349-tohyo.html

　　　令和元年
第350回　1月の2
阿佐ヶ谷俳句草相撲会、第289回選句、290回投句、集計終了、

お題

冬自由題

優勝

配当者無し

殊勲賞

殊勲賞：5
得点：18
累積：1522
合計：1532
8点以上

●酔象：人の世の節理というものでしょうか、冬の星が冴え冴えと輝いています。
●鉄乙女：等しく同じ命の瞬き
●利根ノ雫：父の死と重なり合うものがありました
●豆春：星から見れば人は小さなものですね、と考えて慰められます。冬が他の季節では合わないと思うのでいただきました
●三丁目：一瞬の静寂と星の光。永遠の時。
●幻灯齋：冬の星がはまりすぎて地。想像の枠を超えた季語を見たかったです。
●豪力：どこかのアニメで人は死ぬと星になるといっていましたがもしかするとそうなのかもしれませんね
●小酔：冬の星がいい感じで輝いている。
●丘山：透き通った空に煌めく星が奇麗でした。
●楽が鬼/●月心/●津和乃/●天布留

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：17
累積：580
合計：600
5点以上

●幻灯齋：雪女か？なぜ人に戻るのか。冴えわたる月は妖怪には似合わないかな。面白い！
●小酔：人に戻ろうとする酔っ払いは多分少数派。ですが気持ちはよくわかる。酔っ払いを客観視すれば納得。寒月が効果的。
●楽が鬼：変化の心は我が身にあると説いているのか、まずこの句の意はなんなのか読み取れないので、降参天！
●邪愚楽:人でなしではなく人に戻れて良かったですね。
●鉄乙女：仕事なのかはたまた飲んでいるのか。てっぺんより深い。
●舟酔：狼男の遠吠えが聴こえるようです。
●酔象：人に戻る前のナニモノより、ヒトはオソロシキものかもしれない。
●月心：寒月に酔いもほのかにさめつつある感じが良いです。
●鷹目

・・・勝ち越し・・・

得点：16
累積：1294
合計：1313
8点以上

●豆春：拡がりがあり色々な意味にとれるのが詩的。亡くなったのか別れたのか、はたまた人でないのか。ずいぶんと前に別れたのか。でももうすぐ春です、日が経ちました。春隣が効いている
●遊歩：もうすぐ春。気持ちも軽くなりたいですね。
●丘山：新たな恋の予感でんすね。
●鷹目：春を待ちつつ、浮つかない。心の平和です。
●酔象：しばらくのどか、ふと気づくとそう、春は近い
●幻灯齋：素直な句で好感がもてました。如何せん何が恋しいのか分からず残念。
●津和乃：今回は難しい句の中で、一番素直な句でした。
●月心/●三丁目/●緑地●鉄乙女

得点：13
累積：997
合計：1010
5点以上

●緑地：自然の造形力に脱帽。
●遊歩：けなげな老梅の様。
●日曜生：そもそも梅は、若い感じがしません。老婆が一生懸命ゆっくり一つずつ咲かせたような印象があります。
●天布留：どの花にも言えることでしょうが、梅には特に思いますね。
●豪力：阿佐ヶ谷の住宅地にはたくさん梅の花があってとても綺麗ですね
●月心：老梅の一花に円熟の悲哀に潜む美を感じます
●鉄乙女：老梅のその名前で余計に命を感じさせますね。
●土羊：繰り返し、繰り返し読んでいたら優しさを強く感じました。
●利根ノ雫/●丘山/●豆春/●酔象

得点：9
累積：1375
合計：1384
5点以上

●月心：暖冬の年、春寒を感ずるときにこそ出る正論
●小酔：正しく正論は、寒い。鼻ピアスが強烈なアクセント。
●利根ノ雫：鼻ピアスと正論のギャップがいいですね
●三丁目：対峙する作者の身も心も、ああ春寒
●緑地：若けぇなァ。ニーチャン。
●日曜生：わたしの、レモンを齧る句と対にしてください。
●遊歩/●邪愚楽/●津和乃/●幻灯齋

得点：7
累積：1778
合計：1785
7点以上

●三丁目：虎落笛との真っ向勝負の厳しい景。
●津和乃：参りました。力強く、崩しようのない句に仕上がりましたね。
●土羊/●日曜生/●豆春/●邪愚楽/●はじめ
●酔象

得点：6
累積：296
合計：302
5点以上

●天布留：映像がポンと出てきました。きっと猫は大欠伸をしていることでしょう。
●土羊：誠に今年の冬を象徴している一コマです。
●はじめ：ほのぼのですね。
●利根ノ雫/●豪力/●舟酔/●日曜生

得点：6
累積：631
合計：637
5点以上

●日曜生：暖冬の後の春は、ありがたみが少ない。まだ出番じゃないよって言いたくなるけど春の花が咲く。それでも、陽光を浴びて咲く水仙を思い浮かべると、全身の強張りがほどける感じがする。田舎道、道祖、水仙。いい絵です。ああ、旅に出たい。電車とバスしか手立てがない身としては、自粛のうちに見送るのか、この春。旅の代わりに堪能する一句。
●楽が鬼：羅漢、道祖、地蔵句の定番と言ってしまえばすんでしまいそうだが、背負う水仙花が清明で生きている。
●鷹目/●丘山/●小酔/●天布留/●酔象