第206回 2月場所2
優勝
豆春関
思いもよらなかった優勝! ありがとうございます。
お茶の先生の伯母がおり、訪ねるとよく一服点てくれました。
茶はなじみのある題材ではあったのですが、千利休その人のイメージはもっぱら映画と大河ドラマから。
茶杓を削ってるのは鶴田浩二かな?
句はいつも出した後から直したくなり、この句も「命が載ってる」のは見えないし
「薄き茶杓の茶のこぼれ」のほうがいいかななと考え中です。
優勝させていただき、評をたくさん読めてありがたいです。参考になります。
どうもありがとうございました。

優勝

優勝:10
得点:23
累積:273
合計:301
5点以上

●草千里:薄き茶杓に載る命、はかなさと、あやうさと、絶妙なバランスですね。
●緑地:死に際に作った茶筅の銘は『泪』と知りました。
●はじめ:命の際疾さにぞくっとしました

●楽が鬼:利休の遺品として古田織部に渡った茶杓の銘は「泪」。一読して作者の品性この句の深みを感じ取りました。
●津和乃:亭主の力量が試される。茶の湯の世界観を強く感じます。

●三丁目:儚さをうまく捉えていると思います。
●日曜生:最初は薄き茶杓に乗るほど軽いと読んでしまいましたが、軽いのではなく、一掬いの茶でさえもその香りや存在感の尊さを詠まれたのかと思いました。抹茶の緑が輝くような句だと思います。
●月心:茶道に一命をかけた利休の思いが感じられます。
●豪力:綺麗な句だと思います
●小酔:上手い。でも、そんなに真面目に描写しなくともね。
●幻灯齋:茶杓と命の視点がいいと思いました。利休ならではという感じもします。
●利根ノ雫/●邪愚樂/●珍念

殊勲賞

殊勲賞:5 得点:16
累積:689
合計:700
5点以上

●邪愚樂:利休の末路鑑みる良い句ですね。
●利根ノ雫:奥深い哲学ですね
●酔象:激しい感情を押し消すようにしている自分がいる。その感情を表裏と静かに激しくうまく伝えている。
●幻灯齋:17文字で千利休の時代から表千家、裏千家の現代まで一足飛びです。改めて俳句の力を感じ、17文字のタイムマシンに乗せていただきました。
●豪力:表と裏という言葉が後々、流派にもつながっていくので面白い
●阿美土:茶に潜ませた企みは濃い。利休よ、読まれてるぜ。
●三丁目:処世術に長けた人が羨ましい‥‥が。裏表の方が落ち着く気がしますが、やはり表裏ですかね。 
●草千里:一辺倒ではままならない生活を感じました。
●はじめ/●津和乃/●豆春/●珍念/●楽が鬼
●酔象

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:13
累積:851
合計:867
8点以上

●月心:「冷めぬ釜」という表現に道を窮めた利休の執念のようなものが感じられます。
●舟酔:脈々と息づくものを冷めぬ客とは見事です。
●土羊:難しいい季題でしたが、上手さが際立ってます。
●小酔:最初は天。純文学的ですね。釜が、すこし利休忌に付き過ぎと気になりましてーー。
●楽が鬼:知性を感じる洒落た句です、こうした句をひねり出る作者に乾杯。
●はじめ/●草千里/●豆春/●三丁目/

○○○勝ち越し○○○

得点:12
累積:476
合計:488
5点以上

●天布留:映画「利休にたずねよ」見ました。利休に作者山本兼一氏に合掌。
●阿美土:天下を左右した利休の茶、懐かしむともざっく!粋である。利休も一人ではこうしたであろう。
●草千里:茶の道には関係なく茶を啜っている様がいいです。
●珍念:元気があって大変よろしい。
●邪愚樂:どういう体勢なのかすごく気になりました。
●土羊/●豪力/●利根ノ雫/●緑地/●鷹目

得点:10
累積:110
合計:120
5点以上

●小酔:ジャズ喫茶でマイルス、コルトレーン、ロリンズなんて聴きながらコーヒーを飲んで利休忌を過ごす人格によろめきの一票。17番と下五「呟けり」は同じでも上五の切れ字「や」がよく効いている。利休忌との離れ具合が素晴らしい。
●豪力:僕もコーヒー派です
●楽が鬼:喫茶店でJAZZのBGMを珈琲を飲みながら「利休忌」を詠まんとしている自分の景を見られたような。趣味趣向時空を越えて楽しめた。
●鷹目:自分としてはすごく「季語が生きている」と感じました。
●土羊/●天布留/●舟酔/●珍念/●日曜生

得点:10
累積:156
合計:166
6点以上

●津和乃:400年の時を超えた姿。まさにサルですね!
●土羊:ユーモアがあってなごみの利休忌。
●はじめ:解散間もない日光猿軍団と秀吉が今だから懸詞として面白い。
●舟酔:私もまた、この通りで共感を持ちました。
●緑地:流石の猿も反省したみたいですね。遅いよ!
●天布留:秀吉のみならず多くの人間が反省すべきことをかかえていますねぇ
●楽が鬼/●天布留/●豆春

得点:8
累積:1384 合計:1392 6点以上

●鷹目:利休の「ひとの言うことを聞かない」テクニックに憧れます。
●幻灯齋:古色蒼然とした感じになりがちなところ、今風で良かったです。利休忌にこめた思いがさらりと伝わってきます。
●珍念:切腹させられないようにしましょう。
●日曜生:美を求めて生きれば俗の世の些末なことなどどうでもよく…という心境になりたいのでしょう。くすっと笑える感覚が良いです。
●阿美土/●はじめ/●月心/●緑地

得点:7
累積:321
合計:328
6点以上

●日曜生:それは孤独でもなく自己顕示でもなく、自分の足音がどう響いているかに耳を傾ける、内省的な情景だと読みました。利休の生き方に背を正させるものを感じるのは皆同じなのでしょうか。
●三丁目:我が道を貫くのは、なかなか難しいものです。

●豆春:今回多かった意味深系。この句は景が浮かんだのでいただきました。

●舟酔/●月心/●草千里

得点:7
累積:256
合計:263
5点以上

●利根ノ雫:死に接吻とは儚き世界ですね。
●緑地:権力にも自分の流儀好みを貫き通すのは並大抵じゃありません。
●鷹目:上村一夫の絵で再現されました。

得点:6
累積:62
合計:68
5点以上

●珍念:おもてなしの心は変わらない、利休の茶の真髄でしょうか。
●天布留:利休に生きた時代だから興に時はつながっていいるのだなぁ、としみじみ思いました。

●土羊:侘び茶の心。 現代の解釈とは違うのでしょうね。
●豪力/●幻灯齋/●酔象

● ●●大関負け越し●●●
● ●●関脇負け越し●●●

得点:1
降格;7+6
累積:788
合計:775
7点以上

●月心:利休の自死は「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」という葉隠の境地だったのかもしれません。
●三丁目/●日曜生/●鷹目

得点:1
降格:7+6
累積:1169 合計:1156 7点以上

●はじめ:侘びと華やかさのギャップが上手く皮肉られている。
●小酔/●津和乃/●三丁目

● ●●小結負け越し●●●

得点:7
累積:776
合計:783
6点以上

●酔象:一服のあとのように、落ち着いて昔を思い、いまを見ている。一枚の画の如き句です。
●豆春:そうなんです。当然のことですけど、利休忌を当てると意味深く感じられる。ナイス!と思いました。

●利根ノ雫:利休の明日は無念ですね

●阿美土/●天布留/●小酔/●幻灯齋/●邪愚樂
●草千里

●●●前頭以下負け越し●●●

得点:2
降格:1+3
累積:51
合計:47
5点以上

●豆春:謙虚さが美しく、茶の湯らしいと思いました。
●土羊/●豪力/●日曜生/●緑地/●楽が鬼

得点:3
降格:1+2
累積:59
合計:56
5点以上

●邪愚樂:良い響きの句ですね。
●津和乃:今回のお題に対して、辿るのコトバが非常にマッチしていると感じました。
●幻灯齋/●鷹目/●酔象

得点:3
降格:2+2
累積:308
合計:304
5点以上

●舟酔:利休のこと何も知らないのですが雰囲気が一番あるような気がして。
●阿美土:佳き日を惜しむようにさらりと詠んでいて、気持ちがよい句。
●津和乃

得点:1
降格:3
累積:35
合計:32
4点以上

●酔象:深く激しい悲しみを静かに吐き出す。その感情の置き方が利休とうまくマッチしている。
●阿美土/●小酔/●利根ノ雫

得点:0
降格:1+5
累積:204
合計:198
5点以上

●舟酔/●月心/●邪愚樂

得点:0
降格:1+5
累積:88
合計:82
5点以上

得点:0
降格:1+5
累積:68
合計:62
5点以上


届出休場
累積:56
合計:
5点以上

得点:4
降格:1+1
累積:44
合計:42
5点以上

無断休場
降格;10
累積:127
合計:117
5点以上

得点:1
降格:2+4
累積:211
合計:201
5点以上


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