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第33回冬12月場所の1　お題は【落ち葉/酉の市】でございまぁぁぁ～す！
18年12月1日～14日

同点優勝
楽が鬼関　はじめ関
楽が鬼関談：無念、前回昇進場所というのに弱腰がたたっての負け越して大魚を逃がした最中、今場所の優勝で再び上を狙う気力胆力が増強された心です。
かくなる上はなにが何でも摂らねばならぬ大関賜杯。と心に誓う楽が鬼メでありますよ。
はじめ関談：まぐれ当たりに驚いております来場所の降格点が多くなるのが心配です。
なにはともあれ新しき年の門出を飾るお題を出せることを喜んでおります。

トピックス
はじめ関：先場所初の技能賞受賞。最古参組で遅咲きのはじめ関は今場所の初優勝にて念願の幕内・前頭6枚に大躍進。
楽が鬼関：先場所大関昇進場所ながら負け越しながら、今場所の優勝で来場所の成績いかんで大関昇進。
小紫関：大関昇進2場所にて大関陥落/酔魚、三丁目関：両大関ともに来場所大関角番/値札関：大関陥落とともに無断休場・・・如何なる事か！

事務局手違いで、小酔関、珍念関の選句を漏らしておりました。幸いにも態勢にはなにも影響はありませんでしたが、今一度ご自身の採点を確認ください。

優勝：10
得点：19
累積：228
合計：257

●小石川：優しい眼差しでご覧の様子。酉の市ならではの光景、臨場感がひしひしと伝わってきます。
●珍念：います！こういう人。特に新宿花園神社。キャバとホストとゲイが大挙して押しかけてきます。
●玄伍：長き（永き？）願いがなんだかわからないけど、鼻ピアスと酉の市の取り合わせの妙で
●佳：くすっと笑える感じがいいです。若者のこういうギャップを見るのは楽しい。安心します。
●舟酔：鼻ピアスって耳ピアスより痛そうですね。願いごとが叶うような気がします。
●酔象：この様子をじっと見ていた人がいるのだなと思うと微笑ましい
●マユ：微笑ましい風景です。頑張れ、と声をかけたくなります。

優勝：10
得点：19
累積：43
合計：72

●めだか：値切ってその喜びに振る舞ってしまうって、あなたは江戸っ子ですか？思わずにっこりしてしまいます。
●幻灯齋：結果は同じなんでしょうが、酉の市での威勢のよい店と客のやりとりの面白さが伝わってきます。
●利根ノ雫：昔はみんなそうだったのに今はせちがらいですね。
●土羊：市の中に一緒に入り込める感じが素晴らしい。
●佳：「値切ってはずむ」リズムの良さ。活気がありますね。酉の市の面白さを素直に詠んでいるところに好感を持ちました。
●酔魚：言われていることはオカシイ、笑ってしまった。川柳っぽいけど。
●天布留：こういうのを江戸っ子というのですかなえ。
●孤風：明るいリズム感にご祝儀を差し上げたいと。

殊勲賞：5
得点：13
累積：127
合計：145

●酔象：束の間がいいですね、あるんですよ玄関にはいつの間にかに
●与作：木枯らしの一瞬をこんな形で捉えるとは！参りました。
●日曜生：まるで落ち葉が北風から逃れたくて、家の中に避難してきたみたいですね。こういう小さなものを詠んだ句は温かいものですね。こんな「目のいい人」になりたいです。視力じゃなくて。
●めだか：木枯らしが吹いているのでしょうか、ちょっとしたことによくきがついているなって思いました。「束の間」ではなく「刹那」はどうですか？
●豆菊：いつの間にか不思議な所にも落ち葉は舞い込んでいる。
●はじめ：一瞬のシャッターチャンスをとらえましたね
●天布留：経験在ります。ちょっと嬉しいのよね。

敢闘賞：3
得点：12
累積：197
合計：212

●小紫：私も舞う落ち葉は大好きです。その１枚１枚が生涯の嘘の数という発想が好きです
●はじめ：些細な嘘なら付いたそばから落ち葉のように吹き飛ばして忘れてしまいましょう
●舟酔：落ち葉のあとには雪が舞っていて全部まっ白にしてくれると思う。
●三丁目：大袈裟な比喩がすでに嘘でおもしろい
●佳：そんなに嘘ついたんですか？いったいどんな人なんだろう、というショックのままに人にしました。
●風花：ずいぶん嘘つきですね。でも言葉の調子がいいので、落ち葉を見る度にこの句を思い出しました。
●玄伍：嘘だー、それじゃ人生そのものが嘘になってしまう
●マユ：随分、ウソつきなんデスね！

○○○○○○

得点：10
累積：149
合計：159

●笑い猫：日差しをいっぱい浴びた落ち葉のベッドにダイブしたのはいつの日だったか？
●酔魚：晴れた日の落ち葉の暖かさが伝わってくる、素直な句で好きです。
●楽が鬼：ゆるやかな日射しのなか山人が山を行く。切り株に腰を下ろし一服の間にふと見れば全山一面の紅葉と落葉。あぁ～この山の落葉の蒲団に懐かているようだ。
●めだか：落ち葉掃きの山にばったりと倒れて見上げる空は真っ青でしょうね。「あたたかな」がうまいな。
●豆菊：子供の頃の遊びを思い出します。暖かくて不思議な音がする。気持ちいいですよね。
●阿美土：転げ回ると丹前に枯葉が付いていたっけなあ。

得点：9
累積：38
合計：47

●日曜生：携帯電話の無い頃、待ち合わせには「祈り」がありました。ぱらぱらと色とりどりの枯葉に降られて、時間がたってゆく切なさが一層強くなるようです。「待てぬもの」を見送りながら、私はよく待った方だと思います。句の情景があまり綺麗なので、待っていた時間を眩しく思い出しました。
●無名：皮肉にも相対する人と何かしら共通してしまう悲しさ。これは「待てぬもの」にしか詠めぬ句である。
●与作：はらはらと落ちる枯葉が、待つ、待てぬ時間を一層際立たせています。
●酔象：待つ待たぬ、その決断で人生が変わることもある、しかし葉は必ず落ちるのだ

得点：7
累積：117
合計：124

●風花：せつないですね。せつなさをうまく表現していると思います。
●小石川：「蹴って」の一語に共鳴。共に歩く親を見る目、そんな歳頃になってしまった子としての我、いいなあ。
●玄伍：ススメ、ススメ、元気な母さん。もうちょっと内容に膨らみが欲しいけど

得点：7
累積：17
合計：24

●天布留：悪しき職業なれど願う気持ちはわかる。
●笑い猫：スリとか泥棒とか聞くと敏感に反応してしまう。犯罪物好きです。
●幻灯齋：恥ずかしながら「掏摸」が読めませんでした。かっ込みの使い方がいいなと思いました。神様もスリに願われたんじゃたまりませんね。
●珍念：泥棒は賑わいの中でこそ孤独になるものか？

得点：7
累積：163
合計：170

●三丁目：いい雰囲気ですなぁ。手練ですなぁ。
●楽が鬼：大相撲は九州場所を自宅観戦。打ち出しの拍子木の音に、今年は火事が多い三の酉を思い出した。さてお酉さんに出張ってみるか。江戸の粋な景色が浮かんでくる。
●幻灯齋：拍子木をもってくる事で、雑踏の中から音がハッキリと聞こえてくるような立体的な句になったと思います。火事には気をつけなければなりませんね。

得点：7
累積：130
合計：137

●素松：句の形がかっこよかったです
●冬樹：関西出身の身にとって、酉の市を初めて見た時の衝撃は未だ忘れられません。まさにこの句の通り。闇夜に浮かぶ裸電球の恍惚として妖しき光・・。
●小酔：９字俳句や漢字俳句もやや飽きてきましたが、左右対称の妙と内容も面白く作者の努力に対して。
●与作：屋台の感じを漢詩調にまとめたところがおもしろい。
●孤風：整然として美しい

得点：6
累積：68
合計：74

●冬樹：確かに過ちは繰り返しますよね。零落しても尚繰り返す人間の哀しき性・・・。擬人法が効いています。
●日曜生：新緑か青葉の頃に始まった恋でしょうか。過ちを止められない、自分の中の死んでしまった部分を落ち葉に例えているのでしょうか。悲しいけど真剣さが沁みます。
●小紫：過ちは繰り返すもの、、でも毎年散る落ち葉に引っかけたのがいいですね。
●舟酔：ウーン。だからあなたはチャーミングなのですね。