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　　　令和2年
第376回　3場所の1

お題

春の暮
Harunokur

優勝

該当者無し

殊勲賞

殊勲賞；5
得点：18
累積：2031
合計：2054
8点以上

●遊歩：しぶい着眼点でした。
●豪力：最近の観光地では見れない風景のような気がします
●津和乃：この一年の様変わりと、ひっそりと春を越した情景がみえてきました。
●豆春：旅に出るとよくみる風景ですが、春の暮にみるとちょっと詩的ですね
●三丁目：筆跡が残る看板は最高。
●利根ノ雫：春になると観光に行きたくなりますね
●楽が鬼：巧みな言葉の配置に、色あせた看板も景色の中で一味醸し出していますね。
●月心：名所看板も春の暮にしぶく存す
●丘山：侘しい感じが好きでした。
●酔象/●三笠

敢闘賞

敢闘賞：3
得点：14
累積：156
合計：173
5点以上

●楽が鬼；この句会で思いもかけぬ、芭蕉翁的牧歌的な句が出現したことに驚き喜んでおります。
●鷹目：穏やかで、光景を想像するだけで微睡みたくなります。
●酔象：例句につながる春の夕暮れ。振り向いた原子心母の牛が沈思黙考の末に頭を垂れた。
●幻灯齋：画像が出てくるだけで何も腑に落ちません。いい具合の謎が気になりいただきました。
●豆春：他にも人候補があったのですが、描かれている風景がとても美しい、阿蘇を思い出しました、のでいただきました。
●津和乃：牛の一生を調べました。勉強になりました。
●小酔：春の暮のゆったりとした叙景詩。母牛の語感がいい。
●鉄乙女：柔らかくて美味しい草がどんどん生えてきてるんだなあと気付かせてくれる句。生命の爆発だ！

・・・勝ち越し・・・

得点：10
累積：1452
合計：1462
5点以上

●邪愚楽：ダメ男ぶりがはっきされそうですね。
●緑地：薄暗闇に諦念が浮かぶがカラッとしていて潔い。
●小酔：生産を成さぬ男と春の暮の付かず離れず感が面白い。何となくボーっとしていて似たような部分があるような気がする。
●土羊：選句した自分が不思議です。成さぬ男・・・か。
●遊歩/●幻灯齋/●鉄乙女/●鷹目/●天布留

得点：9
累積：629
合計：638
5点以上

●土羊：何だか、志ん朝の枕を思い出しました。ぽわぁっと春感じます。
●幻灯齋：なんとなくのぼんやり感が春の暮れに合っています。
●三笠：知った仲だけで通じる嘘、おしゃれな会話ですね。
●月心：あいまいになりし嘘や春の暮
●三丁目：何故か艶っぽい春の暮。
●楽が鬼/●遊歩

得点：9
累積：1183
合計：1192
6点以上

●月心：語ることなき両人に春の暮
●三笠：何も語らずただ肩を寄せ合う姿が素敵です。
●日曜生：読むだけで幸福感が。
●利根ノ雫：言葉にしなくても分かり合えるのはいいですね
●舟酔：２０年前の病院の窓辺で、私の思い出です。
●遊歩/●緑地/●豆春/●三丁目

得点：9
累積：1327
合計：1336
6点以上

●丘山：色づかい、描写が本当に綺麗な句ですね。
●幻灯齋：春の暮れと墨のグラデーションのイメージが重なります。切れ味のいい筆使い、刷毛使いが大好物でした。
●土羊：桃紅。線重なり。綺麗な句をつくられます。
●酔象：生死境界を区切る線が曖昧になって美となる。死ねないのも困ってしまう春の暮。
●楽が鬼：上等なる追悼句でありますよ。
●遊歩：107才の大往生でしたね。
●小酔/●豪力/●鷹目/●天布留