第52回夏・9月場所の1 お題は【蚯蚓鳴く/案山子】でございまぁぁぁ〜す!
9月16日〜30日
優勝
金太郎関
○○○受賞○○○

優勝:10
得点
:23
累積:-10
合計:23

小石川:句の17文字で、時間と空間の流れが感じられます。言葉に頼りがちな私としては、手本であり、見習うべき句です。
草千里:「蚯蚓鳴く」という季語が、一番しっくりきていた句でした。
佳:一読して天に決めました。目覚めの非現実感、すん、とした寂しさを思い出しました。
与作:小雨降る夜中に目覚めた孤独感があらわれているように思いました。
利根ノ雫:静寂の世界で音が聞こえてくるようです
素松:現実感がないぐらいの幻想的な風景を想像できました。
天布留:すっきりした寂寥感。いいですねぇ。
はじめ:ジーッと言う音が聞こえてきます
緑地:秋の味わいがそこはかとなく感じられる、涼しさを感じました。

殊勲賞:5
得点:22
累積:30
合計:57

黒髪:普段はブスッとしているカカシも、自分が守っている畑からの収穫に、ふと口元を緩ませる姿が可愛らしい。
阿美土:のどかな黄金の原にうれしそうなかかし、我もなってみたい。温かい面差しが浮かびます。
夏草:〈ゆるむ〉の一語で案山子に命が吹き込まれて、景色が一挙に大きく広がり、平明にして味わいの深い秋の秀句になりました。
孤風:案山子の前の黄金色の波に風が吹き渡る様が見え た。
日曜生:読んだらほっとしました。一番嬉しそうな案山子の句です。収穫の喜び、農業の至福の時期。日本の秋らしい秋です。
珍念:炊き立ての新米を思い浮かべているのでしょうか?
幻灯齋:動詞が二つ入っており「実りあり」が気になりましたが「への字もゆるむ」が気持良く、いただきました。
黒子坊:まさに食欲の秋ですね。嬉しい気分になります。
宝玉:豊作の様子が伺えました。
小石川:稲刈りを間近にした田圃のぬくもり。記憶の底に残る温度が思い起こされます。

敢闘賞:3
得点:15
累積:-10
合計:8

金太郎:夜の中央線にはこの様な案山子おじさんがたくさんいます。
素松:次へのスタートをきってるような感じがして気持ちよい句でした。
酔魚:自嘲なのか決意なのか、知っているのはくたびれた背広。
孤風:一見季感に欠けると思えるが、実は人生の晩秋を描いた「秋」の句なのだ。
珍念:本当に、あっという間に日が短くなってきましたなぁ。
与作:退職後の哀愁がでていていいです。
佳:風に吹かれて腹をくくる男、案山子さえ飄々とと立ってるように感じました。
利 根ノ雫:案山子のように煩悩の無い境地に達したい

○○○勝ち越し○○○

得点:13
累積:532
合計:545

緑地:胸をはっての立ち姿、これぞかかしの正装か。
金太郎:のどかですね。この場合ジャージはやっぱり青じゃないと、田んぼに映えないですよね。
夏草:〈校章〉〈ジャージ〉という情感に乏しい語句を巧みに用いたしたたかな職人技に感服しました。〈青〉が効いていますね。
笑い猫:校章がメッチャ効いてる!青ジャージの案山子見てみたい!
冬樹:これは、実際にその案山子を見たことの勝利ですね。言い回しをもう少し整理すると、もっと秀句になったように思いますが・・・。
鷹目:私の田舎はこういったテキトーな農家が多かった。
めだか:庶民的な、ほほえましい案山子の主のせいかつまで思われます。
蠱冬:大人になった息子は、たまには農作業を手伝っているのだろうか。 

得点:13
累積:39
合計:52

めだか:なんとも、決まっていていいです。「群青」も「味方」もいい表現です。
木古里:案山子ってなんだか背筋のびてるよなって思い出しました。
小酔:味方に付けてという中七がうまい、でお味方に。群青をバックにした絵が明るい。立つという語もいいな。
酔象:スゴクかっこいいなオマエ
はじめ:案山子にもいろいろな立ち方があるんですね
夏草:「群青を」の〈群〉という大きな世界から、「案山子立つ」の(孤〉立という小さな世界への視点移動に快感を覚えました。
素松:ただ立つだけの案山子はそれだけで強く感じます。
阿美土:毅然と律する人に似て、感情移入がが明快でいい。

得点:13
累積:14
合計:27

風花:過ぎてしまえば、もう手が届かない。
木古里:夜になる間際、夕方のこの季節が涼しくなると暑さが惜しいです。冬が近い
土羊:蚯蚓に鳴かれる心境を表現した「熱を惜しむ」に共感です
鷹目:やり残したことが思い出せない・・・。
舟酔:この場合の熱ってなんだろう?いろいろ想像して楽しかったです。知恵熱かも。
孤風:夏を振り返るとは少し野暮?だが嫌いじゃない

得点:12
累積:1
合計:13

はじめ:気持ちいいね
笑い猫:日本ぜんこく里の午後、ホントこんな感じかも・・・な〜んもないだべさ!
幻灯齋:のどかさどんだけ〜!「さえ」が効いていますね。こんなところでにぎり飯食いたい。
佳:のーんびり、陽の差す田んぼ。雀も寝てるのでしょう。こんな午後に身を置くことにふっと焦がれます。
草千里:なんとも平和な里の昼下がりがいいですね。

得点:12
累積:250
合計:262

酔象:新月の夜中にはしゃがんであれこれ思案しているそうな
黒子坊:案山子というとなんとなく寂しそうですが、彼は前を見て生きてますよね。
小酔:案山子教又はボケ教の句。案山子教は過去に拘泥しない立禅の教えを信仰するという。何も考えずスズメが止まるような、そうゆう案山子ににボクはなりたい。
三丁目:案山子になれたら楽だろうな。問題山積の我が国の農業政策。
酔魚:当たり前と言えば当たり前だけど、なんとなく可笑しい。

得点:10
累積:104
合計:114

舟酔:「すいっと」でその気にさせられました。さて長くなった夜、何をしてつぶそうか。
蠱冬:蚯蚓がすいっと鳴くわけでもないでしょうが、さらっときれいな句だと思いました。
珍念:本当に、あっという間に日が短くなってきましたなぁ。
日曜生:「すいっと」なんてちょっと出てきません。蚯蚓との取り合わせが面白いと思いました。
金太郎:夜がすいっと、いいですね。この句もシンプルですいっとしてるところが素敵だと思います。
風花:なんだか、そんな感じ!

得点:9
累積:7
合計:16

三丁目:一刀両断、ごもっとも。と思えど人事では無いぞと自戒。
風花:群衆の顔がみな同じという恐い句ですね。
利 根ノ雫:最近街を歩く人たちが本当に同じ顔に見えてきました。
楽が鬼:案山子とくれば速攻でへのへのもへじとする安易さが難だが、都びと-皆かかしの係り方が時代を活写して諧謔。西の都びとなら「へのへのもへの」か。
緑地:電車の中の無表情な人々の顔をへの字に代えたら結構笑えました。

得点:8
累積:411
合計:419

与作:まっすぐ前しか見ていない案山子は田の上にかかる名月も見れませんね。誰かのことを言っているみたいでもあります。
舟酔:ちょいと顔だけでも上向きにしてあげたいですね。
宝玉:案山子にも名月を見せてやりたいですね。
土羊:月光が照らす秋の田の案山子、情景が綺麗に浮かぶ句です
酔象:田毎の月なら見られるような

得点:8
累積:141
合計:149

楽が鬼:かの宗教にすれば罰当たり、小生無信者につき異論は聞かない。この句、ポエジーがあろうがなかろうがどうでもよく、すんなりゴルゴダの案山子を見せた強業に屈服!
冬樹:キリスト磔刑の図ですね。「案山子」という兼題から、磔刑像にまで想像を飛躍させた作者に脱帽いたします。表現も極めてシンプル。
めだか:これは’コワイ’感じがしましたが、頭に焼きついてしまいました。

得点:5
累積:218
合計:223

鷹目:ここがカンザスであろうがなかろうが。
阿美土:唯我独尊ととった。かたくなさに共感。

得点:5
累積:136
合計:141

天布留:しみじみと感じ入りました。
土羊:人生の長き過去が一瞬で廻る。大きな句に感心です

得点:5
累積:9
合計:14

小石川:宮沢賢治は言葉の天才。愛読する彼の物語をもう一度、秋に結びつけて辿らざるをえない気分です。
酔魚:「夜鷹の星」を思い出した。百姓をしていた賢冶はきっと蚯蚓にも親しんでいたんだろう。
三丁目:得体の知れぬ音が一体となり、耳から離れない。そんな一夜か。


●●●大関負け越し●●●

得点:5
降格:10+2
累積:449
合計:437

楽が鬼:独り酒を楽しむつもりが酔いすぎた。気が付けば長くこの世に穢された己の心の虫が鳴きだした、浮き世の虫もあ〜だこ〜だと騒がしくなってきた。ヤバイ寝るか!
日曜生:縁側で庭を見ながら酔っていく。現実感の一番端のような感じがいいですね。雰囲気が濃いと思いました。
小酔:ごもっともでゴンス。濁世にて濁人飲むや濁り酒。

得点:2
降格:10+5累積:233
合計:218

黒子坊:まだそんな歳でもないのに、何となく共感してしまった自分が怖いです(笑)


●●●負け越し●●●

得点:4
降格:2+1
累積:111
合計:107

蠱冬:笑わせてもらいました。「我が家の」ってことは、作者はボイン案山子の生みの親?
木古里:案山子にもつくる人の性格がでるんですよね。近所のはイナバウワーしてました。

得点:4
降格:3+1
累積:102
合計:98

宝玉:雨を期待して合羽を着させたのでしょうね、目に浮かびます。
黒髪:雨に備えて、いつもカッパを着させられているカカシ。哀しげです。

得点:3
降格:3+2
累積:152
合計:147

幻灯齋:漢字が読めない事から敬遠していましたが悔しいので解読。仏語と判明。通常はこの後「欣求浄土」となって用いられるとの事。ごつい感じを受ける句ですが、分かってしまえば妙句と納得。

得点:3
降格:2+2
累積:72
合計:68

黒髪:最初は、田園地帯に立っているカカシを想像しましたが、都会のホームを埋めつくしている人々を表しているようにも思えます。
笑い猫:シベリア鉄道の車窓からも群れる案山子見れるかな?気分はもう・・・スンマヘン。

得点:2
降格:1+3
累積:54
合計:50

冬樹:35.2%!、17文字中6文字!、よくもまあここまで(カ)の音を詰め込みましたね。声に出して読んでみると、威勢の良さを実感できます。詠んでる内容は大したことではないけれど・・・。

得点:1
降格:3+4
累積:142
合計:135

天布留:この光景を眺める作者が見えて楽しい

得点:1
降格:1+4
累積:48
合計:43

草千里:日に焼けてしわを刻んだ強面の爺さんの顔が緩む瞬間が目に浮かびます。

得点:0
降格:3+5
累積:330
合計:322

得点:0
降格:3+5
累積:171
合計:169

得点:0
降格:1+5
累積:25
合計:20

得点:0
降格:1+5
累積:43
合計:36

得点:0
降格:5
累積:-4
合計:-9

降格:2
累積:293
合計:291

無断休場

得点:
累積:210
合計:

届出休場

得点:
累積:17
合計:

届出休場


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