第参拾八回 春・弐月場所の壱 お題は【早春/梅】でございまぁぁぁ〜す!
19年2月16日〜27日
優勝
焚火古関
焚火古関談:おもさげながんす。
想定外の出来事に、戸惑っております。選句していただいた皆様、ありがとうございます。

優勝:10
得点:31
累積:64
合計:105

珍念:家の中に閉じこもっていてはとてもできない俳句ですね。野に俳句あり。
小紫:最近どこかでこんな景色を見たような気がします。きれ いです。
阿美土:山中の賢人がふと足を止めた、のどかな風景画のようです。
はじめ:鎌倉ですかね観光客が少ないといいですね。
与作:山門を額とはうまい!早春の山寺が浮かびます。
利根ノ雫:写実的で目に浮かんできます。
佳:登り詰めて梅一本。息を整えて見つめるのでしょう。詠んだ人の絵心ですね。
土羊:木造建築と梅。やはり、似合います。
草千里:景色が目に浮かびます。
素松:一度観たいと思う景色です。
日曜生:梅の木の佇まいを想像します。山門の額の中に納まる枝振りは若い素直な樹でも、曲がった老木でもそれぞれいいですね。作者の映像の梅の木はどんなふうなのでしょう。冬樹:実景がよく見えてくる優れた写生句ですね。中七、下五は、個人的には「額縁として梅一樹(いちじゅ)」とした方が良かったかと思いますが。
めだか:目に浮かぶようです、イメージとしては北鎌倉の円覚寺でしょうか。「1本」が他の言い方になるとなお…と思うのですが。
緑地:きっぱりとして、エッヂの効いた風景が梅らしい。。
天布留:立ち止まり、しばし眺めたくなる情景ですね。

殊勲賞:5
得点:15
累積:270
合計:290

無名:冬服と夏服の入れ替え時なので、「まだまだいけますぜ旦那!!」ってな具合に少し気張っているのではないのでしょうか。「おなか」いっぱいにしてやってください。そしたら箪笥も安心して軽くなるはずですから。
小石川:そう、この季節独特のおもったるさ。タンスに着目した間合いがなんともいいです。
冬樹:ひんやりとした早春の旧家のたたずまいが彷彿としてきます。季語との取り合わせが絶妙です。
小酔:天か地か迷いが。まだ冬着の出し入れで重い引出しに季節感がでてます。忘れたへそくりが在ったりして。
黒髪:冬物から衣替えするのでしょうか。ゴトンという音がしそうです。
草千里:タンスなんて実家にしかありません、懐かしい。
風花:発想の面白さ。

敢闘賞:3
得点:10
累積:168
合計:181

緑地:新鮮な春の息吹を感じます。清々しい。
天布留:雪解けの頃の川面が、星をちりばめたように光さまを思い出しました。
酔魚:きれいな光景がきれいに詠はれていて爽やか。末尾の「けむ」が?
風花:いかにも春らしい。
珍念:水はまだ冷たいけど、つい触ってみたくなる。天気のいい春の風景は気持ちいいですね。

敢闘賞:3
得点:10
累積:130
合計:143

佳:そうですね、合格発表と梅の花の季節なんです。初々しさ、春の兆しの句です。
三丁目:親のカメラにおどけながら応える子。笑顔の親子関係が見えていい ですね。
小紫:私も考えていたのですが、先にやられてしまいました。ガッツポーズの15歳がいいですね。
無名:僕もその一人でした。始まりと終わりは常に喜劇的で悲劇的なものです。
値札:桜よりも梅のほうがガッツポーズを生かしてくれそうです
はじめ:湯島天神にお礼参りですかね、オメデトウ

敢闘賞:3
得点:10
累積:3
合計:16

酔象:みそ汁の具の話だとは思えない、心に切実に染み入るものがあるのだ、孤独というよりも孤高というべきか
楽が鬼:けちな旦那の朝飯の味噌汁に映る我が瞳をしじみと間違えた丁稚の悲しみを表現した、落語の話に似たシュールさがおもしろい。
めだか:味噌汁の具はふきのとうでしょうか、さみしいけれど穏やかな大人っぽさが感じられます。
珍念:家の中にいても心がけ次第で季節は感じられるものですね。
土羊:早春の木の芽やフキノトウ。梅の香に勝った感。

○○○○○○

得点:9
累積:153
合計:162

天布留:寂しさのならず、いろんな力みも、ゆるむ気がします。好きな句です。
めだか:寂しさが「ほどけ」てゆくという表現にぐっときました。
孤風:寂しさも慣れれば楽し寒い春

得点:9
累積:104
合計:113

幻灯齋:勝手気侭な放蕩息子。いいですね〜。死ぬまで己を知らなくてもいいのかも?
値札:私のへその下は一年中、己を知りません。
舟酔:意味が今一つわからぬまま、そのオリジナリティに
楽が鬼:春といえば必ず出てくる臍の下俳句。ながら己を知らぬと突き放した言い方が、どうともとれて面白く戴きました。

得点:8
累積:76
合計:84

素松:贅沢なお酒ですね。
焚火古:とても好きです。
阿美土:露天風呂だろう。身も心も温かくなりますなあ。

得点:7
累積:14
合計:21

土羊:春らしい軽快な雰囲気が○。
無名:たおやかな風が寝過ごしそうになっていた梅をやさしく起こして、ゆっくりと咲かせたのでしょう。五分の梅とは「寝ぼけ眼」の春なのです。
冬樹:とても気持ちのいい句ですね。一句一章のお手本のような見事な句だと思います。
三丁目:「五分の梅」で戴きました。この情緒がなんとも

得点:7
累積:256
合計:263

三丁目:渋くてなんとも。決り過ぎ。でも、やっぱりいいね。
幻灯齋:旧家にある梅でしょうか?年数を重ねた梅はきっと見事な枝ぶりで、姐さん女房を見守っているのでしょう。
阿美土:老舗の女将が継いできた、厳しくも温かい歴史の重さがいいです。
酔魚:諧謔味が好きです。でも、「春遠し」の方が合ってる気がしました。

得点:6
累積:256
合計:262

小酔:季語辞典持ってくるなんてズルイ気もするけど梅の押し花に押出されました。
はじめ:作句しようと季語辞典を手にしたとたんに出来ましたね。昔の梅に感謝ですね
素松:こういう春の感じ方をしてみたいです。

得点:5
累積:161
合計:166

舟酔:心が溶ける瞬間ってもったいないくらい幸せですね。
緑地:いっさいの感情が柔らかく混ざりあって春のボーッとした気分を感じます。

得点:5
累積:88
合計:93

利根ノ雫:可愛くて微笑ましいです。
孤風:赤子と梅の蕾の連想の良さに
黒髪:赤ちゃんの歯、可愛いですよね。わが家の犬の前歯も、とってもキュートです。


得点:6
降格:10+1累積:459
合計:448

楽が鬼:薄闇と紅白の色彩のキャンバス。それを見る作者はあるがままと言い切る。この対比の潔さに敬服しました。
酔魚:上手いなぁ。手練れの一句、脱帽。

得点:4
降格:10+3累積:308
合計:295

日曜生:寒がりなのでわかります。炬燵に入ったまま、黒い窓に淡い白梅を見ている。窓も開けられずに香りを想っている。お酒は熱燗でしょうね。
与作:桜の時まで待てない!梅を観てのいっぱいが五臓にしみ渡るんです。

●●●●●

得点:4
降格:3+1
累積:136
合計:132

日曜生:浮世絵の風景画を思い起こしました。賑やかで雅で絢爛、平和。梅の香が一番強い句だと思いました。声に出すと歯切れの良い五七五です。
与作:梅と民衆が歴史に登場してくる室町。梅はなにか歴史情緒を漂わしますね。

得点:4
降格:1
累積:10
合計:9

黒髪:とても清々しいです。
舟酔:ウン気持ちいいですね。ほんものの春が待たれます。

得点:3
降格:2+2
累積:59
合計:55

風花:清潔感と可憐な美しさ。

得点:3
降格:5+1
累積:137
合計:131

草千里:四畳半でもこの部屋ならいいですね。

得点:3
降格:1
累積:-21
合計:-22

小石川:「溜まり水」の一語が、全体の情景を如実に物語ります。はる〜ですね!
利根ノ雫:花の命は短くて、水たまりの花びらがいい感じです。

得点:3
降格:1+1
累積:20
合計:18

値札:梅の花と紅白戦がぴったりです。
小酔:梅の花に「紅白戦」と軽く入れ「待ったなし」で今年の暖冬の早咲感が出ている。草相撲だしね。

得点:3
降格:2+1
累積:75
合計:72

焚火古:好きです。
小紫:面白いですね。帽子をかぶったほうが良いですよ。

得点:2
降格:2
累積:13
合計:11

酔象:梅を思ったのは道真公だけではない、咲いてやろう思う人の元へと、梅の気持ちで詠んだのが威勢が良くて面白い

得点:3
降格:2+1
累積:87
合計:84

佳:「寿しき枝」という表現がとっても良いです。ご自分にもお目出度いことがあったのですね。良かったですね、と、話しかけたくなるような、微笑ましい清潔な句です。
小石川:墨絵の山水画、筆書きの梅の木…。そんな趣を感じさせてくれる句です。
孤風:うふふ。

得点:1
降格:2+3
累積:100
合計:95

酔象:その場の空気、気持ちが素直に詠んである。ただし、下句の梅を捜すというのは当たり前なので、もう一考したらいいのになと思いました

得点:1
降格:2+3
累積:107
合計:102

幻灯齋:切れ字が2箇所あり、しかも「魅倒す」という造語?もありますが、大好きな広重の梅屋敷を詠んだ句だと解釈し、いただきました。白梅そのものがゴッホを魅了した訳ではなく、あの構図に圧倒されたのだと思いますが、、、

得点:0
降格:5+4
累積:244
合計:235

得点:0
降格:4
累積:-22
合計:-26

得点:0
降格:4
累積:1
合計:-3


得点:
累積:
合計:24

届出休場

無届休場
合計:3

届出休場

得点:8
累積:10
合計:18

届出休場

降格:2
累積:60
合計:58

無断休場

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