第62回冬・2月場所の1
平成20年2月16日〜29日
 お題は
隙間風/雪解でございまぁぁぁ〜す!
優勝
草千里関


優勝ありがとうございます!
選んでくださったみなさんありがとうございます。
月並みですが、今後も精進いたしますので、どうぞよろしくお願いします。

優勝

優勝:10
得点:24
累積:102
合計:136

笑い猫:ダントツにうまい!と思う
酔象:生きて動きのあるこの句、それまで主はどうしていたのだろう? と想像がふくらんだ
蠱冬:猫のするりと通るのを風で知る。静かな光景が目に浮かびます。
与作:以前小生の家に住んでいた猫は上手に戸を開けて入ってきました。隙間風に猫の帰りを詠うとはうまい!
楽が鬼:今回は多くが隙間風で作句?されたが隙間風を「ほほ〜な〜るほど捉えて妙じゃないか」言葉もリズムもいいぞと素直に心に止まったのはこの句でした。
天布留:猫の出入りのとを締めるのは、いつも私の役目でした。
はじめ:猫との相性のよさがみごとに出ている。
土羊:猫との生活が未経験の私ですが、気侭な猫と隙間風が似合いです。
佳:猫と暮らしている友人もそんなことを言ってました。寒いのに何処行って来るんだか、と思いながら戸を閉めに立つそうです。
珍念:私は花粉症なので、鼻がむずむずして人の出入りが分かります。

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:21
累積:372
合計:398

阿美土:強烈です。弔いに隣席、あいつはいいやでした。
夏草:〈缶ピース〉の一語が多くを物語ってやまない、凄味に溢れる。
幻灯齋:悲しみをさらっと表現し、その関係性も「隙間風」を吹かせる事で親しい間柄のように理解出来ます。きっと挨拶がてら吸いに来たんでしょうね。
小酔:お題に付きすぎないところがいい。心の隙間風。缶ピースが効いている。
黒子坊:缶ピースと棺。昭和の男がまた1人。
緑地:あまりにも直截で私的な気がしてとるのを躊躇いましたが気持ちがストレートに伝わってくるので地。
素松:いろいろな感じ方ができ、不思議な句でした。
酔魚:缶ピーは、墓や棺に似合うようだ、小生も昔はピース党だったけど。
楽が鬼:巨匠墜つ。隙間風は映画ファンの心の中をそっとすり抜けていったのですね。缶ピーが柩の中でなくて良かった。日に百本という煙草好きでも煙くてまいったでしょうね。風花:寒々とした光景をすっきりと詠んでいる。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:11
累積:74
合計:88

冬樹:発禁奇書をご用意された方もおられますが、声に出して読んでみると少々威勢が良すぎるようで・・・その点この句は、「冬ごもり」の季題にぴたっとはまった調べが見事です。書の選択も素敵。
珍念:冬は寒いんだから、家で静かにしていて外出しないのが望ましい。
幻灯齋:インテリの冬ごもりの匂いプンプンです。白川静をもってこれるとは。
酔魚:小生の「発禁の奇書」と同じ発想なんだけど、方や 「白川静」、教養と品格の差がでたなぁ。
三丁目:冬ごもりと白川静が響きあっています。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:11
累積:71
合計:85

風花:猫に対する愛情が読み取れる。
利根ノ雫:隙間風に亡く なった猫への思いが伝わって来ます
小紫:すきま風と猫の通り道、、、猫を飼っていた頃を思い出しました。駄猫というところに飼い主さんの深い愛情を感じました。
酔象:逝きしという表現は好まないが、この心、わかりすぎる。通り道がしみる
孤風:駄と呼ぶのは可哀想だが、欠けた心に吹く風に涙
黒子坊:ふとしたことに、亡きものを感じる様子が伺えます。


○○○勝ち越し○○○

得点:10
累積:293
合計:303

小紫:大手をふっていいでしょう!スケールの大きさと隙間という落差が面白いです
はじめ:風格が有ります。
冬樹:築百年の隙間風は想像するだに寒そうですね。この句、上五でいきなり種明かしをせず、例えば「隙間風大手をふれり築百年」とした方が俳句的には良かったかもしれませんね。
小石川:こんな発想もあったのか、と教えてくれる心憎い句です。

得点:10
累積:130
合計:140

佳:「水」を蛇口からぽつんぽつんと落ちる水音を想像してしまいました。長ーい冬のじーっとした感じです。
小酔:「聞くともなしに」という言葉に冬籠りの寂しさや状況が表れている。
日曜生:ひょっとしたら外はそんなに寒くないかもしれません。
夏草:水の音だけが際立っている情景が確かに目に浮かぶ。
幻灯齋:真冬に水の意外性が素敵です。山を流れる湧き水の音か?雪で音が吸収されて聞こえにくい状態でも聞こえる。音の無い世界での水の音。山水画の世界が見えてきそうです。「聞くともなしに」が惜しい。

得点:10
累積:294
合計:304

素松:「あと一人」がすごく気になりました。
土羊:物語が続いていきそうな情景が浮かびます。面白い。
利根ノ雫:この雰囲気分かります。
阿美土:居酒屋にて思いは同じ。
鷹目:座が暖まる感じが見事にとらえられていますね。

得点:9
累積:445
合計:454

鷹目:理想の読書ですね。ぜんぜん眠くない。わくわくしながら布団に潜り込む!
笑い猫:喜寿まで生きたらやってみよう!
阿美土:怪しき興味にわれもしました。
はじめ:手許に好きなものを置いて冬ごもりの句の中で一番。
与作:布団かぶって読む本は奇書にかぎります。

得点:6
累積:23
合計:29

黒子坊:戸隠山の伝説とも重なった赴き深い句だと感じました。
日曜生:冬ごもりを一番大きな風景で詠まれて新鮮でした。戸隠山を知っているわけではないのですがどーんと大きそうなイメージです。

得点:6
累積:219
合計:225

緑地:銭湯帰りの色っぽい人が路地を歩いている姿がノスタルジックです。
三丁目:いわゆる「隙間風」から離れ、うまくいなした視点に◎。ほんわりとあたたかく気持ちよい。
小石川:みすぼらしくあるすきま風が、穏やかで柔らかい風に。心やすらぐ句ですね

得点:6
累積:185
合計:191

楽が鬼:穏やかな日射しの中を悠然と往く人に思わず背筋を伸ばしてみるも、籠もりがちな我が身には眩しいのだという嘆息。中七の言葉のリズムが重たくモッタイナイ。
孤風:深いなと呟く我は引き籠もり
風花:こもりながらも外が気になる様子、ほほえましい。

得点:6
累積:96
合計:102

与作:これだけ確保しておけばゆっくりこもれますね。
土羊:身近な冬籠りの真髄をご教授いただきました。句のリズムも良。
日曜生:甘栗蜜柑落花生は全部好きなので、準備万端で安心です。
素松:リズムがよくつい口ずさんでしまいました。

降格:5
累積:171
合計:176

孤風:目覚めてヒョイと見た先には…
蠱冬:寒いような、暖かいような。そのぎりぎりが気持ちいいんですよね。

●●●大関負け越し●●●

得点:3
降格:10+4累積:561
合計:547

酔魚:大悪党になれればいいんでしょうけどね。エリア・ カザンの心境?

得点:0
降格:10+7累積:531
合計:514

●●●負け越し●●●

得点:4
降格:1
累積:4
合計:3

鷹目:寒い台所で働く妻を、労うでもなく眺めている。甲斐甲斐しくしてもらえるダメ亭主に憧れます。
天布留:私は、母の姿を思い出しました。
冬樹:うーん、解りますなあ。我が家では台所といわず、どの部屋にも隙間風が猛烈な勢いで吹き荒れております。

得点:3
降格:5+2
累積:218
合計:211

天布留:まるで我が家。みられてしまったよう。

得点:3
降格:2+2
累積:147
合計:143

三丁目:仁王門を語らずして、威風堂々たる仁王門の姿形を描ききってい る。これぞ俳句の醍醐味。

得点:3
降格:3+2
累積:156
合計:151

小石川:陽と陰、マクロとミクロ…。侘びしさを忘れさせてくれる稀有壮大さです

得点:3
降格:3+2
累積:337
合計:332

酔象:振り子を止めて、籠もったらどうなるのだろう? と思った
夏草:よく分からないけれど具体的で作句の意図はよく分かる。

得点:2
降格:3
累積:2
合計:-1

珍念:何か威張っているところがいいですね。でも、換気はしろよ。

得点:2
降格:1+3
累積:47
合計:43

緑地:冬籠もりといえばこれですね。僕はここに酒が入るけど。
佳:一番幸せそうな冬ですねえ。

得点:2
降格:3
累積:-19
合計:-22

小紫:もう!切ないったらっ!!
笑い猫:「♪胸が痛〜い!」 by憂歌団

得点:1
降格:2+4
累積:93
合計:87

小酔:逆説の隙間風。見事な切り口と感心しました。

得点:1
降格:1+4
累積:82
合計:77

蠱冬:いやいや、他人事ではないような……。

降格:1
降格:1+4
累積:30
合計:25

利 根ノ雫:この隙間風が酔った時は心地よいのが不思議です。

得点:0
降格:5+5
累積:197
合計:187

    

得点:0
降格:2+5
累積:73
合計:66

得点:0
降格
:2+7
累積:96
合計:89

得点:0
降格
:1+5
累積:41
合計:35


得点:
降格:10
累積:49
合計:39

無断休場

得点:
降格:10
累積:3
合計:-7


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