第67回春・4月場所の2
平成20年5月1日〜15日
 お題は
囀り/遠足でございまぁぁぁ〜す!
優勝
珍念関
ありがとうございます。一年半の修業を経て、初優勝。感激の極みでございます。
近頃、低迷の一途を辿っておりましたが、これをきっかけにより、精進を重ね、更なる上達を目指したいと思います。
いやー、マジ、うれしいっす!

優勝

優勝:10
得点:21
累積:60
合計:91

素松:感じてみたい状況です。
佳:一読して爽やかな気持ちになりました。文机でこれから手紙でも書くのでしょうか。良い時間です。
孤風:書きかけの手紙の鳴く音か
利根ノ雫:さわやかな風が吹き抜けた感じがします
阿美土:書院にて旧知に便りを書くばかりの時に、爽やかな風と木々の間に囀りが聞こゆ。文机のクラシックが似合います。
木古里:シンプルなんですが季節と情景がすっとはいってきました。
緑地:情景がありありと浮かびます。気持ち良い!
舟酔:一枚の美しいセピア色の写真です。

殊勲賞

殊勲賞:5
得点:18
累積:226
合計:249

幻灯齋:山仕事の帰り際、ほっとしているところに囀が聞こえてきたのでしょう。思わず持ち帰りたくなりますね。「空の荷籠」に句の風景が凝縮されています。
夏草:うまいですねえ。重い荷と軽やかな囀りの対比、山小屋の親爺か畑仕事の婆さんか、行きか帰りか、あれこれ想像させて味わい深く絶妙です。
黒髪:「おじいさんは、山へ芝刈りに。いえ、さえずり収集に出かけました」。山歩きしたくなります。
楽が鬼:天気もよいので山に来てみたが、さして収穫もなかったけれど、せめて鳥の囀りを土産に帰ろうか。囀りを荷籠にほうりこむ・・・粋な大人のセンスに乾杯。
小酔:空の荷籠には何でも入るけど、囀りとは粋なもんだ。
阿美土:空の荷籠に放り込む、なんて美しい言葉なのでしょう。
孤風:日々の糧を得るため汲々とする拙には遠い心境なり
与作:今から山菜採りに出かけるところかな。
三丁目:やや手荒いが、囀で籠を一杯にする贅沢。

敢闘賞

敢闘賞:3
得点:16
累積:25
合計:44

緑地:ずいぶん迷いながら今に至ります。長い遠足だなぁ。視点に脱帽
小酔:遠足に行ったまま帰らない人が多いような気がする。「今がある」が効いている。
酔象:なにげに読んでみたのだが、なにやら凄みを感じる句であった
風花:少年のまま大人になったような感じ?
鷹目:なまじ帰ってきたからこの体たらくかと自問してしまいます。
黒子坊:現在の大物ぶりを感じます。
黒髪:面白いです。どこからいらしたのですか?いつか 帰ることはあるのでしょうか。

○○○勝ち越し○○○

得点:15
累積:116
合計:131

与作:水の旨さに遠足のすがすがしさをもっていったのがいいですね。
日曜生:みんなで見たこと、一人で感じたこと。遠足で初めて知ったことは、ちょっと野生的で、心に強い種を蒔くのでしょう。水が甘いのは、体が研ぎ澄まされた時。きらきらきれいな湧き水見つけたんでしょうね。
酔魚:生水飲んじゃいけませんってママに言われてペット ボトル抱えてる子にはわからんでしょう。
冬樹:なるほどなるほど、と思わず頷きたくなる、その着眼点に心引かれました。が、「や」「なり」と二度切るのはあまり得策ではないかもしれませんね。
三丁目:「水の甘さを知る」でいただきました。遠足はこうありたいもの。
土羊:水筒の水の不思議な甘さが蘇ってきました。
酔象:美しい絵に描いたような遠足の一日である
珍念:子供ってのは大人と違って素直に喉が渇けば水道から水を飲みますからね。天然水だの硬水軟水だの、本当に味分かってんのかってーの。
木古里:なんでもないただの水の美味しさが分かるのって贅沢なんでしょうか。

得点:15
累積:477
合計:492

笑い猫:子供の頃、輪ゴムクリップ弾でよくオナガを狙い撃ったものですが、最近、雑木林が減ったせいか都内では見かけなくなりましたね。山鳩や道行くオバサンもよく狙いました。
舟酔:情景が強く浮かびます。
風花:平和な場景に一石投じる。
鷹目:清々しいほどのヒマさを感じました。
酔象:なんなのだろう、この空虚感にひっかかった
蠱冬:悪戯坊主たちのにぎやかな声が聞こえてきそうです。

得点:14
累積:-28
合計:-14

蠱冬:山間に響く子供の声が聞こえてきそうな、素直な句だと思います。
はじめ:春という初々しさを感じました
阿美土:子供たちの歓声が晴天の自然の中に聞こえます。爽快感いっぱいです。
土羊:シンプルにまとまっていて好感。
夏草:中句と下句に〈あ〉音を多用したことで情景全体が溌溂、リズミカルなものとなり遠足の気分が身体に伝わってくるようです。
楽が鬼:緑色づき大きく膨れあがっている山にやって来たバスから、色とりどりの服装の遠足の子どもたちが、賑やかに降りてくる。ワッ〜と景色が浮かび上がり気持ちがよい。
佳:生きいきとした力がみなぎる情景です。遠足らしい遠足です。

得点:13
累積:58
合計:71

日曜生:きれいな空気にすっかり満たされた、山で目覚めた人の言葉でしょう。情景とともに、その生き生きとした心身の喜びを思います。朝もやが消えてゆき、澄んだ囀りが面白いように増えていく。キャンプ行きたくなりました。
土羊:時系列の自然が感じられて素晴らしい。
孤風:岐阜の山中では鶯でした。
木古里:朝方に鳥が鳴きだす瞬間ってあるんですよね。
利 根ノ雫:静かな山で暮らしていると起きろと聞こえてくるのかな
風花:清々しい春の朝の様子が伝わる。
緑地:きりっとした空気を吸い込んでいるようです。

得点:10
累積:153
合計:163

冬樹:一読平明。が、私には何故かこの老夫婦、寡黙に人生を送ってきた方々のように思えてなりません。果たしてどちらなのか作者に伺ってみたいところですが・・佳句。
珍念:静かな中に暖かみを感じます。
小紫:老人とほのぼのがいいですね
小石川:そうそう、そうだったね、と素直な描写にホッとする句です。

得点:10
累積:95
合計:105

蠱冬:この時期の鳥の囀りって、会話しているみたいで、聞き飽きませんよね。
舟酔:ちょっと幸せ。ちょっと哀しい。
はじめ:こういう生活をしたいものです
与作:新緑の季節、小鳥たちの囀りは一日中聞いていても飽きないですね。
佳:これは理想ですね。晴れた日に青葉の木陰で、きれいな囀りを日がな一日聞きたいですね。

得点:8
累積:219
合計:227

小石川:浮き立つ気持に身を任せたあの時間。ゾクッとするほどの背中に残る身体感覚ですよね。
天布留:リュックの中で、おやつとおしくらまんじゅうですね。
笑い猫:遠足の子供にとって、潰れた握り飯ほど悲しいものはありません。大人になって一番悲しかったのは、買ったばかりの一升瓶(純米吟醸酒)を道路に落として割ったことです。

得点:8
累積:359
合計:367

利 根ノ雫:最初は緊張して歩くんだけど帰りはふざけてばかりでした
小石川:スッと情景が広がってゆきます。水戸のご老候も現れ出でるかな。
素松:行きより帰り道のほうが楽しかった気がします。
値札:遠足の行きも帰りもびしっとしていたら気持ち悪いです
酔魚:よく見る光景、その通りです。

得点:8
累積:257
合計:265

黒髪:そうそう、影を見ながら歩きました。晴れの日は、いつも影法師と一緒ですね。曇りの日、相棒はいったいどこにいるのだろう。
小紫:遠足の列とぞろぞろする影が面白いです
天布留:かわいい影法師が、たくさん見えてきて楽しい。
小酔:付いてきた影法師は誰だろうか、何だろうか。大人になると消えてしまう
夏草:〈くるくる〉と語を重ねた一点に○です。〈ついて〉と〈影法師〉を合わせるとサスペンスのムードが出てきますね。
素松:リズム感があり何回も読んでしまいました。  

得点:7
累積:182
合計:189

酔魚:安息日に囀りで目覚める、あとは朝湯朝酒。佳き日 なり。
楽が鬼:鳥も囀る爽やかな安息日。前日、強かに酒を浴びた重い頭と体で匍匐前進、蒲団から這いずりだしたのだ。これ下戸には解らぬ酒飲みの良句。寒さからではないのだ。
値札:安息日は肩から這い出すか、脇から這い出すでしょう

得点:5
累積:445
合計:450

三丁目:どこかの庭でそっと囀っているのでしょう。
幻灯齋:御年87歳で鎌倉に在住とか。囀が原節子と妙に響きあっているように思います。

●●●大関負け越し●●●

得点:3
降格:10+4
累積:602
合計:588

値札:キューピーと囀りの組み合わせがいい

得点:4
降格:10+3累積:362
合計:349

黒子坊:話しても話さなくても厄介な状況ですよね。
笑い猫:「恋」ではなく「こひ」ならば、銀座「白ばら」のKちゃん、Sちゃんにこの句を捧げたい。トホホ・・・ 西永福「熱帯夜」(ガールズバー)のMちゃんにも・・・「故意」です。

●●●負け越し●●●

得点:3
降格:3+2
累積:138
合計:133

天布留:フィットンチッドで、元気になりますね。
日曜生:少し逞しくなって、美味しい空気を纏って、早い日焼けをして帰ってきた子供。親も嬉しいものでしょうね。「樹々の息吹き」は、何だか合唱曲の歌詞にありそうで、青い感じが良いです。

得点:2
降格:2+3
累積:85
合計:80

珍念:烏合とはいったいどの集団のことなんだろうか……。

得点:2
降格:5+3
累積:505
合計:467

はじめ:オバサン達は、見るためにでも歩くためでもなくシャベルための遠足ですね。
鷹目:しかも大人は集団行動が苦手ですし。

得点:2
降格
:1+3
累積:16
合計:12

冬樹:非常に解ります。私は遠足の日にしかチョコレートを買ってもらえませんでした。
幻灯齋:中7がまどろっこしいのですが、その通りです。駄菓子じゃない、メーカー品のキャラメルやガムを買ってもらいました。作者の遠足の一番の思い出ではないかと思いいただきました。

得点:1
降格:3+4

累積:243
合計:236

小紫:3日前と言わずに酔ってしまいますよね。

得点:1
降格:2+4
累積:176
合計:170

黒子坊:フーガを囀るのは何鳥なのでしょうか。

得点:0
降格:3+5
累積:135
合計:127

得点:0
降格:1+5
累積:40
合計:34

得点:0
降格:5
累積:20
合計:15

得点:0
降格:5
累積:-1
合計:-6


得点:
累積:137
合計:

届け出休場

得点:
累積:99
合計:

届け出休場

得点:0
累積:188
合計:

届出休場

降格:10
累積:221
合計:211

無断休場

降格:10
累積:17
合計:7

無断休場

降格:10
累積:50
合計:40

無断休場


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