第54回秋・10月場所の1
10月16日〜31日
 お題は【檸檬/流星】でございまぁぁぁ〜す!
優勝
草千里関
草千里関談:びっくりしました。
にわかに信じられません。ありがとうございます。
ずいぶん前に今治から尾道までつながる「しまなみ街道」を自転車で走破した時、
道端になる檸檬の実が印象的だったのです。
今後も精進したいと思います、よろしくお願いします!
 

    
優勝

優勝:10
得点:21
累積:52
合計:83

珍念:なんか寅さん映画のワンシーンのようですね。マドンナは後藤久美子あたりか!?
宝玉:行ったことのない風景がさわやかに目に浮かびます
夏草:檸檬の実っている風景を見たことはありませんが、脳裏にくっきりとストレートに像を結びました。
めだか:美しい景色が目に浮かびます。ホッとしました。
日曜生:檸檬の生っている風景を見たことがあるなんて、羨ましいです。どんなに綺麗なのか、この句で想像が広がりました。
酔魚:静かな瀬戸の海を見下ろすと檸檬畑、いい匂いのする句だなぁ。
天布留:光景が見えます
はじめ:暖かさがここちよいです
佳:穏やかな風景ですね。「たわわの檸檬」見てみたいです。

    
殊勲賞

殊勲賞:5
得点:20
累積:22
合計:47

孤風:流星と刈り取り後の田との組み合わせの妙味。春と秋の両方を実際見て比較して見た者しか得られない感慨だよなぁ。
素松:田舎の雰囲気が伝わりました。
小石川:「映す水なく」に橋渡しされた流れ。未練たっぷりの老い枯れの身を諫めるかのようの、達観の境地へと誘う句、と受け止めました。
与作:田が終わることで流星の季節も過ぎ行き、季節の変わり目が静かに表現されています。
めだか:田に水があれば映った日。それを思いついたところが発見ですね。
宝玉:なんだか寂しいけど、もう秋なんですね
三丁目:ちゃんと季節の移り変わりを目にしているのだろう。下五が説明的 でもったいないが、季節の流れが実感できる。
草千里:秋ですもの、刈入れの時期ですもの、でも田んぼに映った流星きれいでしょうね。

    
敢闘賞

敢闘賞:3
得点:19
累積:141
合計:163

緑地:哀しい嘘だったのでしょう。甘くなりがちなお題をビターにまとめていて新鮮でした。
酔魚:「最後」じゃなくて「最期」って事は、作者は死の床で懺悔してるってことか。色っぽい辞世の句だ。合掌。
冬樹:今回(に限りませんが・・)、一句一章の句がほとんどの中、この句は見事な二句一章の句になっています。願いを叶えてくれるという「流れ星」と昨夜ついた「嘘」、この取り合わせが何とも絶妙で、深い味わいを感じます。
素松:流れがよく物語みたいでした。
楽が鬼:寝しなに、だれに、どんな気持ちの良い嘘付いたの?目覚めて嘘、飯食って嘘、糞して嘘、朝から晩までデュードッパッウッソー、ウッソ〜〜!
風花:嘘は星の数ほど?
三丁目:嘘は恋愛の潤滑油。ああ、今夜もまた嘘をつく。
鷹目:艶っぽくてとぼけていて素敵です。
幻灯齋:深刻な状況での嘘(死の真際)なのか、おねえちゃんと遊んで最後についた嘘なのか。生きていく事と死ぬ事の両方に読み取れますね。
草千里:迷ったんだけど、いろいろと想像が膨らむこの句に人を。
阿美土:今までの偽りを終焉する。嘘ではなくて真実に生きたかったのでしょう。無常があります。


○○○勝ち越し○○○

得点:11
累積:448
合計:459

阿美土:流れてゆくものを追わずか。哀しくも潔くていい。
黒子坊:何ともいえないですが、深い余韻を感じました。
利根ノ雫:自分のために星が一つ消えて行くとは凄いです
楽が鬼:流星を自身の身代わりとし、己はまだ温々と現世を満喫しようと言う傲慢。そしておそるべきナルシス。こういう発想を持つ作者に恐れ入ってしまった。
小石川:久しく流れ星を観てません。かつて観た八ヶ岳山麓・野辺山での流れ星、「吾がため」はそれこそ無数でした。


得点:11
累積:58
合計:69

幻灯齋:空間の距離感は近景から遠景への移行がよく見られるパターンだと思いますが、この句は逆で流星からすみか、胸の内とどんどん収斂しています。窮屈な感じもしますが距離感の逆の面白さでいただきました。
三丁目:ひとり旅に出た男(?)のセンチメンタリズムが漂うなぁ。取り合わせが近からず遠からず絶妙。
夏草:祈りにせよ、希望や悔恨にせよ、心(胸)の内に生起する出来事とながれ星、永遠と一瞬が上手く詠み込まれています。
風花:願いを胸に秘めること?
土羊:少し間接的で分かりにくいのですが、雰囲気が好きな句です。

得点:11
累積:27
合計:38

風花:善き人は星になるのですね。
はじめ:一方通行ですね
土羊:全体の音のまとまりが綺麗です。天への敬虔な思いが伝わりました。
酔魚:悪人なおもて往生すです。
蠱冬:親しい人が亡くなったのでしょうか。しんみりときれいな句だと思いました。

得点:10
累積:152
合計:162

天布留:静物画で、リンゴとレモンを描いたことあります。レモンイエローは効果的ですね。
小石川:一抹の希望がよみがえるかのような句ですね。それにしても、昔の檸檬は超高級品、若い人には、わかんないだろうなあ〜。
冬樹:素直に読めば「描かれたレモンの淡い色彩が室内の一隅を照らした」ということでしょうが、「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉を、天台宗の開祖、最澄の発した意味で捉えると、また別の味わいが出てきますね。佳句。
舟酔:スーパーで、かごにひとつ入れるだけでうれしくなるレモン。レモンの不思議がよくでてます。
めだか:レモンって月のような輝きを持っていて、絵にもポイントですよね。


得点:9
累積:429
合計:438

鷹目:古本屋の匂いはなぜか秋を感じます。
木古里:思わずそうそう!僕の家にも多分2冊はあります。梶井さん。岩波文庫は黄ばみが似合いますね
小酔:昔古書店ありました。梶井の文庫がありました。黄ばむ檸檬がありました。黄ばむがヨカト。
与作:梶井基次郎の小説が浮かびそうな1句です。
素松:このお題のために自分も探しに行きました。

得点:7
累積:285
合計:292

金太郎:たしかに速い。流れ星が消えるまでに願い事ができた人はそうそういないんじゃ・
利根ノ雫:確かに願いを行っている時間などないですよね
冬樹:それは残念!私もかつて「まばたきの間に流れ星失へり」という句を詠みました。
天布留:同感。「あっ流星!!」と言っておわるわね。
はじめ:見れただけで願いはかなったのでは
宝玉:確かに流星を発見してからだと祈れないですね
緑地:僕は一度も最後までお願いしきれません。いけずやなぁ。


得点:7
累積:328
合計:335

利根ノ雫:子供の頃に思い描いた世界を今は忘れかけていました
黒子坊:カンパネルラ!あの不思議な本のことを久々に思い出しました。
幻灯齋:ジョバンニと吟行に出掛けているとか。。。
夏草:旅人かへらず……時々、流れ星=こうしてジョバンニたち宛に便りを送ってくるのでしょう。

得点:7
累積:22
合計:29

楽が鬼:星に願いを懸けるとき誰だって心を込めて望むならきっと願いは叶うでしょう・・・とピノキオは心から願ったのに。星に命令するアンタなに者といいたくなるほどすげぇ〜えっらそう!しかし、人間これぐらいでなきゃぁ求めるものも求められないかも。ここまで傲慢な俳句みたことないけど、バッサリ系で気分いいので、天。
佳:武将が戦前に天に向って言っているのを想像し、無性にかっこいいと思いました。
木古里:定番なのでしょうが勇ましさに惹かれました。男気を感じます。

得点:6
累積:202
合計:208

日曜生:なんてゴージャスな風景。浴びるほどの流星、広い天と富士と逞しい登山人。流星のしんとしたイメージを一掃した気持ちの良い句だと思いました。
舟酔:午前3、4時発の登山、肌寒く、星がまたたいてドキドキします。さぁ登るぞ!

得点:5
累積:128
合計:133

鷹目:「祈り」に夜空の静謐さを深く感じました。
小酔:「しじま」「祈る者」という具体があってこそ「流れ星」は光る。
舟酔:祈りごと、叶う日もあり流れ星。

得点:5
累積:62
合計:67

金太郎:神楽坂の坂道をレモンが転がりおちていく様子を想 像しました。石だたみのグレーとレモンイエローがきれいです。
緑地:こういう何でもない句が一番想像力をかきたてます。さっぱりとまさしくレモン。

得点:5
累積:7
合計:12

草千里:子供の頃はよくやりました、なつかしくて。
阿美土:みかんじゃなくてレモンが洒落ている。

●●●大関負け越し●●●

得点:0
降格:10+7累積:533
合計:516

得点:3
降格:10+4累積:229
合計:215

蠱冬:真っ二つに切ったレモンのイメージが鮮烈に浮かびました。


●●●負け越し●●●

得点:4
降格:1+1
累積:46
合計:44

土羊:昔の檸檬はアスリートの万能薬。癒された記憶が鮮明に浮かびました。
孤風:10月10日は体育の日。運動の秋ですね。

得点:3
降格:2
累積:-12
合計:-14

小酔:レモンは初恋の味。記憶を辿るがいい感じ。レモンティ、ティールーム、西銀座デパート・・・ああ雨の日の。

得点:3
降格:2
累積:18
合計:16

木古里:甘かったり単に酸っぱかったり。そういう記憶に檸檬はあうのかもしれませんね。
黒子坊:恋愛の記憶は戒めばかりです。

得点:3
降格:3+2
累積:109
合計:104

蠱冬:秋の夜空、本当にきれいなときがありますよね。共感。
与作:気がつくと星空がとてもきれいな季節になっていて、箒星が清めたのかいう着想がいいですね。

得点:2
降格:5+3
累積:257
合計:249

佳:見せてあげたいけど、「あ、」と言った時には終ってるんですもんね。

得点:2
降格:3+3
累積:177
合計:171

金太郎:本棚の色褪せた本の間に置くことによって、レモンの存在感が引き立っていると思いました。レモンには何かを思い出させるような意味があるのでしょうか。

得点:2
降格:1+3
累積:53
合計:45

珍念:ま、若い者はあまり何も考えてないですけどね。

得点:2
降格:3
累積:18
合計:15

日曜生:そうそう、これは知ってます。居酒屋の散らかった雰囲気を清めるような、誰かが頼んだ「生檸檬ハイ」かな。「さわやかな」が簡単すぎる気がするのですが、情景の面白さが捨てがたく地にしました。
珍念:ふっと自分の酔いを自覚したりして……。いや、もう一杯頼んでしまうだけか。

得点:1
降格:4
累積:9
合計:5

孤風:梶井オマージュ・レース、一等です。

得点:0
降格:2+5
累積:103
合計:96

得点:0
降格:1+5
累積:23
合計:17

得点:
累積:42
合計:

届出休場

得点:
累積:141
合計:141

届出休場

降格:2
累積:13
合計:11

無断休場

降格:2
累積:287
合計:285

無断休場

降格:2
累積:101
合計:99

無断休場


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