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第216回　7月場所1
優勝
酔象関
優勝の知らせのメール・・はてさて、誰が優勝なの？　と思ってしまいました。
わからんものです。大砂嵐が優勝するようなものでしょうか？
ことしは山にも行けず、相撲も休場がちですが、ありがたき知らせでありました。
手刀を切りたいと思います。
句は、漱石の虞美人草の一場面と、槍に行ったけれど、嵐だった思いを下地に作りました。
みなさま、ありがとうございます。
暑中お見舞い申し上げます。

優勝

優勝：10
得点：19
累積：473
合計：502
5点以上

●天布留：登山する人がうらやましい。雄大かつ神秘的な光景を想像しました。
●三丁目：類句がありそうな気もしますが、明快で気持の良い句です。上五は、やで切った方が締まるのでは。
●豪力：槍ヶ岳にそまる朝日、綺麗ですね
●津和乃：移りゆく陰影。そして姿を現す槍ヶ岳。大自然をあおるNHK的なアングルが目に浮かびました！
●利根ノ雫：孤高の槍ヶ岳が美しく浮かび上がりました
●日曜生：絶景ですね。検索したらちょうど朝焼けの槍ヶ岳の画像がヒットしました。「孤高屹立」の言葉を選ばれたことが素晴らしいと思いました。
●月心：朝焼けは、孤高屹立しているすべてのもの（人も）を美しくクローズアップさせるものだと感じ入りました。
●緑地：下はまだ闇。黒々とした山塊とのコントラストが美しい。
●土羊/●はじめ

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：12
累積：1083　合計：1100　7点以上

●舟酔：東横線側の渋谷でしょうか？とても懐かしく胸に来ました。
●楽が鬼：都会ではあまり見なくなったが、旅の途中では頻繁に見かける。この句は都会のぬるさに紛れた朝ぼらけの中に浮かんだ路線鏡の鉄錆の味がしてくる。
●利根ノ雫：私の朝の通勤を物語っていただいたようです
●はじめ：爽快さとぬるさの対比が面白い
●津和乃：始発のプラットホームに立ちながら、今日も1日が始まるなぁと気持ちのぬるさも感じます。
●阿美土/●鷹目

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：11
累積：318
合計：332
5点以上

●日曜生：朝焼けの吉凶や禍々しい雰囲気が鮮やかだと思います。時事を端的にとらえ、闘志を持って毅然と立つ人が見えつつ感情の言葉が無いのも潔い。「朝焼けの」が「反戦旗」と「路上」のどちらにかかるのか、明確にするといいかと思います。
●長閑：徹宵してデモかな、つい最近まで60年代の句みたいと思えたものが、今の景色と読めますね。
●小酔：朝焼けは雨の予兆。朝焼けの中の反戦旗も又、悲劇への予兆｡レミゼラブル、安保闘争。路上の反戦旗は朝焼けにしっとりと似合います。
●月心：キョーシローの「カバーズ」の一曲目「明日なき世界」で「東の空が燃えてるぜ」と始まる“反戦歌”がありますが、そんなのをイメージしました。斗う強い決意を意思を感じさせる句です。
●楽が鬼/●幻灯齋/●三丁目

○○○勝ち越し○○○

得点：11
累積：321
合計：332
5点以上

●緑地：でかい！気持ちいい壮大な句です。
●阿美土：どんとして偉大な人と地球、崇高なイメージが浮かぶなあ。エナジーも湧く。
●楽が鬼」比喩のでかさでは最大級のものだと感心させられた
●幻灯齋：朝日をだるまに見立てたのでしょう。視点が面白い。思いつかないな～。
●豪力：地平線から登るお日様が達磨に似てるって確かにそうかもしれません
●はじめ：荘厳さの中でご自身が達磨の気分ですね
●邪愚樂/●日曜生