴ったり、手を入れて確かめたり。ささやかで嬉しい何かが買えるくらい。「銀貨」が上手いと思います。
●邪愚樂

得点:9
累積:279
合計:288
5点以上

●黒子坊:すべての季語は酒に通じていくのでしょう。
●幻灯齋:暗くなったから飲む。十分な理由です!寒いから飲む。暑いから飲む。のん兵衛はなんで飲む理由を考えるんでしょうね?
●はじめ:熱燗ですね。
●天布留:のれんをくぐる人々が見えるようです。
●珍念:呑まない理由はたくさんありますが、呑む理由はひとつで十分です。
●楽が鬼/●緑地/●土羊/

得点:9
累積:276
合計:285
5点以上

●小酔:句のリズム、メロディが好きです。我が家のツツジも帰り花が咲きました、が遠い記憶は遠いままでした。
●津和乃:とても綺麗で、言葉が一連となってスッと入ってきました。
●利根ノ雫:過去を振り返る季節なのかな。
●草千里:どんな花が咲いていて、どんな日々を思い出したのだろうか、思いが錯綜します。
●豪力:誰しも昔に戻りたいという希望をうまく表現している
●天布留

得点:8
累積:741
合計:749
7点以上

●土羊:悟りを開いたように目を細める猫が浮かびます。
●豆春:初冬の感じが絵として伝わります、斜光の淡い光とか。他の季節ではセンチメンタルが出ないですもの。
●邪愚樂:猫が冬に入る感じが想像しました。
●幻灯齋:猫が開放的になるのは春か夏のような気もしますが、作者目線からはその事による寂しさがつのるんですね。

●日曜生/●緑地/●酔象/●鷹目/●三丁目
●豪力/●黒子坊/●月心

得点:7
累積:116
合計:123
5点以上

●月心:木枯らしが吹いて寒いときほど、露店の兄さんたちの声もよけい熱くなるものです。木枯らしが逆にその熱さを吹き冷ます、という反語っぽい感じがいいと思いました。
●舟酔:焼き栗の屋台を思いました。

●楽が鬼/●小酔/●幻灯齋/●阿美土/●邪愚樂

得点:7
累積:197
合計:204
5点以上

●酔象:仁王の表情と、詠み手の表情を思い浮かべ、見比べて、思わず微笑んでしまった。
●草千里:寒いとこの仁王さんにはそっと供えてあげたい足湯です。

●緑地:山門の寒さが伝わってきます。
●三丁目:仁王様と足湯。やさしさとおかしさにほっこり。

●幻灯齋/●利根ノ雫/●おじや/●月心/●珍念

得点:5
累積:54
合計:59
5点以上

●邪愚樂:新境地にたっした感じが素晴らしいです。
●小酔:新たなる挑戦へ、霜を踏むというシュチュエーションが気に入りました。
●利根ノ雫:この時期に新天地に赴くとは決意が必要ですね
●草千里/●津和乃/●天布留

● ●●大関負け越し●●●
● ●●関脇負け越し●●●
● ●●小結負け越し●●●

得点:2
降格:6+3
罰点:10
累積:173
合計:152
6点以上

●豪力:阿佐ヶ谷という地の懐かしさが表現されている
●小酔/●黒子坊/●珍念

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:4
降格:2+1
累積:681
合計:676
5点以上

●豪力:一人旅の寂しさをうまく表現してる
●阿美土:遍路じゃなさそう。ゆったりとしたリズム、人生をふりかえっているのやら。

●日曜生/●豆春/●黒子坊/●はじめ

得点:3
降格:1+2
罰点:10
累積:88
合計:75
5点以上

●緑地:絵を思い浮かべてなるほどと。面白かったです。
●日曜生/●幻灯齋/●土羊/●三丁目

得点:3
降格:1+2
累積:66
合計:63
5点以上

●珍念:最近、目を閉じるとすぐ寝ます。。
●舟酔/●おじや/●はじめ

得点:4
降格:1+1
累積:88
合計:86
5点以上

●珍念:最近焚火してると怒られるんですよね。
●月心:火のぬくもりは、不思議とみんなを集め談義をさせるものですよね。

●舟酔

得点:3
降格:2+2
累積:262
合計:258
5点以上

●邪愚樂:暖かい場所に旅立つ季節感がいいですね。
●酔象:奄美という南の地と、初冬の散る紅葉の景色の対比がうまいな、と思った。
●鷹目/●津和乃

得点:2
降格:1+2
累積:55
合計:52
4点以上

●おじや:逆じゃなくてよかったと心から思います。しかし寒いですねー!
●利根ノ雫/●酔象/●三丁目/●津和乃

得点:2
降格:-1
累積:17
合計:14
3点以上

●黒子坊:松任谷由美が「SURF&SNOW」を発売してから33年目の冬がはじまるのですね。
●舟酔

得点:2
降格:2+3
罰点:10
累積:1378 合計:1363 5点以上

●黒子坊:ワン・ツー・スリーと景気よく徳利が空いていく感じが伝わってきますね。
●津和乃:十二分に秋に浸り、お酒を堪能しているのですね。

●阿美土/●邪愚樂/●月心

得点:2
降格:2+3
累積:277
合計:272
5点以上

●舟酔:何か小さな決心が感じられていいです。
●月心:口語調の「大丈夫まだ」が気に入りました。

得点:1
降格:2+4
累積:481
合計:475
5点以上

●土羊:確かに・と・頷きながら選句しました。
●楽が鬼/●利根ノ雫/●鷹目/●おじや/

得点:0
降格:2+5
累積:62
合計:55
5点以上

●珍念

得点:0
降格:1+5
累積:209
合計:203
5点以上

●豪力

届出休場
累積:88
合計:
5点以上


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