第218回 8月場所1
優勝
鷹目関
「関脇」という段位のものすごい違和感に戸惑い、また感謝しております。
優勝を、句の主人公である、早世した友人に献げます。
いつまでたっても苦し紛れの発句です。
これからもよろしくお願い申し上げます。

優勝

優勝:10
得点:21
累積:385
合計:416
6点以上

●緑地:キーンとしたふりして涙こらえる男たち。昔の情景が何も語らなくても浮かんでくる。
●はじめ:黒服じゃ暑いですものね
●豆春:夏はお葬式が多いですね。アイス食べても寂しい、そんな昼下がりを想像します。
●日曜生:「偲び」を「喪服のまま」の氷菓、別離の特異と日常性の境界が曖昧になる。氷菓の儚さが上手く使われている句だと思います。
●舟酔:そういえば、あの人もこの人も夏の逝去でした。残された者は合掌のみ。
●長閑:食べ物が気持ちを代弁してくれる場面という感じ。大人の甘いものは甘いだけではないんですよね。
●幻灯齋:そんな時代も自分にもこれからありえると実感できました。
●阿美土:喪の沈鬱を氷菓の風情で薄めている。さぞかしよき友であったろう。
●天布留:偲ぶ気持ちはあれど、やはり暑いのでホッとした気持ちもあったのでしょうね。
●楽が鬼:ありがちなレトリックだが、うぅ〜〜暑いと唸るような真夏の景色にずっぽりはまり込んで、妙手!
●津和乃/●邪愚樂/●三丁目/●土羊/●月心
●珍念

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:17
累積:72
合計:94
4点以上

●豆春:リアルで切なすぎると思います。私の父も最後に口にしていたものは氷でした。この句を読んで泣く人がたくさんいると 思います。
●日曜生:食べやすいはずの氷菓もやっと一匙という状態。味や香りやささやかな栄養が届くように祈る一匙の重みを思います。母との人生、氷菓ならば笑顔で食べてきた映像の記憶があることでしょう。重みを抑えた深い句だと思います。
●月心:一口の氷菓をついばむシーンで、年老いた母の様子が強調されています。
●利根ノ雫:年老いた母親への愛情が感じられます
●津和乃:長い人生においても変わらず好まれる氷菓。その変わらない事に哀愁を感じるのかもしれませんね

●幻灯齋:思いの深い句ではありますが、生々しすぎて人。
●楽が鬼/●天布留/●小酔/●阿美土/●邪愚樂/
●鷹目/●土羊

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:14
累積:1091 合計:1108 7点以上

●楽が鬼:場所は富山か常滑か、はたまた古都京都。何はともあれ黒瓦とかき氷の対比の妙が、発見ですね。
●舟酔:日本の夏を極めに、黒い屋根瓦の続く地方の古い町へ旅したくなりますね。 ●三丁目:シンプルな二物衝撃から味わいのある詩情が感じられる。対比の妙。
●鷹目:瓦屋根は熱を溜めるのか、はね返すのか。陽炎が昇るような夏の午後です。
●天布留:うだる暑さが伝わってきます。いらかの黒と光る氷の対比がいいと思いました。
●日曜生:にっぽんの夏!風を感じますね。
●月心:瓦にあたる太陽の暑さと、かき氷の冷たさのコントラストがいいです。
●長閑

●●○○○勝ち越し○○○

得点:12
累積:129
合計:141
5点以上

●長閑:夏祭りの喧騒の中の「おいしそう」の気持ちが切り取られているようで、句としてすっきりまとまっていると思いました。
●はじめ:煌煌との文字に心ひかれました
●幻灯齋:屋台の氷菓子とは割と若い人の句か?昔は駄菓子屋、米屋、燃料屋、氷屋などで食べた記憶があります。時代と共に同じ季節の食べ物でも状況が変わるんだなーと思わせた一句でした。
●楽が鬼:昔縁日の灯りはカーバイトでした。あの独得の臭いと灯りは誘蛾灯のように子供達を誘っていたものです。
●土羊:カーバイトの灯りかな?縁日の情景を感じます。

●邪愚樂/●日曜生

得点:8
累積:835
合計:843
8点以上

●珍念:昔は病気の時くらいしかアイスとか買ってもらえなかったなぁ。。
●利根ノ雫:子供の頃熱を出すと食べさせてもらってなー。

●豆春:銀が美しいのだなあ、と思いました。掬うという字と合ってる!
●三丁目:銀の匙に親の思いが凝縮している気がします。
●楽が鬼/●はじめ/●天布留/●小酔/●緑地/●阿美土
●幻灯齋/●長閑/

得点:10
累積:895
合計:905
5点以上

●小酔:中七の「半分こした」と、下五の「アイスクリン」の短縮俗語が、ホンワカとした温かい雰囲気を出して面白く抜きました。
●豪力:よく半分こしましたが父ちゃんの方がいつもたくさん食べてました

●三丁目:子供に戻って句に残す、ささやかながら大切な夏の記憶。大事にしてください。
●緑地:単純にかわいい。おじさんの句だったら嫌だけど。
●阿美土:残りは母ちゃんにあげるんだ。心温まる家庭、もうないなあ。

●津和乃/●舟酔

得点:6
累積:12
合計:18
3点以上

●豪力:昭和の良き日本の風景ですね
●小酔:昭和アナロジー。郷愁を感じさせる描写に一票。
●舟酔:記憶の底ですが、子供心を掻き立てられた音と旗。昭和も遠くなりにけり。
●邪愚樂:最近、氷菓売りめっきり見かけなくなりましたね。
●楽が鬼/●緑地/●豆春


得点:10
累積:1413 合計:1423 5点以上

●土羊:中年と氷菓の組み合わせが楽しいです。
●邪愚楽:老人がふと子供の顏に戻る事ありますね。
●小酔:「氷菓」といえば子供時代のアイスキャンディを思い出します。童顔に戻りますね。

●天布留:年齢問わず皆一様に句のごとくと思います。
●珍念:棒アイスは子供に戻りますね。
●利根ノ雫:童心に戻る感覚分かります。
●はじめ/●豪力/●日曜生

得点:8
累積:164
合計:172
5点以上

●土羊:爺婆の組み合わせにして鑑賞しました。
●珍念:高級なアイスを買ったのか、ふたりで食べているのか……。
●津和乃:確かに。氷菓を見つめ、的確に口元に小さな匙を運ぶ。その反復です

●鷹目:さくさくと口に運ぶ。ぐずぐずと山を崩して下を向く。仕草で会話するふたり。
●楽が鬼/●小酔/●阿美土/●利根ノ雫/●三丁目/
●舟酔

● ●●大関負け越し●●●
● ●●関脇負け越し●●●

得点:0
降格:7+7
累積:868
合計:854
7点以上

●豪力/●幻灯齋/●土羊/●豆春

得点:4
降格:7+3
累積:727
合計:717
7点以上

●邪愚樂:子供の頃、皆で駄菓子屋で毒々しい色のお菓子食べてたのを思いだしました。
●豪力:甘いものはよく親の目を盗んで食べたものです

●利根ノ雫/
●月心/●珍念

● ●●小結負け越し●●●

得点:5
降格:6+1
累積:308
合計:301
6点以上

●月心:縁日の見世物を観ながらの情景ですかね。臨場感があります。
●緑地:筋肉の谷間を走る汗の雫が強烈な夏を感じさせます。

●はじめ/●幻灯齋/●豪力/●三丁目/●舟酔
●珍念

得点:0
降格:6+6
累積:324
合計:312
6点以上

●天布留/●鷹目/●日曜生


●●●前頭以下負け越し●

得点:3.
降格:2+2
累積:339
合計:335
5点以上

●阿美土: 山車を引いた後町会の神酒所、微笑ましい景色。八丁目がいい、ポンポンと喜びのリズムがある。
●長閑

得点:1
降格:1+4
累積:63
合計:58
5点以上

●津和乃:夏だ。青春だ。気を引き締めて行こう!そんな決意表明でしょうか?!
●鷹目

得点:2
降格:1+4
累積:89
合計:84
5点以上

●鷹目:かき氷のフレーバーは決らなくて、食べ始めれば人のが美味しそうで。
●月心

得点:2
降格:1+3
累積:192
合計:168
5点以上

●長閑:舌を出しっこして笑いあう。かわいいです。
●はじめ:毒々しいのに舐めたいよね
●緑地/●利根ノ雫/●豆春

得点:0
降格:-4
累積:29
合計:25
4点以上

●津和乃


届出休場
累積:502
合計:
5点以上

届出休場
累積:56
合計:
5点以上

届出休場
累積:152
合計:
5点以上

無断休場
累積:246
合計:236
5点以上

無断休場
降格:10
累積:42
合計:32
5点以上


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