第58回冬・12月場所の1
12月16日〜25日
 お題は
短日/蒲団でございまぁぁぁ〜す!
優勝
三丁目関

蒲団叩きも諍いのタネになる世知辛い昨今ですが、
もう少しおおらかな時代にならないものかと、捻ってみました。
選者の皆様、誠にありがとうございました。
これで続けさまのカド番から脱出でき、なんとか大関のまま年を越すことができます。
皆様よいお年を。
三丁目

    
優勝

優勝:10
得点:19
累積:523
合計:552

木古里:このリズム感にやられました。
夏草:人間の所作や仕草から個性や普遍性を読み取るのはなかなかに難しく、そこに着目しての写生、味わいの深い句です
幻灯齋:疑問を残したままで余韻をもたせる。いい感じです。ふとん叩きでリズムを感じる事がありますが、それを流儀とするのが心憎いです。最近は叩かないようになっていますね。
小紫:流儀ですか、、、ですよね。昔、田舎者は、毎日蒲団を 干すんだ〜と言っていた人を思い出しました。
金太郎;おもしろい。らしきもの、がいいんだとおもいます。
日曜生:町の人の、蒲団叩きの違いは面白いですね。「流儀」としたところが楽しい。七字にできたらもっと良かった。
舟酔:気になってしまうと耳をすましてしまいます。小さな事にも自分の流儀があるっていいと思う。
天布留:流儀有りそうですよね。今度、気をつけて聞いています。
孤風:らしきものとは、投げっぱなしだが何だか面白い

殊勲賞:5
得点:13
累積:4
合計:22

黒髪:ふかふかの蒲団でゴロン。お陽さまに照らされた蒲団は、春のような気持ちよさで包んでくれますね。
はじめ:なんたって気持ちいいよね。
佳:一日で一番幸せなのは、布団に身を投げるとき。更に「大の字」の豪快さがいいです。
小石川:干し布団の魅力、こりゃもう、そのものずばりです。
蠱冬:干したての蒲団は、確かに「雲の上」。このひと言に参りました。
利根ノ雫:気持ちは分かります
風花:おおげさな比喩がかえって楽しい。

敢闘賞:5
得点:13
累積:68
合計:86

酔魚:久しぶりに干したであろう裏日本の船宿の蒲団、 ちと侘びしい風情がいい。
草千里:母の敷いてくれる布団はふかふかで良く眠れます。
三丁目:秋晴れの爽快さ。日本海が笑ってる。
めだか:ひなびた景色が目に浮かびます。旅情です。
金太郎:いい景色ですね。日本海と布団。なかなか思いつかない大胆な組み合わせに脱帽です。

敢闘賞:3
得点:10
累積:41
合計:54

小石川:冬日の空気感が全体に漂い、「西に一吠え」が決定打です。
酔象:きっぱりひと吠えがいいですね、できれば、人も吠えた方がいいですね、西日に吠えて天なりき
三丁目:都会ではもはや野良犬は見かけませんが、夕暮れの記憶が甦ります。
佳:「西に一吠え」が、ぐっとカッコよかった。
日曜生:不意打ちされたような一読でした。厳しい寒さを感じるのは、どの言葉なのか。不思議な句です。
阿美土:悲しくも、また明日なあー、っていい。尾は東を向いているだろう。


○○○勝ち越し○○○

得点:9
累積:24
合計:33

黒髪:ぬくぬくとした布団から出たくない気分が「深情け」という言葉に凝縮されていて上手です。
孤風:そうか蒲団ははやりのツンデレであったのか。
風花:川柳のようでもあり、おもしろい。
草千里:全くその通り!せめて布団乾燥機で夜の冷たさをおいやれたらなぁ。
小酔:全く同感。表現がユーモラスで洒落ています。

得点:8
累積:438
合計:446

幻灯齋:あーちゃん登場。聞き覚えのある声が聞こえてきました。でも、お尻こきこき?
天布留:少年あるいは少女のかわいいお尻が目に浮かびます。
舟酔:三輪車だったら文句なくかわいいですね。一輪車っていくつくらいから乗れるのでしょう。
小紫:お尻こきこきがいいです。夕日が目にしみちゃいます。
酔象:なんか、へんな風景と思ったですよ、三輪車とはまったく見え方が違います、大人が乗っているのかもしれません

得点:8
累積:99
合計:107

利根ノ雫:夕日に影が伸びていく感じがいいですね。
鷹目:冬の間大地はひたすら春の準備をするのですね。
三丁目:大地が己から夜に近付くとの発想に驚きました

得点:8
累積:42
合計:50

孤風:幸せの表現、素朴でてらいもないのが良い。
緑地:幸せな気持ちが素直に伝わります。
夏草:山之口獏の詩の一節「蒲団の上には楽がある」を下敷きに詠もうと苦心惨憺、諦めたところにこの句、獏の境地にも通ずる……は褒め過ぎか。

得点:7
累積:339
合計:346

金太郎:銀座はいつもすぐ日が暮れてしまう気がする。気のせいかな。
小酔:拙も夕暮れの銀座の路頭で思う存分迷ってみたい。
鷹目:あそこは妙に夜が早い気がします。

得点:7
累積:280
合計:287

天布留:とっても平和な様子にほっとします。
小酔:上中下の冒頭の音を全て「は行」で纏め「ふとん」へ繋げたのは素晴らしい技。日溜まり、はじける、干蒲団の語意も関連があって美しい。
めだか:近くに公園がある小春日和の昼下がりを想像しました。

得点:7
累積:104
合計:111

佳:蒲団と言えば、母とか妻とか、手入れする人のありがたさが思い浮かびますが、これはその中で最高です。母の笑顔まで見えてきます。久しぶりにゆっくり泊まっていくのですね。母は嬉しいでしょうね。
蠱冬:なんだかこのごろ、田舎の親を描いたものに弱いんです。トシのせいかな(嘆息)。
黒子坊:母ではないですが、小さい頃の祖母を思い出しました。

得点:7
累積:304
合計:311

はじめ:老いた身どおしだろうに元気いいね
酔象:そろえるつもりはなくても、揃ってしまう人の哀しさ? なのでしょうか? 地に向かって泣け老犬よ
楽が鬼:犬好きのものなら理屈抜きに迷わずこの句を選んでしまうでしょう!谷口ジローの「犬を飼う」をまた読みたくなりました。
幻灯齋:ゆっくりとした情景で、飼い主の優しさが伝わってきます。足並みをそろえる事で夕暮れまでの時間の早さが際立ちます。

得点:6
累積:193
合計:199

日曜生:窓を開け放たない時期ですが、そういえば、蒲団干すときだけは必ず空を見渡すものです。蒲団一枚に、大空と富士を一緒に見せるとは、すごい。
阿美土:富士山を借景にしてしまうなんてすごい。
小石川:風景が見えてくるような、広大な気分漂う句ですね。

得点:6
累積:162
合計:168

楽が鬼:想像を逞しくさせるいやったらしい句です、なにか言おうとしても・・・あぁ〜想像力が増してくるぅぅぅぅ〜〜!
緑地:なんとまぁ、色々な想像が・・・。
蠱冬:新妻といえども蒲団は叩く。いいなー、新婚の楽しい時期。
鷹目:やがて力強き女房どのに進化するのでしょうか。

●●●大関負け越し●●●

得点:3
降格:10+4
累積:469
合計:452

舟酔:待つ人がいてくれるのかアル中なのか、せわしないお酒おもしろいです。
木古里:。お酒のおいしい季節になりました。

●●●負け越し●●●

得点:6
累積:177
合計:183

阿美土:擦り硝子の内に温かな家庭の営みのが感じられます。優しさがにじみます。
酔魚:夕餉万華という言葉はじめてです。説明できないいい句ってあるもんです。
夏草:華やぐ巷、足早になる家路、食卓の彩りも気になる暮れの心急く感じが郷愁を誘います。

得点:3
降格:1+2
累積:52
合計:49

楽が鬼:短日と早酒をリズムよく端的にまとめあげた作者と同病のものには身にしむ句。口実にしてが説明的でもうひとひねりか。
緑地:暗くなると飲みたくなるのは僕だけじゃないんですね。

得点:3
降格
:1+2
累積:58
合計:53

黒子坊:影の長さを決めるのは、日の低さだけでもなさそうですね。

得点:3
降格:2+2
累積:65
合計:61

風花:百年目と言い切ったところが小気味良い。

得点:3
降格:3+2
累積:168
合計:163

小紫;最近、病人俳句に入れてしまいますね。命かげるや、、がいいです。
黒子坊:ただでさえ体調を崩しやすい季節。くれぐれもご自愛ください。

得点:2
降格:3+3
累積:163
合計:157

利根ノ雫:酒飲みには待ち遠しい灯りですね

得点:4
降格:5+1
累積:255
合計:249

めだか:楽しめなくて疲れてしまったでしょう。日も暮れて・・・。
草千里:自棄酒まっしぐらです。
酔魚:マチネーを見て外に出ると薄暗くなってるけど、飲み屋が開くまでには一寸間がある。ベニサンを見て山利喜の行列に並ぶ、僕の好きな時間です。

得点:2
降格:2+3
累積:99
合計:94

木古里:僕の住む土地ではこの季節に半日しか日がないので気持ち分かります。

得点:2
降格:3
累積:3
合計:0

黒髪:「強者も」が効果的です。「若輩者」は、なおさ らですよね。
はじめ:そうだよね、わかるわかる。

得点:0
降格:3+5
累積:160
合計:152

得点:0
降格:3+5
累積:54
合計:46

得点:0
降格:5
累積:23
合計:18

得点:0
降格:5
累積:-11
合計:-16


得点:
累積:80
合計:

届出休場

降格
累積:221
合計:

届出休場

降格:2
累積:91
合計:89

無届休場

降格:2
累積:5
合計:3

無届休場

降格:2
累積:36
合計:34

無届休場


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