1981〜1986
2002.12.13（fri）鈴木邦男くん提供（綺譚倶楽部来店入手）
高知の友人上野くんからのメール
02.12.5
高知に居を定めた小生が、東京時代の拠点だった『鈍我楽』を彷彿とさせる店を捜し求めて、ようやく発見した店でした。オーナー兼マスターは、高橋豊という、小生と全く同年齢の男で（同世代の連中が来るだろう、という思惑で店名を『ゴジラ』にした由）、以来ほとんど毎日通い詰め、秋山や池田、吉成はもちろん、橋村・石井の両先輩を始め、高知を訪れた邦男君、伸一君、宮代君などなど、全員が盛大に飲み、談じ、爆ぜ、呆けた、という、小生たちにとっての伝説の店なのです。 営業していた期間は１９８１年から１９８６年までの僅か５年間でしたが、その思い出は濃密で、今となっては恩寵のような日々だった心地さえします。（旧『鈍我楽』より少し狭いぐらいの店内でしたが、マスターに頼んで作って貰った旧『鈍我楽』の＜カリカリ・ベーコン＞が、いつしか『ゴジラ』の定番メニューになったのも今では懐かしい思い出です） ＪＡＺＺレコードのコレクションは約１，０００枚、トイレの横にモンクの写真が掛かっていました。ＪＡＺＺのライブ演奏も３回ほどしました。
02.12.15
旧「ゴジラ」のオーナー兼マスター高橋氏から下記のデータが届きました。
「オーディオのラインナップを教えてくれ」と言ったら、「たいしたもんじゃなかったき、恥ずかしいぜよ」と躊躇う様子でしたが、やはり嬉しかったのだと思います（特にスピーカーは呆れるほど巨大なもので、ビルの屋上で作製していた時、「高橋、これは土木工事か？」と思わず洩らした思い出があります）。
ごじら
オーディオラインナップ
プレヤー：TT-81＋FR-64＋STANTON 681EEE 自作刳りぬき台
アンプ：自作KT−88PP LUXCL-32
スピーカー：JBL 2220×2、JBL LE-85、JBL 2325
JBL 075、自作バスウルトラフレックスエンクロージャー
カセットデッキ： NAKAMICHI DRAGON