第59回冬・12月場所の2
平成20年1月1日〜15日
 お題は
降誕祭/竈猫でございまぁぁぁ〜す!
優勝
風花関

風花談
とにかく驚きました。
本当ですか?この句会に参加して初めての賞です。全然できなくて、ギリギリに思いついた1句でした。
年頭から縁起がいいですね。今年の初詣のおみくじは『吉』でした。
良い年になりそうな、頑張って良い年にしなければ、と思っている次第です。
選句していただいた皆様、ありがとうございました。

優勝

    
優勝

優勝:10
得点:25
累積:163
合計:198

鷹目:猫は家につく。小柄でぬくぬくとした支配者!
笑い猫:「竈猫的人生」 送れれば良いかも・・・?ですね。
めだか:哲学的ですね。「私は猫になりたい」
黒子坊:竈猫に負けず、よく眠り、よく生きる1年を。
与作:眠ることは生きることであり、生きることは眠ることである。竈猫をずばり言い当てています。
はじめ:生きると眠るの対比がいい
天布留:猫からは教わりませんね。
冬樹:ウチの猫も、ウチの愚妻も?全く同じ人生観を持っております。
夏草:そうですな、猫を見ているとしみじみそう思います。
素松:簡潔に言い切り思わず賛成してしまいそうでした。
佳:3番に続いてこちらも同感。私は眠たいらしいです。
酔魚:猫になりたい。

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:18
累積:168
合計:191

孤風:新春1番目の天。分かりやすいまとまりの良さで選びました。
蠱冬:世間の喧騒なんか関係ない。竈猫のわが道を行く姿勢が羨ましいですね。
木古里:寒い中走りまわる人間を猫は何だと思ってるんですかねえ。
土羊:お題にて初めて知った竈猫ですが、タイムマシンに乗って実物を見に行くと正しくこの情景のように思います。
酔象:吾関せずのあくび猫の図、年末のせわしなさをシンプルに詠んだのがいい 
阿美土:大掃除をのんびり眺めているのかしら。和みます。 以上です。
はじめ:猫という生き物は大物がにあうね。
小紫:猫の気ままさがよく出てます。だって寒いんだもん〜

殊勲賞

敢闘賞:5
得点:18
累積:33
合計:56

利根ノ雫:クリスマスなん て関係ないと飲みやをはしごしましたねー。
素松:三人というところがいろいろ想像できていいですね。
楽が鬼:東方の三賢人ならぬ東宝の三悪人、三船敏郎、千秋実、藤原鎌足が街に降りてきて肩で風を切ってる無頼な臭いがする。おもしろい句だ。
草千里:きっと女三人でへべれけなのでしょう!
木古里:クリスマスもやっぱり男同士って感じがいいもんです。
小酔:馬小屋へ行った賢者三人は有馬記念、金杯取ったでしょう。「ぐしゃ」では字足らずと思いますが「ぐもの」と読むのでせうか。我愚者不可解。
与作:三王礼拝というのが聖書にあったけど現代版愚者三人も聖者かも。
緑地:なんというかシンパシィを感じます。
風花:コミカルでおもしろい。
笑い猫:「愚者三人」・・・身に覚えありで一票。
三丁目:三人で妙に納得させられました。多分、結末は推して知るべし。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:13
累積:249
合計:265

幻灯齋:厳かな教会のたたずまいを上手く17文字に収めています。静かとしか言っていないのに静寂の中で淡々とクリスマスを迎えている雰囲気が伝わってきます。
冬樹:信仰をお持ちの方々は、静かに聖夜を迎えられるのですね。ただ飲み食いするだけの凡人にとって、意表を付かれた句でした。
土羊:「静か」なクリスマスの表現に心打つものがあります。
小酔:「静かなり」と言い切ったところがいい。静かですねクリスマスの教会は。何やってんだろうね。
天布留:本来あるべき姿です。
蠱冬:聖夜の教会はいつになく明るく、でも厳かな雰囲気を感じます。


○○○勝ち越し○○○

得点:11
累積:183
合計:194

草千里:木彫りのかまど猫ってのがいいですね〜。
三丁目:初春句会に相応しい、おだやかであたたかい句です。
阿美土:山里に彩色の剥げた透かし彫りありを、見上げる視点がいいですな。
素松:木彫りの温かさが生きるいい句でした。
孤風:そうか、山門にも居ましたね。寒風吹きすさぶあの山門を思い出しました。

得点:10
累積:446
合計:156

緑地:和洋の決戦は最初きらびやかにそして厳かに決着してほしい。
夏草:海の向こうの祭りを横目で睨む寺や仏様を詠もうと苦心惨憺、この句はわが心情にぴったり。活劇が始まる前の静寂、昔の時代劇の風情もある。
黒髪:そうです!聖夜に浮かれる世間を尻目に、静寂をたたえる日本のシンボル。「迎え討つ」という言葉が、その心意気を示していますよね。でも、本場の聖夜は、別の種類の静寂と温かさに包まれているのでしょう。
黒子坊:ニッポンの神、やっぱり嫉妬してるんですかね。
酔象:さながら大魔神vsキングギドラだな、表参道灯りの対戦がまぶしいぞ

得点:10
累積:157
合計:167

小紫:スケールの大きさがいいです。八萬、調べました。勉強になりました。
酔象:神々も祭愉しむ聖夜かな アラーもジーザスも仏も神武も鬼太郎も八萬チームに入り給え
与作:神々を起こして年末年始まで行ってしまう日本人ではあります。
三丁目:この国の持つの素晴しきカタチを見事に表現している。

得点:10
累積:61
合計:71

小酔:時節に合って発想が洒落てますね。12年間竈の上で待った甲斐があるのだ。
楽が鬼:ぬくぬくと寝ながらターゲットを待つ、果報は練って寝て待てですね。猫ならではの気配が描かれてておもしろい。
小紫:寒いけど、次のねずみ年に備えてとりあえず爪研ぎ、、、面白いです
冬樹:「爪研ぎ」を「済ます」?「爪」を「研ぎ澄ます」?その辺が多少曖昧ですが、12年に一度しか詠めないテーマへの着眼に一票を投じます。
草千里:年が明けて、もう何匹目でしょうね〜、得意げな顔が目に浮かびます。

得点:9
累積:287
合計:296

小石川:正眼の構えで「面一本」の確かさあり。
阿美土:田舎のかまどで飯を炊くばあちゃんの側いたあの猫、神の遣いだったのかもしれません。古の謎が解けました。思いの深いいい句です。
佳:まったりとした竈猫、突然のバタバタ一幕で滑稽味を詠んだのが面白い。

得点:9
累積:313
合計:322

はじめ:孤高さがいい
天布留:吾輩は猫である。私も猫になりたい。
佳:どうでもいいですよね。開き直って灰だらけでうつらうつらとしたいですね。
利 根ノ雫:師走の忙しい中猫だけはのんびりと我関せずとしている雰囲気がいいですね。

得点:9
累積:22
合計:31

酔魚:東京カテドラルでしょうか、美しい冬の夜景が目に浮かびます。
めだか:長崎ですか?でも椿山荘の前の東京カテドラルも思い出しました。シズかで美しいです。
幻灯齋:上五の七曲がりで天主堂までの距離が感じられ、天主堂が浮かぶという情景がピタッとはまっています。
小石川:上五は何処の地か。我が家の近くの教会に「疲れたら…休ませてあげよう」のレリーフあり。

得点:9
累積:80
合計:89

風花:子供の気持ちがよくわかる。
宝玉:サンタが来るの待ち遠しい子供の様子がうかがえます
孤風:百八つ聞き届けたし大晦日 でも寝ちゃうんだよね。
黒髪:子どもの情景。「薄目」が、かわいらしさといじらしさを表現していて、ほのぼのとさせてくれます。

得点:7
累積:552
合計:559

鷹目:子らの夢の日。せめて聖の名の下での死が止まんことを。
夏草:聖戦と聖誕祭、無き世とこの夜、同音の言葉を対で、巧みに用いつつ、言葉遊びに堕すことなくこの時代の真実を穿っている。
黒子坊:「聖戦」を語る指導者たちは、今年こそ改心していただきたいですね。
土羊:願いを込めて・・・同感です。

得点:6
累積:53
合計:59

舟酔:祈りは謙虚なもので自分にはそういうイノセントさは残ってないんじゃないかと不安になりました。
酔魚:こういう人が敬虔なクリスチャンになるそうです。
日曜生:祈りの言葉が欲しくなることがあります。「生まれ来て」と感じるときかな。

●●●大関負け越し●●●

得点:6
降格:10+1
累積:452
合計:441

日曜生:「奇跡」という一言が爽やかな衝撃でした。街のイルミネーション見ながら、この句を思い出していました。
舟酔:現実逃避に一番です。完備で誰にも迷惑かけないですよね。
幻灯齋:夢想という言葉が気になりますが、何か小さな奇蹟でも構わないので実践出来ないものかと思ってしまいますね。よろしくお願い致します。

 
●●●負け越し●●●

得点:4
降格
:2+1
累積:86
合計:83

日曜生:私もこういう情景を詠みたかったのです。経験から言えるのは教会の外観止まりでしたが。降誕祭は静かな祈りの夜ですよね。
緑地:南半球のクリスマスでしょうか、季語が意外な展開をみせて面白い。

得点:4
降格
:1+1
累積:34
合計:32

風花:意外といいクリスマスかもしれない。
舟酔:シンプルで好きです。来年やっていようっと。あとシャンパンでもあれば・・・。
めだか:強くてちょっとさみしくてカッコイイですね

得点:4
降格:2+1
累積:89
合計:86

利根ノ雫:仏教徒も灯りに惑わされてしまうのは性ですかね。
小石川:普段暮らしの中の点景。日常とは、こうしてささやかに過ぎてゆきます。
鷹目:昔日、女の子に連れられて行った深夜のミサ。不純さもろとも照らす聖なる光。

得点:3
降格:2
累積:0
合計:-2

黒髪:かまってあげたい、でも、行かねばならぬ。「我を誘うか」が、この句をユーモラスな表情に仕上げていて、猫の表情が 浮かんでくるようです。

得点:2
降格
:5+3
累積:221
合計:213

蠱冬:お父さん(お母さん)はサンタへの変身待機中でしょうか。

得点:2
降格:3
累積:-16
合計:-19

宝玉:サンタも掛け持ちでなかなか時間通りとはいきませんよね

得点:2
降格:1+3
累積:49
合計:45

笑い猫:昔々、鶏を絞めた日のことを思い出しました。

得点:1
降格:3+2
累積:152
合計:147

楽が鬼:言葉に詩情なく俳句とはほど遠い短詞だが、何色の猫だろうか?竈の中でベロだし竈の外へ手が出て足がでる。それはカラフルなアニメーションを見るようで楽しい。

得点:1
降格
:2+4
累積:111
合計:105

宝玉:実際家でもそうでした(笑)

得点:1
降格:1+4
累積:48
合計:43

木古里:バッドサンタって映画をなんとはなしに思い出してみたりしました。

得点:0
降格:2+5
累積:94
合計:87

得点:0
降格:5
累積:3
合計:-2

得点:
降格:10
累積:199
合計:189

無断休場

得点:
降格:10
累積:346
合計:336

無断休場

得点:
降格:10
累積:107
合計:97

無断休場

得点:
降格:10
累積:54
合計:44

無断休場

得点:
降格:10
累積:50
合計:40

無断休場

得点:
降格:10
累積:18
合計:8

無断休場


hometop
句合・阿佐ヶ谷俳句草相撲協会