現役閉店 ジャズ屋ではない
当方の記憶違いがありましたら御免なさい・・・指摘して下さい
ジャズ喫茶マッチの旅
長崎編
ジャズ喫茶 マイルスで、♯&♭の演奏で民謡ソーラン節をジャズで聴いた・・・
不覚にも感動してしまったのだ・・・


参考資料:スイングジャーナル/ジャズ批評社「ジャズ批評」
「ジャズ日本列島」年度別ジャズ喫茶各県の紹介数
47年<5>/55年<11>/61年<6>/70年<9>

bunbun
(昭和49年開店)

長崎市浜町

COMBO

長崎市新大工町

EASEL
(昭和47年開店)

佐世保市戸尾町

fanfan

長崎市

flowerchild

長崎市築町

るるむ

????

jazz MILES

長崎市築町この店はMILESの新しい店舗だったような?

喫茶 MILES

下と同じ店舗で隣接した喫茶店。

J

長崎市寄合町

jazz in MILES

長崎市浜町九州一の評判だったジャズ喫茶で鍛冶屋町のマイルスから、移転した2代目店主によって移転した。地元の放送局にジャズ番組を持っていた。
’68年夏・・・確かこの店は町のせせらぎの畔にあって、石の小橋を渡って店に入った記憶がある。リスニングルームが右側の部屋にあった。そこは広い部屋で奥に長く、みなスピーカーの方に向いて座っていた。習い性で、まずブラインドホールドを楽しむ・・・。ところが曲が変わって聞いたような曲が流れ出し、見る見るうちにその曲が部屋いっぱいに日本情調を醸し出してきた。そうだ・・・この曲は雅楽の曲だ・・越天楽だ、尺八の音が切なげに旅先の若者の胸を締め付ける。曲目が奴さん、ソーラン節と立て続けに流れてきたときにはもう堪らなくなってしまった。今まで閉じていた目を開けジャケットを見に行く。「♯&♭ ニューポート’61」これがタイトルで、原信夫と♯&♭がニューポート初出演した時のアルバムだ。この時尺八の山本邦山を初めて知った。町に飛び出しレコード屋を探し飛び込み探したが、当時の事そうそうジャズのレコードが簡単に買えるわけがない。そんなわけで、コノレコードは東京に帰り手に入れた・・・。店で早速かけてみたらあの感動は何処へやら、旅先の食い物はやはりその土地でだなと、うるさ型の客達に総スカンを喰ってしまった。ところが今聴いてみると結構良いのだ。

moonshine

長崎市銅座町



ジャズ批評 47年「ジャズ日本列島」

長崎市:マイルス(昭和62年)、新大工町:ブラック(マイルスの支店)、コンボ、田上町バス停前:しいの実(昭和49年)/佐世保市松浦町:ダウンビートが紹介されている。

ジャズ批評 55年「ジャズ日本列島」

長崎市片淵町:キティ・ハウス(昭和51年)、浜口町:けやき、新大工町:コンボ、田上町バス停前:椎の実、樺島町:スウィング、浜町:bunbun、築町:マイルス、フラワーチャイルド、目覚町:モンゴメリー、東出町:ユリイカ、佐世保市戸尾町:イーゼルが紹介されている。

ジャズ批評 61年「ジャズ日本列島」

長崎市万町:FAN FAN(昭和49年)、片淵町:キティ・ハウス、浜口町:けやき、築町:マイルス、銅座町:ムーンシャイン/佐世保市戸尾町:イーゼル(昭和47年)が紹介されている。

ジャズ批評´95年「ジャズ日本列島」

70年「ジャズ日本列島」になると、他県の圧倒的なジャズ屋の減少に比べグ〜ンと増えてくるといった不思議な現象が起きている。長崎市キティ・ハウス、FAN FAN、新たに銅座町:ムーンシャイン、万屋町:cafe BLUE NOTE、鍛冶屋町:GOODY-GOODY、浜町:JOY、新地町:ピアノバーCHITOが登場している。佐世保のイーゼルはビシッと本線を全うをしているようだ。