第302回 2月の1

お題
春寒
HARUSAMU

優勝
横綱 日曜生関
熱すぎずぬるすぎず、 ちょうどよい温度の白湯は気持ちいいです。
軽い胃痛も楽になります。
お試しください。
春寒という響きに惹かれ、サ行の言葉を探して思い付きました。
選者の皆さまありがとうございました。

優勝

優勝:10
得点:22
累積:1113
合計:1145
10点以上

●月心:春寒の中で白湯を飲み干す。「身に一筋」に屹立した精神性が表れている。
●天布留:のどもとからすぅーっと流れる白湯の暖かさを感じました。
●三丁目:中七が秀逸。白湯ではありませんが、朝の水で実感してます。
●丘山:下の句の清々しい情景に惹かれてました。

●楽が鬼:上中下の言葉が総て響き合い背筋がぴんと張る思いが伝わってくる素晴らしい名句です。
●幻灯齋:まだ寒い朝に体にすーっと入っていく白湯が見えてきます。季節感を白湯との取り合わせでうまく表現したと思います。
●はじめ:白湯だというのに有難や。。
●鉄乙女: 美しい小道具のような言葉たち。贅沢な味わい。

●緑地:僕も朝一の白湯派です。まさに一筋。
●津和乃/●利根ノ雫/●豆春/●遊歩

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:16
累積:1240
合計:1261
6点以上

●舟酔:春を待つ気持ちがさわやかです。まあだだよって声に出したい!
●酔象:まあだだよと言われてみればその通りなのだよ。おもはず微笑んでしまい固まった身体と脳が少しゆるんだ。春の寒さが暖かだ。
●黒子坊:「まあだだよ」がつくりだす雰囲気がいいですね。たくさんのことを待ちわびる様子が伝わってきます。

●遊歩:かわいい句ですね。
●月心:まだまだ寒い日は続きます。
●日曜生:「春よこい」を思い起こしました。まだですかねえ
●天布留:年をとると誰に問うでもなくつぶやいてしまいますね。
●丘山:童話調で表現されてるのが良かったです。
●三丁目:自問自答を対話と化し、とぼけた味わいに。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:15
累積:6
合計:24
4点以上

●日曜生:夜半から凍り始める真冬は終わり、長い夜を耐えて日の出間際に凝固点に達するという、微妙な春を詠まれたのかと思います。凝固点がいいです。
●幻灯齋:凝固点の発見!春まだ寒い朝、氷の張る刹那を凝固点で表現。日の出間際が寒い時間帯である事がよく分かります。
●阿美土:凝固点が凄い。間際の転換の一瞬の静止、次の劇的変化が切り取られている。

●楽が鬼:上五中七に流れる平明な言葉の流れを、見事、凝固点にて止めた力量に感服。
●緑地:まさしく冬が春に負ける寸前のポイント。

●豆春:硬質な感じはあってると思いました。ちょっとやりすぎかなあ?
●津和乃:文学的という感じがしないところの面白さがありますね。
●丘山/●鉄乙女/●酔象

・・・ 勝ち越し・・・

得点:14
累積:698
合計:712
6点以上

●鉄乙女: 部屋を引き払う季節でもあることだよね、と、さりげなくほのめかされているようで。
●小酔:想定ですが、卒業間際の貧乏学生が売らざるをえない本にかじりついている。春寒が似合います。
●舟酔:生活の中の一片、直ぐ入れて夢中になる、どんな本なんだろうと思いました。
●酔象:引っ越しなのか、断捨離なのか、でも春の季節変わりのひとときの姿が浮かんで来る。実感よりも同感。
●月心:季節の変わり目に気持ちの整理が感じられます。
●幻灯齋:年度替わりに本を処分するのは季節を感じます。売るかどうか迷う本を読みふけるのも共感できます。
●遊歩:本を片付けながら、つい読んでしまうかんじがわかる。
●土羊:不用本を読みふける。ひょっとして初めて開いたページですか。
●楽が鬼/●緑地/●日曜生

得点:9
累積:135
合計:144
5点以上

●はじめ:猫がいて良かったね。
●天布留:思いびとの変わりに猫を抱いているのかしら。会える日が待ちどおしいのならいいですね
●豆春:猫でもいいじゃないですか!「や」と「し」がどっちか違えても、とも感じました

●豪力:猫は暖かいですよね
●黒子坊/

得点:8
累積:1295
合計:1308
7点以上

●小酔:下五の「一人とす」は、一人であろうとする、或いは一人たることを見つめるという意味でしょうか、いずれにしても湖畔を歩む中、春寒が似合います。
●黒子坊:鎮魂の句でしょうか。まだ寒々しい岸辺。いろいろな想いを胸に立っているのでしょう。
●鉄乙女:すべての季でも詠めそう。でも、やっぱり春寒がぐっと来るでしょう。
●邪愚樂:一人の散策は素敵です。
●利根ノ雫/●阿美土/●豪力/●月心/●天布留
●楽が鬼/●遊歩

得点:7
累積:1414
合計:1421
7点以上

●緑地:土の匂いが濃厚に感じられます。
●三丁目:遠い昔の記憶にある情景。手持ちの歳時記には載っていない料峭を初めて知りました。
●楽が鬼:料峭なる季語を知りました。正直、句には違和感を感じますが、この言葉が載る歳時記を知りたいです。
●酔象:土に触れて生活する人の季節の実感がある。料峭なる語を覚えた。
●邪愚樂

得点:7
累積:846
合計:853
5点以上

●豪力:初デートには渋いですね
●津和乃:小説を読んでいる様なリズム感です。
●舟酔:あの頃のコーヒーは濃くて苦かった。砂糖をたくさん、クリームを入れて飲みました。
●はじめ

得点:6
累積:205
合計:211
5点以上

●土羊:学生時代の春の記憶。寒さと明るさの融合が心地良し。
●邪愚樂:白々とした寒さに赤鳥居のコントラストが目に浮かびました。
●小酔/●黒子坊/●阿美土

得点:6
累積:593
合計:599
6点以上

●利根ノ雫:誰と手を繋いでいるのだろう。心は温かそうです。
●阿美土:初々し、ドキドキ感がいい。愛らしい情景です
●黒子坊:「神田川」のような世界が拡がってきますね。
●豪力

得点:5
累積:228
合計:233
5点以上

●土羊:学生時代の春の記憶。寒さと明るさの融合が心地良し。
●邪愚楽:モノクロームな古い記憶が脳をよぎりました。
●小酔/●鉄乙女/●阿美土/●幻灯齋/●三丁目
●酔象

● ●●横綱負け越し●●●
(10)
● ●●大関負け越し●●●
(8)

● ●●関脇負け越し●●●
(7)
● ●●小結負け越し●●●
(6)

得点:3
降格:6+3
累積:242
合計:233
6点以上

●遊歩:街灯ににじむかんじが美しい。
●幻灯齋/●緑地

得点:2
降格;6+4
累積:545
合計:535
6点以上

●日曜生:遡上する雪解けを川の蓋に例えたとよみました。発想がすごい。
●邪愚樂/●鉄乙女/●天布留

得点:2
降格:6+4
累積:111
合計:101
6点以上

●丘山:惰眠むさぼる、この表現がすごく好きでした。
●三丁目/●舟酔

得点:2
降格:6+4
累積:779
合計:769
6点以上

●小酔:落語の「黄金餅」と思いますが、上五の「春寒」に掛かる中七の「羽織のままで」と黄金餅との関係がよく解らない。でも落語好きとして」抜きました。
●楽が鬼/●利根ノ雫/●舟酔/●月心/●日曜生

●●●前頭以下負け越し●●●
(5)〜(0)

得点:4
降格:2+1
累積:1785
合計:1782
5点以上

●豆春:ポッケにいれると暖かいですねえ。気持ちがかわいい
●阿美土:正にこれ。途中で頬張る我、見られたり。易しい表現のぬくぬく、参ったなあ。
●邪愚樂/●津和乃/●黒子坊/●はじめ

得点:3
降格:2+3
累積:461
合計:456
5点以上

●利根ノ雫:今年は寒いので農家の人は大変ですよね
●幻灯齋/●豆春/●土羊/●緑地/●月心

得点:2
降格:2+3
累積:86
合計:81
5点以上

●津和乃:空気感が一番伝わってきました。
●三丁目/●土羊/●はじめ/●酔象/●遊歩

得点:1
降格:1+4
累積:63
合計:58
5点以上

●豪力:東京の風は冷たいですよね
●丘山/●舟酔

得点:1
降格:2+4
累積:82
合計:76
5点以上

●小酔●土羊:学生時代の春の記憶。寒さと明るさの融合が心地良し。
●土羊

得点:1
降格:-2
累積:-12
合計:-10
3点以上

●はじめ:酒こそ良き友。
●天布留

得点:1
降格:2+4
累積:133
合計:127
5点以上

●利根ノ雫:最初は心地よい空気も部屋まで冷えてしまいすよね。
●津和乃

得点:0
降格:2+5
累積:46
合計:39
5点以上

●豆春/●日曜生



home  top