第48回夏・7月場所の1 お題は【夕焼け/蟻】でございまぁぁぁ〜す!
7月1日〜16日
優勝
土羊関


優勝:10
得点:19
累積:184
合計:213

木古里:うまいなあ。こういうのに弱いんです。
酔魚:映像的。フィルムノワールとかファム・ファタールなんて言葉が浮かびました。
笑い猫:悪女と聞くと未だに「白いドレスの女」のキャスリーン・ターナーを連想してしまう!この句の主人公も彼女以外、思い浮かばない。
利根ノ雫:こんな女性と一晩飲みたいです
珍念:しかも黒い。なんか怖い
小紫:夕焼けと悪女、、、ずいぶんと思い切りましたね。影長しがきいてます。
小酔:女に騙され続けた人、女に騙されたかった人、女に騙される振りをする人。女はイロイロ、男はヨロヨロ。悪女の影は濃い紅。
めだか:コワーイ!!だけど心底、悪女ではなさそうな?(笑)
三丁目:笑顔の影がどんどん伸びて捕まりそうで恐いですね。

殊勲賞:5
得点:17
累積:112
合計:134

日曜生:ショッキングでした。十数秒の濃い瞬間をくっきりと詠まれたと思います。「蟻殺し」は子供の必修科目なのかもしれません。くらっとするような暑さの中で、その感情から学ぶことは大きかった。子供の髪の汗のにおい、じっとり湿った肌、蝉時雨や地面の影の濃さを強烈に感じました。
楽が鬼:蟻殺し、の殺伐とした言葉から、少年の目の瞬かぬ、と詩的に立て直し、遠い時代を彷彿とさせる作者の感性に、負けました。
鷹目:無心の緊迫が伝わります。暑さを感じました。
酔魚:怖いような懐かしいような光景の写生。
素松:真っ直ぐなメハ残酷に も見えます。
冬樹:怖いですねぇ。できればこういう少年とは目を合わさずに生きていたいと思います。上五、「蟻殺す」としたら、もっと怖かったかもしれませんね。
小石川:そうそう、よくやりましたっけね。「蟻殺し」の一語が意表を突いて新鮮です。
珍念:夢中で殺生をする幼い魂の恐怖。最近大人になっても、こういう人間がいますね。

殊勲賞:3
得点:15
累積:1
合計:19

土羊:よ〜く理解できます。共感の一句。
孤風:齢を重ねた順番なのか、リーダーシップを認められてか、はたまた押し出されてなのか。推察しだすと哲学的だなぁ。
酔象:どうしても観たくなるものなのだ、先頭の蟻は何をしているんだろうかと
緑地:そうそう、我に返ると友達とはぐれていたり。下を向く子は好奇心旺盛なり。
三丁目:含蓄がありそでなさそで。視点におかしみが。
幻灯齋:次の居場所はどこに?人生の無常を感じさせてくれる句です。

○○○○○○

得点:10
累積:73
合計:83

蠱冬:子供と蟻を詠んだ句が多い中、熱くはないかという呼びかけに愛を感じます。
利根ノ雫:これは私のずっ と疑問です。本当はどうなの?
阿美土:はぐれ蟻なんかに寄せる心の君は誰かしら。
与作:蟻に夏の暑さを詠んだところがうまい。

得点:8
累積:206
合計:214

素松:「夕焼けを浴びる」という表現がきれいです
舟酔:悲しきより優しきの方が好みですが、とてもいい句だと思います。
酔象:夕焼けセンチメンタルは好みではないが、これは、わざとこう言ってみたのだろう
木古里:夕焼けが昔から嫌いです。なんともはやな寂しさがきらいなんです。

得点:8
累積:534
合計:542

めだか:とても気持ちよさそうでうらやましく思いました。
小酔:大自然の大あくびと見なす発想がオモロイ。喉チンコはどの辺りにアリマシタカ。
楽が鬼:私などのように夜型人間には、一読朗唱ストンと胃の腑に落ちる生活句でありますよ。
舟酔:作者は夕暮れたら元気になる人なのでしょうか?愉快です。

得点:9
累積:295
合計:304

小石川:たがえても響きあう数え歌、という着想が絶妙。日常暮れ時の、和みと安堵の気持がゆっくりと染みこんできます。
阿美土:温かい母の手を思い出しました。あとすこしでみんなと夕食。
風花:違う唄を一緒に歌っているのがいいですね。
酔魚:まさに「三丁目の夕日」。あの映画、蓮実重彦が誉めててびっくりした。

得点:7
累積:345
合計:352

三丁目:きっぱりした心意気、立派です。でも、少しは見倣ってと願う人がいるに違い無いが。
幻灯齋:作者の生真面目さが表れている句だと思います。人生を楽しむ事に逡巡はいらないですよね。
草千里:惑へどもに共感しました。

得点:7
累積:191
合計:178

風花:トボトボと歩く姿が目に浮かぶ。
佳:杖をつく、ゆっくりした穏やかなテンポ。夕焼けは短いのに、ふと、時間が止まるような気がします。
利 根ノ雫:老人の散歩と日暮れが絶妙にマッチしています

得点:7
累積:162
合計:169

鷹目:描写のリズム感が乾いた雰囲気を際立たせています。
日曜生:はぐれた蟻がどうやて生き延びるのか、心配、というほどでもないですが気になっていました。この蟻は困っているようにも哀れにも見えないです。「噛み」の言葉の強さでしょうか。
酔象:こまやかに懸命に運んでいる姿がよくわかる、がんがれと言いたい

得点:7
累積:207
合計:214

草千里:蟻の穴、確かにアマゾンですよね、蟻の力強さを感じました。
土羊:そこまで深い穴!あまりに深い句に一票。
小酔:蟻はどう見ても人類より長生きしそうですね。家に入れば邪魔だけど居なけりゃ地球が困ります。
冬樹:「軒下」に「アマゾン」が見えた?本当に見えたのだとしたら、紛れもなく、あなたは詩人です。敬服いたします。
蠱冬:小さな蟻にとっては、足元の公園も大冒険の舞台なのですね。

得点:6
累積:370
合計:376

幻灯齋:人生を達観した風情があります。人間の労働に対する誇りのようなものさえ感じます。
小紫:全くその通りなんですが、ピタッと言い切っているところが、清々しいです。
笑い猫:「齷齪」という漢字をはじめて学習しました。ありがとうございます。
孤風:地口オチというと語弊があるやも知れませんが…

得点:6
累積:129
合計:135

天布留:かつて燃えるような夕焼けを見たとき、こんな気分でした。
蠱冬:言葉の選び方がきれいだと思いました。
緑地:淋しさもじっと噛みしめていると滋養になるんですね。

得点:6
累積:-13
合計:-7

冬樹:今回「夕焼け」の句に、「哀し」「寂しい」「悲しき」と、モロに感情を表す言葉を用いた句が散見されましたが、この句は、そういう形容詞を一切排し、しかし深くしみじみとした情感を表現し得た名句だと思います。
小紫:なんとも壮大な句です。夕焼けと戦の焼け跡の対比が面白いです。

得点:5
累積:103
合計:108

はじめ:家路をいそいでいるのでしょうか
めだか:とても幸せそうな思い出のひとコマでしょうか。

得点:5
累積:24
合計:29

天布留:子供の好奇心はたのもしいですね。
土羊:殺戮の初手は蟻からですなぁ。

降格:5
累積:-7
合計:-2

珍念:飲みすぎですよ、あなた。
与作:休日は昼間からスコッチとジャズというコマーシャルを思い出しました。
草千里:理想的な休日です。

●●●●●

得点:4
降格:1
累積:10
合計:9

与作:絵画的表現力に脱帽です。
佳:まるで天変地異?壮大な風景でかっこいいです。

得点:4
降格:1
累積:18
合計:17

楽が鬼:私などのように夜型人間には、このような景色が何時までもある街を切望するところでありますよ。
舟酔:いつも夕焼けの路地ってあったら人生が気楽そうで助かりますよね。

得点:4
降格:2+1
累積:97
合計:94

木古里:前向きな寂しい一人酒。上を見るばかりじゃあ疲れますよね。
日曜生:ぼやいてますねえ。こんなぼやき方、可愛らしさがあっていいな、と。
風花:そうだ、そうだと思いました。

得点:2
降格:1+3
累積:60
合計:56

笑い猫:生き物地球紀行「南米エクアドル編」かな?「マレーシア国境山脈編」かな?

得点:2
降格:1+3
累積:46
合計:42

孤風:悪戯せず、ただ見つめる子はいい子になりそう。

得点:2
降格:3+3
累積:114
合計:108

佳:橙色の絵のようですね。帰郷の切符を買う行列を見てこの句を思い出し、故郷のある人はいいな、と思いました。

得点:2
降格:3+3
累積:145
合計:139

はじめ:よく観察してますね、列とレッツいいです

得点:2
降格:1+3
累積:105
合計:101

小石川:味わいが幾重にも重なっている句ですね。子育ての日々を、優しくしっかりと見ているお母さんかも。
阿美土:涙に汚れたくしゃくしゃの顔に明日は晴れさ。また遊ぼう。 以上です。

得点:2
降格:1+3
累積:34
合計:30

素松:昔同じことをした記憶があります。
緑地:やりましたね〜。カマキリに抱かせたり。

得点:2
降格:5+4 
累積:301
合計:292

はじめ:母子地蔵を見守っていたのですね

得点:1
降格:4
累積:-1
合計:-5

鷹目:日頃ホンモノを見ていないので、このもの哀しさに惹かれます。

得点:1
降格:4
累積:16
合計:12

天布留:「青春」を感じました。


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