第61回冬・1月場所の2
平成20年2月1日〜15日
 お題は
独楽/女正月でございまぁぁぁ〜す!
優勝
舟酔関

関談

優勝

優勝:10
得点:20
累積:100
合計:130

酔魚:作者は女性でしょう。離れて住む母と娘がそれぞ れ祝う女正月。素直で心が温かくなる句でした。
日曜生:言い切っていない思い、余韻のいい句だと思いました。同じ主婦として女正月の頃に優しい気持ちで「母」を思うのでしょう。字面まで優しくて切ないほどです。
夏草:自身ではなく、離れて暮らす母親の正月を詠んだところが深い。
小紫:しみじみといい句ですね。「母のおり」がいいです。
楽が鬼:気を緩め正月を迎えるも故郷に残した母親を案じ、気も休まらぬ女性だからこその感慨、男ながらも痛く深く思います。
酔象:騒がしさの中に、ふと、おとずれた静かな気持ちへの落差を感じ取りました
与作:年末年始の帰省から帰り、ふるさとのお母さんのことを思っているのでしょうか。
三丁目:母への思いがさりげなく十二分に伝わります。が、「まだ」が微妙で悩まされたので人に。

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:16
累積:316
合計:337

孤風:かっぽう着二日夕には袖通し
与作:正月からの忙しさからほっと開放された情景が浮かびます。
素松:柔らかい女性の動作がうまく表せていました。
笑い猫:最近、都心の小料理屋などでも割烹着が見直されているようでウレシイ限りです。
夏草:まことに些細な仕草に女正月を見い出したところが佳い。
はじめ:ごくろうさんやっとのんびりですね
酔魚:自分のことか母親のことか。19の句と同じ く女正月という一寸古風な言葉から母親を思ったと読みました。

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:16
累積:540
合計:561

小石川:気負いのない日長のなかの数刻、そう、季節の言葉に敏感になりました。
冬樹:女正月に虚子の季寄せを開くあなたは、立派です。俳句の更なる上達が約束されていることでしょう。「ふと」という副詞が、「女正月」の雰囲気にぴたっとはまっていて秀逸です。
緑地:ぽっかりと時間の流れが落ち着いた雰囲気が伝わってきます。
黒子坊:虚子の季寄せは、やはり「ふと」開きたいものです。
日曜生:凛として品の良い女性が浮かびます。背筋が伸びる句はいいですね。声に出したら響きもきれいでした。
阿美土:のどかな日和りに寝転びて発句など、里の便りもあったかしらん。
孤風:餅に飽き酒にも飽きて一捻り
酔魚:ずいぶん渋い歳時記をお持ちで。虚子の選んだ例句を知りたい。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:14
累積:85
合計:102

風花:惰眠をむさぼる心地よさ。
宝玉:うだうだした感じが良くでていますね。
土羊:主婦の願いは朝寝坊!。優しさが滲む一句。
佳:疲れが出た頃に、あったかくしてとろとろ眠る気持ちよさ。だるーい感じが女正月っぽい。
天布留:ここちのいいものです。
冬樹:専業主婦の方も、キャリアウーマンの方も、この日ばかりは、ぐっすりとお休み下さいませ。


○○○勝ち越し○○○

得点:13
累積:206
合計:219

笑い猫:なんかリアルなようだけどシュール!ホントは正月食べ過ぎて笑えない女が多い?
三丁目:伝統行事?(広辞苑に記述なしを発見)と現代女性のしたたかさと が見事に融合されている。
幻灯齋:忙しい正月を終え、ほっと一息エステまで。気持良さそうです。
小酔:女正月を詠んだ句で一番ユーモラスがあって今風で笑えました。
風花:今風女正月を言い当てている。
酔象:女の人の裏側の顔の一面がちょっとみえたような
緑地:洒落が利いている。スタイリッシュ俳句ホラー!?

得点:12
累積:84
合計:96

蠱冬:鼻の穴膨らませて得意げな顔。そんな子供、最近見ないけど……。
利根ノ雫:今でもこんな子居 るのかなー。懐かしい記憶です。
はじめ:無邪気で元気が一番です
珍念:昔の子どもはシビアに博打してましたね。今は禁止だろうな、こういうの。

得点:10
累積:435
合計:445

緑地:子供のうれしさと独楽への愛情(大事さ)が伝わってくる。少年時代を思い出した。
酔象:負け独楽はどこにあるのだろうと思った。この子の胸の内なのだろうか?
鷹目:10の後の俺です。
佳:寂しい句じゃないですよね。勝ち独楽だから胸を張った一人っ子ですね。
素松:どこか寂しい中にも強さを感じれました

得点:10
累積:61
合計:71

めだか:「ぬくぬく」がいい感じで。
宝玉:たまには酔いたいですよね。
珍念:いないと本当にほっとするんですよね。屁もこき放題だ!!
蠱冬:歳月を重ねた夫婦ならではの、夫婦漫才のような息の合ったところを感じました。
夏草:手酌でやっているのは夫か妻かと考えさせるところが憎い。
利 根ノ雫:鬼の居ぬ間の男の楽しみもありますよね

得点:8
累積:-4
合計:4

鷹目:俺です。
風花:子供の様子を想像して笑ってしまう。
楽が鬼:俳句としての言葉使いが気になるが、じりじりする子が独楽を手に放り投げている様が見えてくるのが、面白い。
小紫:最近の子供は、独楽回しを知らないんですね。八つ当たりがかわいい。

得点:7
累積:140
合計:147

小酔:軸のぶれと初恋落しが独楽名人とどう係わるのか。初恋落しとは如何なる技か。天でワカラン。下五も字余りだが詩情はアル。なぞに引かれて善光寺参り。
舟酔:男の子の切なさとプライドがしみじみと伝わって来ます。この子は自転車で家に帰るのでしょうか?
はじめ:そういうもんだよね

得点:7
累積:365
合計:372

佳:「ここにあり」の大仰な言い方が笑えます。さっぱりとユニークで後味がいいですね。
小酔:昔の腕白小僧たちの雰囲気がいいですね。ベイゴマですかね。
草千里:独楽っていうとかなり昭和だけど、昭和の不良は独楽を打っていたのか、そうか、かわいい不良達なんだろうな。

得点:7
累積:34
合計:41

阿美土:巧い。してやったりの感。いじめ小僧めざまあみろだな。こんな句を詠んでみたい。
冬樹:古来、「泣く子と地頭には勝てぬ」と言いますが、餓鬼の頃の泣き虫だった自分を彷彿とさせてくれます。それにしても、上五の「嵐呼ぶ」は凄い!
黒子坊:嵐、泣き、暴れという展開が面白いですし、何となく光景が目に浮かびます。
鷹目:「泣いたら強い」子供のアナーキーさが好きです。

得点:7
累積:42
合計:49

舟酔:自由で気楽そうですか。けっこう辛いこともあったりして。叱ってくれる鬼って一家に一台じゃないけれど必要だと思います。
孤風:寝ては食べ、食べては寝ての寝正月、炬燵向かいの鬼もウトウト。
与作:まだまだ昼まで寝ていたい眠い眠い時期ではあります。
宝玉:いつまでも寝てられるのはこの時だけですものね。
笑い猫:お姑さんはきっと歌舞伎見学なぞにお出かけになったんでしょうね。エッ!?・・・奥さんのこと?

    

得点:6
累積:41
合計:47

めだか:楽しそうでにっこりします
天布留:親が、子どもにかえっちゃうのですよね。
珍念:「燃えんなよ」と言いたい。最近多いこういう親に。
小石川:この気分、よ〜く解ります。おじさんだけだと不気味な雰囲気ですよね。

得点:5
累積:-24
合計:-19

幻灯齋:中7の紐を巻き巻きが小さな子供が紐を巻いている様子をイメージさせます。可愛い感じがあざとくなく、好感がもてます。
利根ノ雫:遊びに夢中になって日暮れまで遊ぶ子は減りましたね
土羊:最近は目にすることもすら無くなってしまった独楽遊び。昔の情景が浮かんでくる句です。


●●●大関負け越し●●●  

得点:3
降格:10+4累積:545
合計:531

天布留:すごい眺望ですね!!

得点:4
降格:10+3累積:306
合計:293

小紫:そうそう、どんどん波紋が広がっていくんですよね。独楽回しがしたくなりました
楽が鬼:関東方面で一斉に独楽を回す時のかけ声はチッチのチッといいます。そして放たれた独楽はそれぞれに彩りを添えて小さな波紋が綾織りのようにひろがりぬです。
めだか:「波紋」が発見です。

●●●負け越し●●●

得点:4
降格:2+1
累積:76
合計:73

小石川:“ひねり”が絡みあって、以外と素直に吐露された句とお見受けしました。
阿美土:まさにひねり独楽が効いてます。
蠱冬:一句、ひねりましたか。おめでとうございます。その気持ちがよくわかるので、一票。

得点:3
降格:3+2
累積:190
合計:185

草千里:どんな種類の独楽あそびなのかよくわからないけど、独楽が割れてしまう程とは、一度見てみたい。独楽の割れる音が聞こえてきそうな力強さがよかった。

得点:3
降格
:2+2
累積:100
合計:96

素松:独楽が遊ぶという表現が良かったです。

得点:3
降格:1+2
累積:26
合計:23

黒子坊:偉人たちの姿と闘コマ(というのでしょうか?)の躍動感を感じました。

得点:2
降格:3
累積:6
合計:3

土羊:回った人も、回らなかった人も一緒なのでしょうが、懐古的な雰囲気が面白い。

得点:2
降格:3+3
累積:162
合計:156

三丁目:小さなことにくよくよするな、なんとかなるさ。人生応援歌。

得点:2
降格:2+3
累積:87
合計:82

日曜生:回ればこその独楽であると言われても。
舟酔:ウーン これってものすごく深い句かも知れない。独楽の気持ちになろうと思わず回りそうになりました。

得点:2
降格:2+3
累積:79
合計:74

幻灯齋:下5をルビをふらず旋舞のままで良かったのかなと思いました。独楽から恋の戯れなどという言葉は連想出来ません。発想のユニークさでいただきました。
草千里:20みたいな力強い句もあれば、こんなむずがゆい句もあって、実はこっちもきらいじゃないです。

得点:0
降格:5+5
累積:207
合計:197

得点:0
降格:2+5
累積:93
合計:86

得点:0
降格:5
累積:7
合計:2

得点:
累積:294
合計:

届出休場

得点:
累積:218
合計:

届出休場

降格:10
累積:181
合計:171

無断休場

降格:10
累積:40
合計:30

無断休場


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