優勝：10 得点：20 累積：18 合計：48

●小石川：デンと天空を見上げる、大きなヒマワリ。その圧倒的な存在感が、なんとおおらかに詠まれていることか！ ●孤風：描かれた絵も素直。句も素直。読んで素直に楽しい。 ●緑地：かならずどこかの一日はこれでした。 ●酔象：描いているこの子の顔が浮かんできた、瞳は大きいぞ、きっと ●楽が鬼：17文字の中に、禍々しく言葉を弄し寿司詰めにした句を吹き飛ばす、でかさが爽快！ ●佳：大きな向日葵の絵、爽快ですね。夏休みの嬉しさが伝わります。 ●黒子坊：まっすぐ素直な子が浮かびます。一方、慌てて描いた宿題の絵日記のことも思い出しました。 ●蠱冬　あの夏休みの向日葵の絵は、確かに最終日に１５分で描きました。ごめんなさい。 ●酔魚：帳面一杯に黄色い向日葵が一つ、楽しかった夏休みの思い出。 ●はじめ：そう、大きくひとつで充分です

殊勲賞：5 得点：13 累積：431 合計：449

●天布留：愛着あるすまいは、一年中、風鈴がつってあるのでしょうね。 ●舟酔：なぜ出られぬって？決まってらぁ，風鈴を誰も仕舞わぬからだい。 ●木古里：昔住んでいたボロ下宿に代々掛かっていた風鈴を思い出しました。暑かった〜 ●小酔：「出るに出られぬ」という心境が、ときにうるさい風鈴の音とマッチしますね。締め切り間際出句関取の御心境「秋霖に出るか出ないか我が俳句」 ●孤風：ぁぁ長屋に宿替えしてぇなぁ。 ●珍念：クーラーの冷風よりも風鈴の風流を楽しむのが長屋男（女？）の心意気。 ●佳：でも何だかくつろげそうじゃないですか。柱がいい色になってそうですね。 ●笑い猫：「長屋紳士録」かな？ ●楽が鬼：一読でおもしろさが伝わり俳句、川柳どちらにも通じる諧謔が小気味よい。五代目志ん生のなめくじ長屋を想起させてくれます。

敢闘賞：3 得点：10 累積：398 合計：411

●緑地：じりじりとした今年の夏の暑さを思い出します。 ●小酔：夏の強い日差しの中、静の向日葵と、動の少年の肌の対比がオモロイです。 ●日曜生：子供は夏に大きくなるんだった。真っ黒に焼けて逞しくなって。あっという間の成長に驚くのは向日葵と同じ。 ●珍念：これはＢＬ系の俳句ですか？　もしかして。いや、違うか。普通に解釈しましょう、やっぱり。

敢闘賞：3 得点：10 累積：129 合計：142

●舟酔：渋いですねぇ。人生の晩年でしょうか。私のおじいさんはこうやってコロリとあの世に行きました。 ●楽が鬼：人生の一齣、時の流れが見事に活写され絵が浮き上がり読みかえすごとに心が落ちつきます。こういう落ちついた句をいつか詠みたい、秀句です。 ●金太郎：お風呂上がりに縁側で冷や酒をなめつつ暮れてゆく空 にみとれてるところにふっと風がはいりチリーン。ああ幸せ。 ●阿美土：熱いがさわやかな風を見る。秋刀魚に冷えた酒が待っているなあ。

敢闘賞：3 得点：10 累積：139 合計：152

●幻灯齋：近所のやはり風鈴の似合いそうな家が更地になってしまいました。端から見てるいるともったいない気がしますが、、、 ●日曜生：品の良い、俳句らしい句ではないかと思います。毎年その路地の風物詩だったのでしょう、風鈴の似合う佇まいの家。大きな庭木やどっしりした瓦屋根。そして更地の痛々しさや住民への気がかり。世代、時代の変わり目の寂しさ。イメージがどんどんふくらみました。 ●風花：風鈴の似合う古風な家がなくなるのは淋しいですね。 ●利 根ノ雫：風鈴の音を聞いたのは遠い昔だったのように思い出が駆け巡りました。 ●緑地：趣のある家がつぎつぎと壊されていくのはとてももったいない気持ちになっちゃいます。

得点：9
累積：0
合計：9

●黒子坊：古きよき、純朴な子供たちの姿が浮かぶ美しい句だと思います。
●利根ノ雫：落語の世界の様に聞こえるけど今もなおありますよね
●はじめ：背が高く大きいのです向日葵は

得点：8
累積：128
合計：136

●木古里：騒めきの中に不思議と澄む音ですよね。確かに足が止まりますよね。
●天布留：音色を聞くと、目は風鈴のありかをさがしてしまいますね。
●草千里：暑い日差しの中での風鈴の音、一瞬の涼ですね。

得点：8
累積：218
合計：226

●酔象：庭と家が気にはなるが、燃え尽きしに惹かれた。父の句には弱いのだ
●金太郎：燃え尽きるという表現と父の家を重ねる。確かに向 日葵には威厳と哀愁、どちらをも感じさせるところがありますね。お見 事です。
●三丁目：「父の家」と表現した距離感に、実家を思う複雑な心境が垣間見える。

得点：8
累積：35
合計：43

●土羊：「鳴り止まぬ」の中に、風の強さと感情の苛立ちの双方が伝わります
●日曜生：風鈴の音が癒しどころじゃなくなるときってありますねえ。ちりちりちりちりでイライラそわそわ。妻戻りそうもありません。ミステリーですねえ。
●舟酔：すごく怖い。ホラ-映画より百倍も恐ろしいです。反面吹き出しそうにもなります。
●三丁目：いったい何がどうしたのだ。謎が謎を呼ぶ句は体に悪い。
●冬樹：ご同情申し上げます。しかし、この句会、恐妻家の方が多いですね。
●蠱冬　晩夏の風に騒ぐ風鈴の音は、不穏なドラマの始まりを感じさせます。
●酔象：嗚呼、なんとも恐ろしい・・・

得点：7
累積：323
合計：330

●三丁目：短冊の句、書で音色が違うはずがないが、翁の句とくれば、正すには説得力がある。翁の句は何だったんでしょうかね。
●酔魚：飯田蛇笏の「鉄の秋の風船鳴りにけり」でしょうか、それとも芭蕉翁にそんな句があるのか？
●小石川：風鈴の音に、どんな景色を伺っているのでしょうか。音は、さまざまな情景を人の心に呼び覚ましてくれるものですよね。

得点：8
累積：225
合計：233

●与作：夜陰に鳴る風鈴をうまく表現していると思いました。
●佳：風鈴の穏やかなイメージをがらっと変えたところが面白い。熱帯夜らし怪談話。涼しくなさそうです。
●夏草：風が凪ぎ、重々しく濃密な夏の闇夜とは対照的なもの、その気配をはっきりと写しとっています。
●鷹目：字面が暑苦しくてなんだか嬉しくなりました。

得点：7
累積：7
合計：14

●草千里：空の青と向日葵の黄色が鮮やかに浮かびました。
●笑い猫：嗚呼・・・麗しのリュドミラ・サヴェーリエワ！
●風花：素直で気持ちの良い句。

得点：7
合計：7

●土羊：575のリズムが良く、向日葵らしい直線的な表現がみごと
●素松：枯れてもなお真っ直ぐ立つ向日葵の強さがでていました。
●金太郎：真昼の墓標。かっこいいですね。向日葵には何か標識の様な 無表情さと強い意思の両方を感じます。また死を連想する人も少なくないのでは。

得点：7
累積：32
合計：39

●風花：幻の情景としてイメージできる。
●冬樹：「光玉」という言葉がこなれていない感じもありますが、かえってそれが、真夏の暑さ、風鈴売りの矜持を表現し得たと思います。秀句。
●草千里：光玉というのがきれいですね。

得点：7
累積：286
合計：293

●夏草：〈敬礼し〉は勇み足に見えますが、８月１５日の鮮烈かつ肅然たる情景描写は上手投げ、完敗です。
●冬樹：「その日」を知らない世代にも、情景を彷彿とさせる力がありますね。下五は「敬礼す」、あるいは字余りでも「敬礼せり」とした方がより強くなったのではないでしょうか。
●幻灯齋：終戦時ではひまわりも敬礼するように思えるものだったのでしょう。それもより高く。

得点：6
累積：244
合計：250

●孤風：一昔前の妾宅の縁側なのか。鉄風鈴の音は江戸硝子に比べて重厚で染み渡る。
●笑い猫：成瀬映画の一コマかな？
●木古里：なんとなく緑広がる窓からの景色を思い浮かべました。涼しげです
●阿美土：確かにうるさい風鈴の音も和みの風情ある情景にしている。。

得点：5
累積：136
合計：141

●鷹目：子供の頃、一人きりの炎天の昼下がりを思い出します。
●夏草：内面のドラマが〈耳落とす〉で鮮明な像を結び、眼前にかの自画像やひまわりの絵が浮かびます
●天布留：ゴッホですね。

得点：5
累積：99
合計：104

●蠱冬　今年の夏は短くて暑かった。さすがの向日葵も酷暑には負けてましたね。
●利 根ノ雫：今年の暑さはこんな感じだったかな

得点：5
累積：25
合計：30

●鷹目：廃墟感と不思議な清潔さを感じます。
●小石川：花弁は朽ちつつも、種子をはみ出さんばかりにつけたヒマワリ。夏の終わりを告げつつも凛とした姿は、いつでも瞼に蘇ってきます。

得点：1
降格：10+4累積：546
合計：532

●素松：遊びながらも考えさせるいい句でした。

得点：
累積：171
合計：

遅刻休場

得点：
累積：210
合計：

届出休場

得点：
累積：17
合計：

届出休場