第44回夏・5月場所の1お題は【夏めく/穴子】でございまぁぁぁ〜す!
5月1日〜14日
優勝
孤風関


優勝:10
得点:24
累積:43
合計:77

黒髪:かき氷、そうめん、冷麺…。あぁ、涼しげで美味しそう。
蠱冬:「始めました」とくればやはり冷中。生ビールは通年になりましたものね。
小紫:面白いですね〜「冷やし中華」でしょうか、「かき氷」でしょうか
木古里:もうこの季節。汗ばみます。
冬樹:この句を読んで咄嗟に、冷し中華を食べたくなりました。読者に対して、そういう具体的な感情を喚起させたこの句の力は、すごいと思います。
与作:うまいなー。商店街から夏はやってきます。
楽が鬼:日常の中のなんともない風物を切り取り俎上に載せるのは以外と難しいが、この句は落語家の所作を見て寄席を飛び出しそのものを食したくなる名人芸に似て小気味よい。舟酔:「夏の赤ワイン」赤のテーブルワインをタンサンでわったものです。仕事の後に。
日曜生:かき氷か冷やし中華。嬉しいんですよね、この札見ると。
小酔:「始めましたの札」は、本当に初夏の到来を感じさせます。冷し中華も大好きなのです。

殊勲賞:5
得点:17
累積:181
合計:203

珍念:最近、雨戸を閉める時間が夕飯の時刻より遅くなりました。
草千里:普遍的な光景。サザエさん見たいのに、食事の時はテレビ禁止の親を恨んだものです。
楽が鬼:日が長くなり夕刻のグラデーションを、中七で無灯の夕餉と置き、日曜日と体言止めしたことでば〜〜んと景色が私の中で膨らみました感服。
風花:日が長くなったことをうまく表現していると思う。
佳:背景に家族の団欒が見えてきて、懐かしい気持ちになりました。
はじめ:日暮れ前の夕餉はいいね。日曜だもんね
小紫:陽がながくなりましたものね。日曜日ってところがいいですね

敢闘賞:3
得点:16

累積:363
合計:382

日曜生:穴子飯がひと際味わえる情景だと思いました。「果たし」とは、延ばし延ばしてやっと、という状況なのでしょう。面倒というより、思いに囚われるのを避けて流される日常。そして「果たし」た後の、爽快感だけではない静まった心。穴子飯の軟らかさ、懐かしさ。体験したように実感できる句でした。
小酔:「掃苔」なんて気取っちゃってサ。でも谷中も、穴子鮨も好きだからネ。
小石川:ほう、あの店ですか!墓参を終えた安堵感と日常の暮らしへ戻る転換点が、「穴子鮨」の一語にくっきりと見えてきます。
めだか:どなたかの命日でしょうか。穴子寿司も一連のルーティンでしょうか。
緑地:墓参の帰りによっこらしょと休憩した折の心のやすらかさを感じます。
孤風:重ねた年輪を感じます。
冬樹:厳密に言うと「掃苔」は「墓参」と同義で秋の季語ですが、言わんとしていることは良く解ります。句の出来栄えがいいだけに、惜しい!
三丁目:江戸情緒が渋くてなんともいいですね。「果たし」がちょっと消化不良気味では。
小紫:お墓参りをすませほっとして穴子鮨。粋ですね

敢闘賞:3
得点
:16
累積:292
合計:311

緑地:犬歯光りてに、ハツラツたる少年とあふれる光を感じます。気持ちいいワンカット。
舟酔:ああ!「スタンド・バイ・ミー」は、永遠です
日曜生:「夏兆す」と「少年」、「犬歯」が似合うと思いました。成長を喜びつつ、危ぶみつつ。
天布留:元気なわんぱく少年の声が聞こえてきそうです。
笑い猫:なぜか張芸謀の映画に出て来る中国の少年をイメージしました。
酔魚:
素松:少年の笑顔がすがすがしく感じます
風花:日焼けした少年はいかにも夏らしい。

得点:13
累積:129
合計:142

めだか:目にはっきりと浮かびます。「余りて」がいいですね。
笑い猫:画を想像するだけで楽しい、食欲そそられます。
阿美土:用いの美にぴったりの美味い穴子の様が浮かぶなあ。
三丁目:料理は器で食べるというが。う〜ん、おいしそう。やっぱ、白焼だろうな。
酔象:この穴子、うまそうにみえるかどうかではない、この配置がおもしろい。一政の絵を思い出した

得点:10
累積:458
合計:468

小石川:大きな天空の夏の気配と、ささやかな坪庭の夏の気配。微妙な初夏の気分を伝えてくれます。
黒髪:影膨らむという表現が、柔らかくて素敵です。
与作:夏の日差しが坪庭に序々に強まっていくところを「膨らむ」と表現したのがいいですね。
阿美土:日和りの変化をとらえ、見慣れた中に季節感がある。
めだか:眺める景色は同じなのに、季節の移ろいを発見する心の余裕ですね。

得点:10
累積:184
合計:194

三丁目:キラキラ光る産毛。喜びの感情が素直に読み取れます。
酔魚:
佳:気温が上がって植物がぐんぐん育っていく「夏きざす」季節。薄着させた子供の成長を思いやる視線と上手く詠み合せているなと思いました。
利 根ノ雫:まだ夏を知らない子供に陽の光がまふしく光る感じがします。

得点:7
累積:76
合計:83

風花:素足になりはじめると足の爪が気になりますね。さりげなくて良い句だと思う。
孤風:年中する爪切りから初夏を共感させてしまうとは
小石川:「顔射て」の一語が、夏に向かう覚悟に近い心意気を伝えてくれます。

得点:7
累積:44
合計:51

土羊:自然な表現が心地よい
木古里:日向を探す季節が既に待ち遠しくなってしまいますね。
蠱冬:素直に共感。

得点:6
累積:335
合計:341

草千里:若いって、すばらしい。最近の若い娘さんたちは勇気があるなぁ、と三十路女は思うのです。
幻灯齋:「憚るを知らぬ君等」は「おそるべき君等」でもあるのかも。如何せん憚るを知らなければ畏るべき君等にはなり得まい。妙句だと思います。
孤風:そうですね。特に若い婦女子の格好ときたら…
珍念:えー、これってもしかしたらHな……。夏ですねー。

得点:6
累積:-21
合計:-15

酔象:何度か読み過ごすうちにいきなりひっかかった。ひどく痛くせつない気持ちになった。もう青くに突き刺されたのだろう。大逆天だ
金太郎:酔っぱらいにはよーくわかる句ですね。自然にできたような無理のなさ、無駄のなさが、すばらしいと思います。

得点:6
累積:55
合計:61

幻灯齋:旅はもう始まっているんですね。旅への期待が穴子飯に集約されているようです。トラディショナルな句風が好きです。
利 根ノ雫:もう一杯喰らってから旅に出たくなります。
金太郎:穴子飯というと、男らしいイメージがあって、そこに旅立ち、品川とくればもう男らしさ全開!、という感じでハードボイルドな句だな、と。勝手な想像ですがしびれました。

得点:6
累積:104
合計:110

小酔:「もくもくもく」という擬音語が、この時期アットいう間に繁茂する雑草を捕らえていて面白い。
酔象:草の勢いに、もくもくもくと詠むそのセンスがすばらしい
黒髪:もくもくもくって、気になります。ぐんぐん縦に伸びるさまと、横に茂っていく両方の雰囲気を感じます。

得点:5
累積:126
合計:131

利根ノ雫:この感じいいです ねー。
土羊:ポニーテールは可愛いです

得点:5
初土俵
合計:5

素松:色っぽく、白に赤を感じます
与作:女性は素足からも夏がやってきますね。
笑い猫:赤より紅の方がいいような気がしますが「ナマッチロイ」が艶っぽいです。

得点:5
累積:18
合計:23

はじめ:ヘソには艶は感じないのに二の腕は良い、年かな
緑地:実は一番夏だと感じる場面です。
蠱冬:本当にきれいな二の腕はなかなかいませんが。

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得点:4
降格:1
累積:20
合計:19

珍念:一休みしているのは真っ白いYシャツを着た笠智衆でしょうか。取り出したハンカチにもしっかりとアイロンがかけられている風景が目に浮かびます。
素松:木陰は夏だけの楽しみですね

得点:3
降格:2+2
累積:75
合計:71

天布留:すがすがしい新緑・川の流れなど目に浮かびます。

得点:3
降格:5+2
累積:184
合計:177

金太郎:クリーニングのカバーから白い服を取り出すのは、ちょっと特別におしゃれしたい時の様な気がします。勝手な想像ですが・素敵な句だとおもいます。
草千里:なんだかとっても、昭和ロマンポルノ的な感じがするのは私だけでしょうか。

得点:3
降格:5+2
累積:184
合計:177

冬樹:「自由なり」という言い切り方に心惹かれます。最近はやりのクールビズなんかでは、こうは詠めませんね。
酔魚:

得点:3
降格:5+2
累積:286
合計:279

舟酔:どうして?穴子のほうがおいしいヨ。だって鰻に鮨はないし。
阿美土:笑えるなあ。おかしさが切なくもある。
楽が鬼:おもしろおかしい!中七から下五にかかる「なら」の句またがりのリズムが絶好調!

得点:3
降格:3+2
累積:134
合計:129

幻灯齋:穴子への惚れ方でいただきました。厳島に行く事より、穴子飯を食べる為、厳島に行くという感じですね。片寄った食生活は嫌いではありません。
天布留:私は帰りだけ穴子飯でした。おいしさが、よみがえります。
はじめ:島だもんね同じところ通るもの、でも美味しいよ。

得点:1
降格:4
累積:12
合計:8

佳:「黒髪そよぐ」はこの季節に似合いますね。制服も夏服に替る頃、新しい友達にも慣れて楽しい予定をたてる頃でしょうか。

得点:1
降格:2+4
累積:99
合計:93

木古里:飯が先か穴子が先か。食後にいっつも「たべすぎた。

得点:1
降格:4
累積:0
合計:-4

土羊:選句の折に相次ぐ訃報。適時な句に驚愕

得点:0
降格:3+5
累積:131
合計:123

得点:
累積:
合計:18

届出休場

降格:2
累積:128
合計:126

無届け出休場


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