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第225回　12月場所1
優勝
幻灯斎関

優勝

優勝：10
得点：21
累積：1112　合計：1133　6点以上

●豪力：よく見る光景ですね
●三丁目：蠅と一緒にテレビ欄に見入る己の姿を俯瞰した構図にペーソスとおかしみが。
●利根ノ雫：蠅も一緒に暮らしてるんだし、テレビも見るよね
●鷹目：紙の新聞を取らなくなって久しく、ノスタルジーを感じます。
●豆春：ちょっと笑えるようなものが「冬の蝿」にふさわしいと思いました。そういう意味で選びました。おかしい。
●舟酔：作者も蠅をじっと見ています。その作者をもじっと見ている作者がいます。
●小酔：隣にいる作者に似たのでしょう。ユーモアがあっていいですね。
●天布留：とまっているだけなのに面白い発想ですね。何曜日のテレビ欄だったかしら。
●楽が鬼：ユニークな図柄に仕立て上げた作者の力量に感服です。
●邪愚樂：蝿がすっかり住んでるようで面白い。
●土羊：認知症の母もテレビ欄をズーっと眺めてます。不思議。
●日曜生

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：15
累積：1436　合計：1454　6点以上

●楽が鬼：無念を見事に言い表した上五から中七が下五の季語に響きあって素晴らしい。
●邪愚樂：切なくて良い句ですね。
●幻灯齋：身につまされます。後悔や反省の日々を蠅に問われるとは。今年一年何をやってきたのか、お前大丈夫か？季節はずれのどうでもいい奴からの詰問です。
●黒子坊：相次ぐ訃報のなかに、遠くなる昭和を感じる気持ちと重なりました。
●小酔：月日は置くものですか、置き去るものづしょうかと悪口をいいながら、真摯な人柄を思い人。
●月心：自分のことを詠まれているようです。
●阿美土：置いてきたものばかりだ。小さな命たちがよく知ってるのでしょう。
●幻灯齋：ちょっと大げさ過ぎるも視点の面白さで人
●鷹目/●豆春/●酔象

●●○○○勝ち越し○○○

得点：13
累積：901
合計：914
6点以上

●豆春：100％天です。一読して好きで何度も読み返してしまいます。哲学がありかっこ良くて素敵です。
●阿美土：ずばり女の性。こう言いたいもんですな。
●小酔：「つまらなさ」の主体は何か。冬の蠅、叩く、女。夏の蠅なら叩いていいか、見ているだけなら許せるのか、男なら面白いか。叩いた女性が作者か、
あるいはそれを見ていた第三者か、など哲学させていただいた御礼で天。
●土羊：実にシニカルな上手さです。
●黒子坊：女性がつまらないかはともかく、女性のほうが容赦なく叩き殺す気がするのは気のせいでしょうか。
●楽が鬼/●天布留/●利根ノ雫/●舟酔/●豪力

得点：11
累積：484
合計：495
6点以上

●黒子坊：2つのものが調和して醸し出される悠久さ、ある種の達観した感じが印象に残りました。
●天布留：大きく出ましたねぇ。でも本当かもしれない・・・。
●月心：生きながらえる冬の蠅をこんな観点からみるとは、まさにコペルニクス的転換ですね。
●阿美土：訳がわからないが、わからないからいい世なのだと、知らされる。ミクロとマクロの対比がすごい。
●楽が鬼/●はじめ/●三丁目/●舟酔/●鷹目

得点：10
累積：304
合計：314
6点以上

●月心：○○は○○にありという断定的言い切りの言葉が活きていてすばらしい。
●豪力：冬の蠅は確かに固執するかもしれませんね
●日曜生：多い擬人化の中で、この言葉選びがきれい。
●楽が鬼：西を見ないで南窓、ふむふむ！なによりもきっぱりとした言葉廻しがとても気持ちがいいです
●はじめ：気持ちよさそうですね
●天布留/●小酔/●幻灯齋/●舟酔/●邪愚樂