第26回 夏 8月場所の1 お題は【水羊羹】でございまぁぁぁ〜す!
18年8月16日〜30日
 優勝
めだか関
前場所敢闘賞、今場所優勝という輝かしい成績を残しためだか関を、阿佐ヶ谷俳句草相撲協会審議委員会満場一致で小結昇進を認めます。おめでとぉ〜でごんす!
トピックス
●トップランナー南三丁目関がついに、大関陥落。●角番大関値札関がしぶとく大関の座を確保。●めだか関、二場所連続賞取りで三役小結昇進。
●今場所は一気に大量力士が降格。そのなかで目を見張るものがある女性陣の活躍が凛々しい。

優勝

優勝:10
得点:24
累積:70
合計:104

阿美土:のどかな縁側にて、はさみの手を休めていますな。水羊羹の透明感がぴったり。
豆菊:庭仕事の合間にひんやりとした水羊羹をいただく。品のある句だと思い
素松:縁側でののんびりした休憩。冷えた水羊羹がおいしそうです。
焚火古:人生の一端が窺えるようなきがします。
土羊:夏を演出した巧さに1票
日曜生:庭仕事をしているご主人に麦茶と水羊羹を用意して、縁側で団扇を使いながら庭を見ている老夫婦。絵に描いたような平凡がこんなに得難いものだとは若い頃知らなかったな。会話も少ないのでしょうね。静かです。素敵です。
酔魚:枝を切るはさみという不器用な言い方がいいんでしょうね。剪定ばさみじゃつまらないし。
冬樹:一読平明。胸の中にすっと入ってきます。奇を衒わないこういう句、私は好きです。
珍念:庭仕事をした後は、なぜか冷たくて甘いものが欲しくなるんですよね。
小紫:暑いなかの庭仕事もちょっと休憩。はさみを置きてという言い方が好きです

前場所、敢闘賞。今場所、優勝の好成績により 三役、小結昇進

殊勲賞

敢闘賞:5
得点:22
累積:235
合計:262

日曜生:吹きだしちゃいました。ドラマでこんなシーンがあったら、小道具はやっぱり水羊羹ですね。水羊羹は乾いてぬるくなっているんでしょう。
楽が鬼:難解熟語もなく、漢字で綴るワルツの拍子。落語のオチにある「とんとんオチ」のようなユーモア溢れるくすぐりのある楽しい句です。
小酔:漢字のみ九字で作られた映像も面白く、その中に口、苦、甘みと類語が入っており、更に面白さを感じ参りました。
佳:ありそうな情景ですね。いらいらして暑そうなはずが、思い浮かべると笑えます。
小紫:全部漢字なのにこれだけ情景が浮かぶのがいいで すね。面白いです。
風花:漢字ばかりでうまくまとまり、場景が見える。
珍念:まあ、甘いものでも食べて、少し和みましょうかね。しかし、この客も、そんなにいやなら来なきゃいいのに。
四等歌:苦虫をつぶすような顔をしなくてもいいだろうと思うのだがタダもう可笑しくて。
天布留:主は甘いものが苦手で、人が食べているのを見るのもいやなの?
与作:自棄と水羊羹が妙に合っています。漢詩調なのもおもしろい。
土羊:漢字3文字づつで俳句になるンですね。感心しました。

南三丁目正大関の陥落に伴い 東 正大関の座に

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:12
累積:116
合計:131

酔魚:ちりりん、祖母、水羊羹、三つの言葉が上手く決まってて懐かしい気持になりました。
マユ:「ちりりん」は玄関を開ける音でしょうか。懐かしい感じです。
玄伍:ちりりんと水羊羹のマッチングがすべてですが。
豆菊:お盆の季節。お墓参りもかねて里帰り。風の吹き抜ける家で水羊羹をいただく。至福です。
閑鳥:今年はお墓参りににいけませんでした。

○○○○○○

得点:10
累積:219
合計:239

幻灯齋:何か身につまされますが、水羊羹の自然な甘さに救われる気もしますね。
舟酔:この十年がきいてます。その前の十年は如何でしたか?そして、この後の十年・・・・・・・・。
楽が鬼:トホホの世界ですが、十年という数のもってき方が、作者の内に秘めた強かさを感じさせ、お上手。
閑鳥:大人ってずるい…なんちて。

得点:10
累積:27
合計:37

珍念:間違いなく悪人は水羊羹を選びません。いい人です。
はじめ:水羊羹だけなら悪い人じゃあないよね
孤風:虎屋なら申し分なくいい人ですね。
楽が鬼:お調子者の波平さんのお客を、襖の外で値踏みするサザエさん一家の景色を彷彿とする、ほのぼのとした句に感じます。が、そのこころは・・・?
小酔:軽い表現だけど一見の客に出す水羊羹に対してありそうな気持ち。

得点:10
累積:159
合計:171

冬樹:さて、何色なんでしょうね?私は、淡いブルーだと思いますが。「少年の夢」と「水羊羹」が「色」を媒介にして、付かず離れず、絶妙の味わいです。
玄伍:素直でシンプルでいいんじゃないでしょうか。
素松:少年の夢 それだけで明るい気持ちになります。
土羊:箱を開けたとき、どれにしようかな!?ですね。
舟酔:もちろん水色。いつか濁り。その前に黒く濡れ!

得点:9
累積:67
合計:76

三丁目:いろんな状況が想像できる。遺産相続家族会議で納得いかないが、渋々了承した後の場面と解してみましたが、いかがかしらん。
与作:座敷で団欒した後を感じさせるひとつ残った水羊羹。時間の余韻を感じます。
酔象:こんなにお見事に存在感のある水羊羹にはなかなかおめにかかれませんぞ

得点:7
累積:67
合計:74

孤風:ゼリーはプルプルなんだけど、水羊羹は「ゆらゆら」なんだなぁ。
四等歌:凪までも吸収してしまうほどプルプルしている水羊羹はほっぺたが落ちるほど美味いと思う、美味そうな句です。
利根ノ雫:お盆の里帰りが目に浮かびます

得点:7
累積:114
合計:121

小石川:日常とはこうした想いの積み重ね。夏の日の点景を彷彿と感じさせてます。水羊羹はこんな気分をしみじみと感じさせてくれるものなんですね。
三丁目:普通の日常生活が描かれてなにかホッとする。季節ごとに季節をちょっといただく、素敵な日本の習慣を再確認。
冬樹:早くこういう心境に達したいものです。色々と「こと」があり過ぎる我が身としては・・・
豆菊:過ぎ行く日常に、ほのかな甘味のアクセント。すっきりとした生活がうかがえます。

得点:7
累積:70
合計:77

めだか:水羊羹ってつるつるしていて、よその家では、緊張すると食べるのが難しいですよね!それを笑って照れ隠し!うけました。(笑
小酔:水羊羹を切るクロモジを、不器用な笑いと切り取った表現が素晴らしい。
幻灯齋:爪楊枝が上手く使えなかったのでしょうか?「不器用笑い」とは出て来ない言葉です。このような言葉を使いこなせるようになりたいものです。
酔魚:確かに爪楊枝では喰いにくい。面白い。でも私、黒文字という言葉は大嫌いです。

得点:7
累積:184
合計:191

閑鳥:大人の恋は切なさが、水羊羹のイメージと重なってよかった。
めだか:数十年前の古風な初恋のような感じがしました。水羊羹を見るとその時のことを思い出すのでしょうか。
日曜生:告ぐすべもない恋を慰めるには水羊羹が合いますね。ほろりと砕けて儚い甘さ。
利根ノ雫:思い出に浸りほのぼのとした感じがいいです。
焚火古:食べすぎに注意か。


得点:7
累積:134
合計:141

幻灯齋:ムフムフフの含み笑いがいいですね。ご家老も越後屋も登場していませんが、そこに居そうな臨場感がいいです。ただの饅頭ではなく水羊羹を間に良からぬ相談をしていそうなのも何かかわいいですね。
舟酔:もしかして水羊羹の下も水羊羹 ナンセンスって悪よのう。でも好き。
はじめ:甘い汁の下にはさらに切餅ですね
三丁目:悪巧みの場に似合わない水羊羹。が、このミスマッチが悪を強調していて妙。

得点:6
得点:38
合計:44

阿美土:山波の遠方に目をやり、水羊羹に風を感じながら、のどごしのよさ。
天布留:涼しさを運んでくれました。
風花:風のある屋外で食べるとおいしいでしょうね。
素松:水羊羹の澄んでる色あいが想像できました。

得点:5
累積:35
合計:40

めだか:寒天のせいで歯型がはっきり。小さな子は甘すぎて味見でやめたのでしょうか…。
小紫:水羊羹にかぶりついたのでしょうか、、、みそっ 歯がいいですね。
佳:つまりは行儀の悪い食べ方なんですが、そうそう、もちろんわかります。

降格:2+10得点:
累積:319
合計:307

天布留:きれい。ぷるるんと揺れる水羊羹が、目に浮かびます。
焚火古:とても綺麗。

大関責任点数7点に届かず二場所負け越し、今場所の得点没収。大関陥落 次場所にて大幅勝ち越しにより最昇進

●●●●●

降格:1
得点:4
累積:2
合計:5

利根ノ雫:子供の頃もっと欲しくて指を舐めていたっけ
小石川:小気味いい句です。子供の頃、あこがれの彼女の前で袋入りをどう破るのか判らず、幼い恋心も恥ずかしさに潰えた苦い水羊羹もありましたよ。

降格:1+3
得点:4
累積:53
合計:53

風花:とぼけていてクスッと笑ってしまう。絵本のようです。
孤風:そうそううちもそうと相づちを打つ

降格:1+3
得点:4
累積:54
合計:54

四等歌:見た目が楽しい水羊羹なのでしょう、涼しくてかわいい。
玄伍:『散らす』と『みっつ』が重なって説明過多になっているのが残念

降格:2+1
得点:3
累積:37
合計:37

小石川:ふむ〜!こうゆう俳句もありなんですね!集中静寂の空気感が、水羊羹の一語でどことなく人肌に近いゆるやぎを心地よく味わせて頂きました。
阿美土:まさに無心無我。茶の甘さが残るなあ。

降格:3
得点:2
累積:17
合計:16

佳:おばあちゃんの好物を知っている孫の、得意そうな大きな声。みんなのにこにこ顔が浮かびます。

降格:3+3
得点:2
累積:105
合計:101

与作:幕間に水羊羹を食べている道化師の後姿が見えてどこか悲哀も感じます。

降格:3
得点:2
累積:4
合計:3

マユ:モネと水羊羹の組み合わせが意外に合ってます。

降格:3+2
得点:2
累積:91
合計:88

はじめ:缶入りですね、わかいなぁ
マユ:新たな発見!

降格:5
得点:0
累積:24
合計:19

降格:5+1
得点:0
累積:26
合計:20

降格:5
得点:0
累積:18
合計:13

降格:5
得点:0
累積:0
合計:-5

得点:-2
累積:0
合計:-2

無断休場 三段目降格

得点:-2
累積:64
合計:62

無断休場

得点:
累積:
合計:96

届け出休場

選句投票者  総勢 29名

天布留

はじめ

冬樹

与作

幻灯斎

めだか

孤風

楽が鬼

小酔

酔象

小紫

酔魚

阿美土

三丁目

玄吾

日曜生

小石川

珍念

焚火古

素松

土羊

利根ノ雫

閑鳥

豆菊

四等歌

風花

舟酔

マユ

home top
句合・阿佐ヶ谷俳句草相撲協会
風花 豆菊  笑い猫 マユ 玄吾 日曜生 阿美土 三丁目 山路紫琴 珍念