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第36回冬　新年場所の1　お題は【若菜/注連飾り】でございまぁぁぁ～す！
19年1月1日～14日

優勝　
三丁目関　

トピックス
新入幕力士、緑地、草千里関初土俵
三丁目関：今場所の優勝で最多優勝回数7を誇り、次回の成績いかんで横綱誕生か？
新大関：楽が鬼関いきなり角番で関脇に降格
緑地関：初土俵でいきなり上位敢闘賞に一点差と迫る高得点で、幕下優勝。
草千里関：初土俵を勝ち越しとそつなく努めたが、酒気帯び場外乱闘で大けが、入院先より選句、初投句（女厄年マジ！）
小石川関：還暦/酔魚関：古希おめでとうございます！！！
マユ関改め黒髪に変名　

優勝：10
得点：22
累積：407
合計：439

●小酔：「ひと菜ひと根」という表現が万物の細やかな思いを伝え良い感じ。下五の「願いあり」もお題「若菜」と付かず離れずで上手い。
●小石川：新年を迎えた気持と、若菜のみずみずしいたたづまいが調和しあっていて、絶妙な味わいでを頂きました。
●酔象：手摘みの一つ一つ動作につつましやかながらもはっきりとした美しき人の心根を感じます、素敵です。
●酔魚：ひと葉ひと根の、という表現がきれいです。
●与作：願いながらの若菜摘みなんていいなー
●値札：すくい投げで壊れちゃいましたね。もっと句を壊しましょう
●黒髪：ひとつひとつ大切に摘んでいく様子が目に浮かびます。
●土羊：「いただきます」の心が好感をもてます。
●風花：素朴で可憐ですね。

殊勲賞：5
得点：15
累積：247
合計：267

●三丁目：縄一本と言い切ったところに、新年の凛とした空気を感じる。
●草千里：ごちゃごちゃといろいろついとるのはどうも性にあわんとです。
●小酔：最初月並みな感じもしましたが、やや垂れ気味の注連縄が多い中「縄一本の気概」の気迫に参りました。
●小石川：きっぱりとした言い切りが、一年の幕開けにふさわしい頼もしさを醸し出しているようですね。
●無名：さぞかし太い縄なのでしょう。それに反し皮肉に笑うあなたが浮かびます。
●風花：一気に詠んでいる力があります。
●黒髪：「縄一本の気概」が力強く、魅力的でした。

敢闘賞：3
得点：14
累積：50
合計：67

●阿美土:一目でこの句に決めました。待ち遠しい春の澄んだ情景が浮かぶ。若菜色とはこんな色を指すのだろう。こういうの大好きです。
●緑地：目の覚めるような水の冷たさが五感を研ぎ澄ましてくれるようです。新しい時を感じます。
●幻灯齋：最後まで「も」が気になりましたが、清廉な印象が気持ち良く、いただきました。
●紫琴：清々しい新年の一句ですね。迸る水滴も見えるよう。
●冬樹：美しい句ですね。ただ、中七の「も」は「や」で切った方が俳句的にはさらに達成度が向上したと思います。（小作同感）

○○○○○○

得点：13
累積：0
合計：13

●黒髪：昔、好きだったドラマの中で「トントントン」と父娘が歌っていた場面を思い出しました。しみじみです。
●楽が鬼：唐土の鳥を詠んだのだのだろうが、トリインフルの猛威に晒されつつある我が国の時事俳句にも読めるところがおもしろい。
●酔魚：同感、ナナクサナズナ、トウドノトリガ、なんて歌が僕も出てきます。
●利根ノ雫：何気ない普段の生活でもふと気づくとこんなときありますね。
●焚火古：幸せそうです
●無名：誰が見ているともなく時代遅れの唄を自らが口ずさんでいることに気付き、少し照れて、やさしく、そしてニヒルに微笑しているあなたが浮かびます。
●紫琴：これもひとつの幸せなんだなと。微笑ましい。

得点：11
累積：289
合計：300

●小紫：小津映画を思い出しました。母ではなく祖母って所がいいですね。
●酔象：若菜摘みとは忘れ去られようとしている美しき人間の営みであったということがこの句で気づきました
●三丁目：家族の姿、食卓の気配が見えてくる。
●与作：絶対いい奥さんになるよなこの娘
●冬樹：こういう女性を娶られた男性、すごく羨ましく思います。難を言えば、「躾のまま嫁ぐ」という言い方はもう少し別の表現があったのではないかと思いますが。
●楽が鬼：若菜を摘むよりも、若菜粥の方が祖母の躾の言葉が生きてくるのではないだろうか。それであったら天に抜きたい句である、惜しい。

得点：10
累積：120
合計：130

●利根ノ雫：正月に帰省する子供や孫を待つ感じがとても良いです。
●緑地：お婆ちゃんの姿が眼にうかびます。その後に孫の背を見送る時の寂しさも。晴れがましさと寂しさを同時に感じました。
●孤風：一休禅師の歌を思わせる句が散見される中「正月の情景」としては一番ほっとしました。
●小石川：正月風景でありながら、その奥にあるもうひとつの希望を感じさせて頂きました。
●佳：万事整えて、という老女の楽しい気持ちが伝わります。
●土羊：清新に待つ心・・・孫は可愛い・・・らしい。
●焚火古：画が浮かんできそうです。

得点：10
累積：27
合計：37

●日曜生：座り込んで地面が近くなった、小さな草に気付いた。「大丈夫？」と言われた気がした。七草粥にとらわれないで、視線の変え方がうまいなあ、と思いました。若菜の生命力、愛らしさが鮮やかです。
●珍念：かわいい感じが気に入りました。
●焚火古：見上げる若菜がすきです。
●小酔：若菜から見つめられる俳人はいい人でしょう。この視線をうれしく思いて。

得点：9
累積：147
合計：156

●無名:私自身この句を選ぶことをおこがましいと思っております。いはんやコメントをや。
●土羊：新年を迎えた老情が伝わってきます。
●小紫：「正月や冥土の旅の～」の逆ですね。ちょっとドキッとしました。
●三丁目：う～ん。確かにそうなんだと納得。

得点：9
累積：72
合計：81

●値札：目の行き届いた句ですね
●日曜生：「無事」の有難さが込み上げる句です。言い過ぎていないところが好きです。喪中のお正月の黒、注連飾りの白を連想しました。
●紫琴：ああ、そうだったなと、感慨深し。
●珍念：自分が悲しい時、他人が楽しんでいるのを見ると、自分がいかに深く悲しんでいるか自覚できるときがありますね。
●利根ノ雫：昨年も喪中葉書が多かったです。しみじみと感じ入ります。

得点：8
累積：273
合計：281

●天布留：我がふるさともしかりです。すがすがしい光景が好きです
●はじめ：込んでいる神社仏閣よりピリッとした正月を感じる
●佳：神様も「誰か来ないかなあ」と思うのでしょうか。

得点：8
累積：10
合計：18

●孤風：皮肉すなぁ。川柳とした方が良いのかもしれませんが、こういうBlackな感覚は好きです。
●天布留：暮れのうちに飾られていたのでしょう。淋しいですね。
●はじめ：粋がって目をくらますのいいね
●幻灯齋：このあっけらかんとした感じと気持のいいリズムが好きです。
●値札：几帳面な夜逃げです。人はどんな場合でも性格がでるもんです

得点：6
累積：1
合計：7

●楽が鬼：宿題やったの？正月ぐらいノンビリしたいのに口煩くつきまとう母親の姿を描いた若々しい句で、この句会においては新鮮で生き生きとしている。
●玄伍：母親は口うるさいものです。

得点：6
累積：122
合計：128

●佳：微笑ましい情景です。小鳥のすばやい動きと、老いた猫のゆったりした姿の対比がいいです。
●阿美土：むしろ見守るような老境の猫。ゆたう悠久の時がある。
●与作：年取った猫は小鳥もかまわず陽だまりでのんびりといったところかな

得点：5
累積：0
合計：5

●風花：上五が効いています。キリッとひきしまるような感じがある。
●素松：訪ねた先は暖かい家でしょうね。

大関降格

得点：5
降格：10+2累積：279
合計：267

●草千里：潔癖なお独り様、今頃は抗菌節分豆をお探しなのかしら？
●緑地：男女いずれにしても、孤高のたしなみを感じます。僕には、ちょっと、マネできないなぁ。
●舟酔：こうありたい私ですが作者は茶化しているのでしょうか？余ったらゴマ汚しもおいしいです。
●小紫：若菜は料理されるのでしょうか？潔癖がきいてます