第63回春・3月場所の1
平成20年3月16日〜31日
 お題は
日永/山笑うでございまぁぁぁ〜す!
優勝
三丁目関
優勝御礼
昨夜は、阪神開幕3連勝という思わぬ快挙に祝杯。今夜は、なんと思わぬ優勝・大関復帰のメール。
今夜も有難くいただきます。出入りの激しい腑甲斐ない大関ではありますが、今後ともよろしく。
皆様、本当にありがとうございました。 三丁目

優勝

優勝:10
得点
:27
累積:537
合計:574

草千里:衣が軽くなった大仏さんも笑ってるような気がしました。
風花:色とりどり、軽やかに見える山。
小紫:暖かくなって大仏さえ軽い感じに見えるのでしょうか。 山と大仏の対比が面白いです。
はじめ:久し振りに鎌倉ですね
幻灯齋:大仏はよくでてきますが、春めいての見立てを銅の衣を軽き衣としたのにやられてしまいました。明解で気持のいい句です。
楽が鬼:小林一茶の詠んだ句だと言われれば「ふ〜ん流石だね」と感嘆符付きで感動してもおかしくない俳諧の本寸法をついた軽妙洒脱な句ですね。
夏草:〈大仏〉と〈山〉という重厚長大な言葉に対して〈軽き衣〉という表現をもってきたところにセンスを感じます。
小酔:「軽き衣」が山笑うの微笑みにうまくハモった感じでゴンス。
舟酔:石の衣が軽い感じのする位、春なんですね。思わず笑いました。
阿美土:大仏がとしたところがのったり春をかもします。
土羊:軽き衣=単衣=夏?のような想像をしてしまいますが、春らしく軽装した大仏様の笑顔に一票

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:18
累積:84
合計:107

木古里:いつの間にか日が長くなり時間についていけませんですね。
利根ノ雫:のんびり本を読む 事もなくなり一寸羨ましいです
小石川:やはり同じ事態に。しかし我が句より喚起力強し、平伏。
めだか:分かる気がします
土羊:生活の一部を切り抜いた4コマ漫画的リズムが素晴らしい
珍念:米を研いですぐに食事の支度を始めると早すぎる。だから、なんか料理と切り離されていて、米を研ぐのってめんどくさいと感じることが多い私です。
黒子坊:暗くなってからやろう、と思っていると最近はすっかり夕食時ですね。反省反省。
素松:実際にやってしまった事があるのがよく伝わる句でした。

敢闘賞

殊勲賞:5
得点:13
累積:355
合計:373

冬樹:非常に喚起力のある句だと思います。「豆腐屋のラッパ」という極めて具体的な物を持ってきたことの手柄でしょう。「間延び」と「日永」が若干付き過ぎの気配もありますが、秀句。
夏草:ラッパを吹くほうも聞くほうも、日が永くなったなあと音によって実感させられる、濃やかにしてハイセンスな句であります。
与作:間延びラッパの音に春を詠うとはうまい!
楽が鬼:まさにほんわりとした春の夕刻に、豆腐屋のラッパと日永とは、面白い着眼。ただ間延びと日永はいわゆる親句(付き過ぎ)で、これがキズ。
素松:こういう情景でも日永が感じられるんですね


○○○勝ち越し○○○

得点:12
累積:94
合計:106

めだか:小説『バッテリー』の一齣を思い出す、さわやかな一句ですね
素松:緑の中に一つの白のコントラストがきれいでした
天布留:白球、青空、色ずく山、なんて気持ちのいい情景でしょう
はじめ:甲子園かと思ったけど草野球ですね
利 根ノ雫:青春って感じですね

得点:10
累積:298
合計:308

風花:よくある町の風景を捉えている。
利根ノ雫:何処にでもある風景です がこうやって詠むといいもんですね。
幻灯齋:冬の間は足早に挨拶だけで行き交っていたおばさん連中も、天気のいい日にはついつい立ち話も長くなってしまうんですね。
鷹目:その脇を走り抜けた悪童時代。この風景が消えぬことを祈ります。
天布留:商店街の、ほのぼのとした光景ですねぇ。
めだか:うっかり長話。日が永いからこそ生まれるゆとりですね。

得点:10
累積:72
合計:82

舟酔:作者の待っているものが興味深いです。蜘蛛の糸か家出猫かまさかの家出妻?
木古里:やっとやってきました春ですねえ。もう寒さに飽き飽きしてるのではじけそうです。
三丁目:幸せ感が漂う不思議な妄想。その不思議さがおもしろい。
小石川:千々に乱れてすさぶ春の一日、なんとまあ〜。
小酔:好きですね、こういう句。何となく音韻が「明けぬれば暮るるものとは知りながら」に似ている(と思ったが似てないか?)ので押し付け下句「待ちわびて狂うてみたき日永かな 短き夜を飲み明かしたし」

得点:10
累積:59
合計:69

緑地:シンプルな言葉の中に複雑さと何やら怪しさを感じます
鷹目:あらためて山を眺めたのは何時のことだろう。
土羊:「色々」な春を想像させてくれる楽しい句です
冬樹:本当、自然界における緑色のグラデーションの多様さには、造化の妙を感じますよね。ただこの句、俳句の世界において助詞「も」の使い方にはかなり注意を要するとされていることから、多少推敲の余地があるかもしれませんね。

得点:9
累積:41
合計:50

佳:きれいな色の着物を、嬉しげに羽織った女性を思い浮かべました。つられて微笑みそうな「山笑う」です。
珍念:お洒落な山ですね。なんか楽しそうで、雰囲気がよく出てると思います。
夏草:色によって季節とその景色が刻々と移り変わる、時の流れも目に見える、気持ちの良い句であります。
楽が鬼:春の山を遠景に見ているとこんな素敵な言葉が生まれるのか。都会にいると大きな景色には縁遠いので、こういう句には素直になれますね。
草千里:春の彩りはホントにキレイ、こころもほころびます。

得点:7
累積:107
合計:114

酔象:いまわたしはこうありたい、こうなのだ、と吾が心が訴えました
珍念:暇を使って暇を楽しむ。空って、意外に変化に富んでて面白いんですよね。
与作:何も考えずに春の空を眺めている感じがいいです。
日曜生:シンプルで清潔。懐かしいフォークソングのようです。空だけを見ている一日。素敵ですね。
風花:そんなふうに過ごせる日が欲しい。

得点:6
累積:148
合計:154

日曜生:「道のまっすぐ」が上手いなあ、と思いました。淡々と続く足音や、同じ景色の果てしない道。太陽も位置を変えないような錯覚。「永」を強く感じる句でした。
三丁目:ゆったりとした日永の雰囲気と巡礼への姿勢が感じられる。

得点:6
累積:136
合計:142

阿美土:春の華やぐ希望が胸ふくらみます。さらりと乙女心が出てます。
笑い猫:♪「ほら 春咲小紅 ミニミニ見に来てねぇ わたしの心 ふわふわ舞い上がるぅ〜」

得点:6
累積:193
合計:199

酔魚:わが家には縁側はないが、縁側を裸足で歩く感触をひさしぶりに思い出した。
草千里:気持ちよさそう。こんな縁側あったらいいな。
笑い猫:♪「ごはんが出来たよ〜かあさんの叫ぶ声…」

得点:5
累積:406
合計:411

小酔:「山笑う」というスゴイ言葉を最初に作った人は誰か。それを季語にしたのはいつか。その「山笑う」を軽々と分解しモナリザを持ってきたことに大いなる敬意を表するものでアリンス。
三丁目:季語の説明ではあるが、モナリザがぴたりとはまっている。
木古里:今朝も雪が積もり家の周りも山もまっしろ。笑うどころではないのですがチシャ猫ぐらいに笑っています。

得点:5
累積:19
合計:24

笑い猫:♪「丘を越えていこうよ!真澄の空は 朗らかに晴れて 楽しい心…」
小紫:のどかな田園風景が浮かんできます。ぴかぴか一年生な んでしょうね。ランドセルの句と迷ったのですが、こちらに一本。
緑地:緊張した子供を山が励ましているようです。自分の二年生の春を思い出しました。

●●●大関負け越し●●●

得点:2
降格:10+5累積:303
合計:288

佳:春の一日の、こんな過ごし方は楽しいです。「こだまと遊ぶ」童話的な言葉に惹かれました。
小紫:なかなか電車も来ないのでしょうね。駅フェチの私に は、たまらない一句です

得点:4
降格:10+3 累積:531
合計:518

与作:鴉が韻を踏んでいて春らしさが漂っています。
幻灯齋:鴉の春の1日でしょうか?繰り返しのリズムが気持いいです。
小石川:もう、日永の気分ひたひたの句ですね。

●●●負け越し●●●

得点:4
降格:5+1
累積:464
合計:458

天布留:のんびり読書でもしていて、背中が、ムズムズしてきたのかしら?
緑地:御隠居ののんびりした情景がユーモラスでホッとします。

得点:3
降格:5+2
累積:218
合計:217

黒子坊:私はどちらかというと「ゆるゆると」に憧れます。素敵です。

得点:3
降格:5+2
累積:211
合計:204

冬樹:「永き日」の雰囲気をピタッと言い当てて、共感を覚えます。遠回りして帰ると、思わぬ人とバッタリ巡り会ったりして楽しいものですよね。
舟酔:小さな幸せに、時間も忘れましょう。自分で作るサマー タイム。

得点:3
降格:3+2
累積:199
合計:194

佳:日永と一緒に、空気の緩んだ春の眠たさを思い出しました。うたた寝てもまだ明るいって、ちょっと幸せです。
はじめ:日がのびましたねぇ

得点:4
降格:2+1
累積:161
合計:158

酔象:妻が呼ぶのだから、遊んでいるのは旦那なのでしょう。初々しい土いじり姿、それが微笑ましい
阿美土:こどもが土遊びしているのを眺めている夫・私の情景と解釈しました。陽光のありがたさがありいいですね。
鷹目:わが妻には遊ぶ土さえ用意してやれないのですが。
酔魚:土いじりが気持の良い季節感。遊んでいるのは妻か 自分か、解釈が分れるところ。

得点:2
降格:2+3
累積:97
合計:92

酔象:並び連なって歩いているのでしょう、新学童の気持ちと山笑うが素敵にヒットしました。ゆき、を、ゆ(行)く、と言い切ってくれれば尚よかったです

得点:2
降格:1+3
累積:23
合計:18

酔魚:青空と夕日が重なる、美しい景色が目に浮ぶ。

得点:2
降格:1+3
累積:74
合計:70

日曜生:この「山笑う」、冬を越えてきたんだなあ、と思わせました。お婆ちゃんの笑顔が浮かぶようです。

得点:1
降格
:1+4
累積:29
合計:24

黒子坊:どのような所にも春は来て、あとはその人に春が来るか、ですね。


得点:0
降格:2+7
累積:140
合計:133

得点:0
降格:5
累積:-17
合計:-22

    

得点:0
降格:1+5
累積:39
合計:33


得点:
累積:198
合計:

届出休場

得点:3
累積:40
合計:

届出休場

得点:
累積:3
合計:3

届出休場

得点:
累積:-1
合計:

届出休場


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